森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

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【ドイツ】ドイツのあれこれ2…クラウゼヴィッ「戦争論」、日本へも影響!

2018-05-12 12:44:16 | ドイツ;政治、経済/投資、文化、歴史、美術…

人類の宿痾(しゅくあ)=「前々からかかっていて,治らない病気。」か
今も世界のどこがで戦争、紛争が絶えません。
 戦争を初めて、客観的に分析したのが、当時プロイセンと呼ばれていた
ドイツの"クラウゼヴィッ"とその大作"戦争論"です。

 当時の強国は勿論、明治の日本にも多きな影響を与えました。今、キナ臭い
戦争・紛争の時代に読み返すべき古典の一つだと思います。
 古典や歴史の教訓は、混迷、分裂する現代への指針に必ずなると思います。
 主にwikipediaからの要約からですが、是非、"クラウゼヴィッ"と"戦争論"は、
サイトで詳しく読んで頂きたいと思います。

 ① クラウゼヴィッ
  (1)カール・フィーリプ・ゴットリープ・フォン・クラウゼヴィッツ(独: Carl Philipp Gottlieb von Clausewitz (Claußwitz)、1780年7月1日[2] - 1831年11月16日)は、プロイセン王国の軍人で軍事学者である。

ナポレオン戦争にプロイセン軍の将校として参加しており、シャルンホルスト将軍およびグナイゼナウ将軍に師事。戦後は研究と著述に専念したが、彼の死後1832年に発表された『戦争論』で、戦略、戦闘、戦術の研究領域において重要な業績を示した。
特記すべき業績としては絶対的戦争、政治的交渉の延長としての戦争概念、摩擦、戦場の霧、重心、軍事的天才、防御の優位性、攻勢極限点、勝敗分岐点などがある。


(2)1806年10月14日にプロイセン軍はイエナの戦いとアウエルシュタットの戦いでフランス軍に壊滅的な打撃を受ける。クラウゼヴィッツの大隊もこの戦闘に参加しており、アウエルシュタットでホーエンローエ軍の退却に巻き込まれて退却を行った。ホーエンローエ公は4万の兵力を保持していたもののフランス軍の追跡により包囲され、解囲を試みずに降伏した。

しかしクラウゼヴィッツが所属していた近衛大隊だけは降伏を拒否してバルト海沿岸を志向して解囲を試みている。両軍の騎兵部隊が交戦していたブレンツラウの町を避けながら北進中、町近郊のウッカー河でフランス軍の騎兵部隊と接触し、防御戦闘を繰り返しながら河岸の湿地帯を移動したが、沼地によって部隊が完全に行動不能になったため、ここで指揮官アウグストは降伏した。

1806年12月にアウグストとともにクラウゼヴィッツはフランス北東部のナンシーに捕虜として抑留されたが、それほど厳しい抑留ではなかったためにフランス語の学習とパリの見学、また著述活動を行うことができた。


(3)クラウゼヴィッツはバーレン将軍の下で3週間ほど参謀勤務につき、第1騎兵軍団長ウヴァロフ将軍の参謀次長として兵站を担当した。ロシア軍はボロジノの戦いに敗北してからモスクワに退却し、また9月14日にはモスクワを焼き捨ててカルーガへと後退した。

フランス軍はこの焦土作戦により弱体化し、10月24日にモスクワでロシアからの撤退を決断した。冬の到来が例年よりも早かったことや、後方連絡線が遮断されたこともあって、フランス軍では被服や食糧が欠乏状態にあった。

そのために44万名の兵力で侵攻したフランス軍は数千名にまで減っていた。ナポレオンは12月5日に指揮権をミューラー元帥にわたしてパリへと帰還した。

以上は 、クラウゼヴィッツの人生の前半です。

【自然災害】 桜島の現在の状況は?

2018-05-12 10:34:06 | 日本;自然災害、火山 被害状況…

桜島 2011年7月10日 気象庁撮影

 ハワイ・キラウエア火山については、調べてみました。
では、桜島はどのような状況でしょうか?

① 桜島
  373桜島 桜島の噴火 場面一覧 | 南日本新聞 | 373news.com(情報元)
https://373news.com/_sakurajima/funka/
  『桜島ライブカメラの撮影写真の中から、桜島が噴火した時間帯の写真をピックアップして掲載しています。噴火の時間帯や気象条件等によっては、桜島を確認できない場合があります。
 画像をクリックすると、爆発・噴火の場面を自動再生します。』

 ② 気象庁
   (1)最新の警報・予報の発表状況(九州地方)
噴火警報・予報
火山名 発表日時

火口周辺警報 噴火警戒レベル3(入山規制) 霧島山(新燃岳) 平成30年 3月15日11時00分
火口周辺警報 噴火警戒レベル3(入山規制) 桜島 平成28年 2月 5日19時13分
火口周辺警報 噴火警戒レベル2(火口周辺規制) 霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺) 平成30年 5月 1日14時00分
火口周辺警報 噴火警戒レベル2(火口周辺規制) 口永良部島 平成30年 4月18日11時00分
火口周辺警報 噴火警戒レベル2(火口周辺規制) 諏訪之瀬島 平成19年12月 1日10時06分
噴火予報:警報解除 噴火警戒レベル1(活火山であることに留意) 薩摩硫黄島 平成30年 4月27日14時00分

