おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第19・4160

2011-03-13 | 万葉集巻19
【  天地( あめつち )の  遠( とほ )き初めよ  世の中は  常( つね )なきものと  語り継( つ )ぎ  流らへ来( きた )れ  天( あま )の原( はら )  振( ふ )り放( さ )け見れば  照る月も  満ち欠( か )けしけり  あしひきの  山の木末( こぬれ )も  春されば  花咲きにほひ  秋付( づ )けば  露霜負( つゆしもお )ひて  風交( ま )じり . . . 本文を読む

万葉集巻第19・4272

2010-11-02 | 万葉集巻19
【  天地( あめつち )に  足( た )らはし照りて  我が大君( おほきみ )  敷きませばかも  楽しき小里( をさと )  】           大伴家持               天地の       すみずみまで  太陽さまの ょぅに    あかるく         照らされます                          おそれおおぃ                 . . . 本文を読む

万葉集巻第19・4163

2010-10-29 | 万葉集巻19
【   妹が袖  我枕( われまくら )かむ  川の瀬に  霧( きり )立ち渡れ  さ夜更( よふ )けぬとに   】                                                     大伴家持     いとしぃぁたさまの      ぉ袖を                                すき            . . . 本文を読む

万葉集巻第19・4273

2010-10-20 | 万葉集巻19
【  天地と  相栄( あひさか )えむと  大宮( おほみや )を 仕( つか )へ祀れば  貴( たふと )く嬉( うれ )しき 】                大納言巨勢朝臣( だいなごんこせのあそみ )                               天地と   ともに              末永く                 ぉ栄ぇ              . . . 本文を読む

万葉集巻第19・4151

2009-12-21 | 万葉集巻19
【   今日の為と  思ひて標(し)めし  あしひきの  峯(を)の上(へ)の桜  かく咲きにけり   】                              大伴家持                            今日の                               宴のために    前から  目をつけていました    桜ですけれど          . . . 本文を読む

万葉集巻第19・4152

2009-12-20 | 万葉集巻19
【 奥山の 八っ峰の椿 つばらかに 今日は 暮らさね ますらをの伴(とも)】   大伴家持 奥山の 峰に咲く 椿を存分に 今日は 心ゆかれるまで 楽しんで下さい 立派な 殿方たち。。 750年の旧暦の3月3日に詠まれました歌で。。 その日 越中の国守館で。。 上巳(じょうし)の宴が、行われました時の歌です。。 宴に参加された 男性に【国司】だった【大伴家持】さまが、 . . . 本文を読む

万葉集巻第19・4165

2009-12-03 | 万葉集巻19
【 ますらをは 名をし立つべし 後のよに 聞き継ぐ人も 語りつぐがね 】   大伴家持 男性は 世の中の お役にたつことをして 名を立てるのですよ 後の人々が 聞かれても 語り継いで下さるようにね。。 。 。 この歌は 万葉集巻第19・4164で歌われました 長歌のあとにある 【反歌】ですね。。 大伴家持さまは ご【名家】の お生まれでしたが . . . 本文を読む

万葉集巻第19・4140

2009-11-22 | 万葉集巻19
【わが園の 李(すもも)の花か 庭にふる はだれの いまだ 残りたるかも】   大伴家持 すももの 花が お庭に 散っているのでしょうか。。。 それとも 春の薄雪が まだ 残っているのかもね。 なんとも かわいらしい。。 大伴家持さんは 【29才】のときに。。 746年6月から751年の8月までの【5年間】 越中の国守として、四季折々に、美しくかわる、自然に恵まれた 【高岡伏木】に . . . 本文を読む

万葉集巻第19・4284

2009-11-19 | 万葉集巻19
【新(あらた)しき 年の初めに 思ふどち い群れて居れば 嬉しくもあるか】 大膳大夫(だいぜんのだいぶ) 道祖王(ふなどのおほきみ) 新年に 気の合う 仲間たちと 集まってると うれしいですね 道祖王さんは、756年聖武上皇の【遺言】で皇太子に、なられた方で、聖武上皇に愛された、お人柄が、この歌から、伝わってきますね。。 。  。  。 皇太子になってから。。 権力争いに巻き込まれてゆかれ . . . 本文を読む

万葉集巻第19・4291

2009-11-04 | 万葉集巻19
【わが屋戸(やど)の いささ群竹(むらたけ) 吹く風の 音のかそけき この夕べかも】  大伴家持 私の家の ささやかな竹林を 風が 吹き抜けて 竹の葉っぱを さやさやそよそよと そよがせて。。 その音色が いかにも かすかな 今日の夕べでしょうか。 万葉集に竹を読み込んだ歌は18首です。 それらの【竹】は、中国から渡来したもので、万葉の人たちの目の中に入った【竹】の種類はなんだったの . . . 本文を読む

万葉集巻第19・4259

2009-10-17 | 万葉集巻19
【  十月(かむなつき)  しぐれの常か  わが背子が  やどのもみち葉  散りぬべく見ゆ  】                              大伴家持    十月の 時雨の   習いでしょうか         すき                          ぃとしぃぁなたさまの                         お庭の                 . . . 本文を読む

万葉集巻第19・4255

2009-10-16 | 万葉集巻19
【  秋の花  種(くさぐさ)あれど  色ごとに  見(め)し明(あき)らむる  今日の貴さ  】                                 大伴家持    秋の 花は    色とりどりですね            すき                 それぞれを                              ご覧になって                 . . . 本文を読む

万葉集巻第19・4139

2009-10-09 | 万葉集巻19
【春 苑 紅 尓 保 布 桃 花 下 照 道 尓 出 女感 嬬 】 【  春の苑( その )  紅( くれない )にほふ  桃の花  下照( したで )る道に  出( い )で立つ娘子( をとめ )  】                                  大伴家持  はるのその くれない   にほふ    もものはな                           . . . 本文を読む

万葉集巻第19・4164

2009-10-06 | 万葉集巻19
 【  ちちの実の  父の命( みこと )  ははいそ葉( ば )の  母の命( みこと )  凡( おほ )ろかに  心尽( つ )くして  思ふらむ  その子なれやも  ますらをや  空( むな )しくあるべき  梓弓(あづさゆみ) 末( すえ )振り起( お )こし  投矢( なげや )持ち  千尋( ちひろ )射渡( いわた )し   剣大刀( つるぎたち ) 腰に取り . . . 本文を読む