(2) 概要

 『桜島は姶良(あいら)カルデラ(南北17 km、東西23 km)の南縁部に生じた安山岩~デイサイトの成層火山で、北岳、中岳、南岳の3峰と  権現山、鍋山、引ノ平などの側火山からなり、人口が密集する鹿児島市の市街地に近接している。

有史以降の山頂噴火は南岳に限られるが、山腹や付近の海底からも噴火している。 「天平宝字」「文明」「安永」「大正」の噴火はすべて山腹噴火でありプリニー式噴火で始まり、火砕流の発生、多量の溶岩の流出と推移した。 「昭和」噴火も山頂火口そばの斜面で発生し、溶岩を流出した。 1914年(大正3年)の噴火前、桜島は鹿児島湾内の火山島であったが、大正噴火で流出した溶岩により大隅半島と陸続きになった。

  現在は東西12.2 km、南北9.5 km、周囲52 kmの不規則な楕円形の小半島となっている。 南岳山頂火口は1955年(昭和30年)10月の爆発以来今日まで長期間にわたって活発な噴火活動を続けており、噴出物(火山ガス・火山灰・火山礫・噴石など)や 爆発時の空振、また、二次災害としての土石流などにより各方面に被害を及ぼしている。

南岳の東山腹8合目に位置する昭和火口は、2006(平成18)年6月に58年ぶりとなる噴火活動を再開し、2008年以降活発な噴火活動が継続している。 南岳山頂火口及び昭和火口から2 km以内は立ち入り禁止となっている。安山岩~デイサイトのSiO2量は56.5~67.2 wt.% である

【自然災害】 キラウエア火山…5月12日の最新情報!

2018-05-12 10:00:20 | 海外震災状況(異常気象;ハリケーン、火山・地震・津波・感染症…)

自然災害は、どの国、どの人にとっても最悪なものです。それで、
噴火後の"キラウエア火山"の情報を調べてみました。やはり、現地
情報が大事なことが判ります。

 ①2018年5月 レイラニ・エステイトでの噴火 と ハレマウマウ火口の水蒸気爆発の可能性について…「Kilaea BIG ISLAND」より
 日本時間 2018/05/12 8:07 更新

『現在起こっているレイラニ・エステイトでの噴火に関しては、危険な地域は、ごく一部(プウオオ火口を含むイーストリフトゾーン)のみ。そもそも一般的な観光客は、あまり立ち寄らない場所です。

必要以上に恐れて旅行自体をキャンセルしたり、自粛する必要はありません。


レイラニ・エステイトでの噴火による旅行への影響

脅威的な噴火ですが、危険があるのは周辺住民のみ。コナ側(ハワイ島西側)、ヒロとも旅行者への影響はほぼありません。』


 ② 外務省 海外安全ホームページ
   『情報種別:海外安全情報(スポット情報)

本情報は2018年05月12日(日本時間)現在有効です。

米国:ハワイ島キラウエア火山の噴火に伴う注意喚起(その2)

2018年05月11日


【ポイント】
●5月3日に噴火したハワイ島キラウエア火山の噴火活動は現在も続いており,ハワイ火山観測所や米国地質調査所の科学者は,蒸気爆発が発生する可能性があるとして警戒を呼びかけています。
●避難地域では溶岩が流れ出たり,有害なガスが検出されていますので,現地関係当局の指示に従って行動する必要があります。
●観光当局は,コナ空港やヒロ空港は通常どおり開港され,避難地域など一部を除き,観光や出張への影響はないとしていますが,周辺地域の住民の方やご旅行を予定されている方は最新情報の入手に努め,安全確保に十分注意を払ってください。

【内容】
1 5月3日,ハワイ島キラウエア火山が噴火したことを受け,ハワイ州知事が火山活発化地域に非常事態宣言を発出しました。

2 ハワイ郡市民防衛局によれば,キラウエア火山の噴火活動は現在も続いており,溶岩が噴出する亀裂は15か所に及び,36の家屋が倒壊するなどの被害が発生しています。

3 また現地では,ハワイ火山観測所(HVO)及び米国地質調査所(USGC)の科学者が,確証はないとしつつも,蒸気爆発が近いうちに発生する可能性があるとして警戒を呼びかけている旨報じられています。蒸気爆発が発生すると,大きな噴石が広域に飛散したり,火山性スモッグが発生し,酸性雨をもたらしたりする可能性があります。

4 現在,PahoaとKeaauの2つのコミュニティーセンターに避難所が設置されています。避難地域であるLeilani Estatesの住民は,条件が許せば一時帰宅が許される一方,Lanipuna Gardensの住民は,有害な火山ガスのため現在でも入域が許されていません。

5 Pahoaにおいてはインフォメーション・センター(RIAC)が開設されており,避難地域の住民など今回の噴火で被害を受けた方の相談に応じています。
(場所:Sacred Hearts Church,平日9時~15時)

6 ハワイ州観光局によれば,キラウエア火山から溶岩が流出しているのは,ハワイ島東海岸のプナ地区の一部エリアであり,コナ空港(日本からの直行便あり)やヒロ空港は通常どおり開港され,観光や出張への影響はないとしています。
https://www.allhawaii.jp/htjnews/3009/

7 周辺地域の住民の方やご旅行を予定されている方は以下の関係機関をはじめ,テレビ・ラジオ・ネット等から最新情報の入手に努め,安全確保に十分注意を払ってください。』

  なお、詳しい情報は各々のサイトで見て下さい。