(日経平均先物)
現在値 21,640.00↓ (19/04/11 05:30)
前日比 -60.00 (-0.28%) 👀
高値 21,730.00 (16:44) 始値 21,710.00 (16:30)
安値 21,600.00 (02:14) 前日終値 21,700.00 (19/04/10)

① ""あさイチ情報、<相場の読み筋>""
<相場の読み筋>
4月11日更新 : 19/4/11 8:10(更新予定時間:8:30頃)
10日の米国株式は、NYダウが前日比6.58ドル高の2万6157.16ドルと3日ぶりに小反発、ナスダック総合指数が同54.966ポイント高の7964.244ポイントと反発して取引を終了した。出来高概算はニューヨーク市場が7億4428万株、ナスダック市場が23億673万株だった。
手掛かり材料難で、米欧による貿易摩擦の激化も警戒されるなか、3月FOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨で、参加者が利上げを忍耐強く判断するとしたことから、利上げへの懸念が後退した。3月米消費者物価指数で、エネルギーと食料品を除いたコア指数が前月比0.1%増となり、市場予想平均の同0.2%増に届かなかったが、反応は限られた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数では、アップルやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトなどが堅調で、同指数の上昇を支えた。
☁11日の東京株式は、弱含みの展開となりそうだ。
現地10日の米国株式は反発したものの、手掛かり材料に乏しいなか、日本時間の午前10時30分には中国で3月消費者物価・生産者物価が発表される👀こともあり、上海株式の反応をみたいとして、模様眺めムードが広がりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半(10日終値は111円18-19銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の前半(同125円25-29銭)と小動き。対ドルでの円高の動きを警戒し、輸出関連銘柄は軟調な展開を強いられる場面も想定される。
10日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、東芝<6502.T>、三住トラスト<8309.T>などが、10日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所終値比55円安の2万1645円だった。
🌸<きょうの個別材料>
○プラス材料
パイプドHD<3919.T>―20年2月期の連結業績は大幅な増益を予想、配当は中間期9円(前期実績4円)、期末12円(同8円)の合計21円(同12円)を見込む
スタジオアタオ<3550.T>―インターネット売上高および各店舗売上高などの積上げを想定、20年2月期の連結業績は2ケタの増収増益を予想
●マイナス材料
日アビオ<6946.T>―19年3月期の連結業績予想を下方修正、営業損益はトントンから7000万円の赤字(前期は7億900万円の赤字)に
エスポア<3260.T>―19年2月の連結利益予想を引き下げ、期末一括配当予想を従来の5円から2円(前期実績5円)に減額
上記の材料はあくまでも相場の参考です。個々の銘柄の株価位置、あるいは相場の流れなどにより、その反応は不確定です。
🌸<きょうの狙い>コジマ=増額、19年8月期予想の単体営業利益は増益幅拡大、5期ぶり復配へ更新 : 19/4/11 8:10(更新予定時間:8:30頃)
コジマ<7513.T>が10日大引け後、19年8月期の単体業績予想を増額した。
営業利益は前期比48.3%増の63億円と増益幅を拡大させる。期初予想は同13.0%増の48億円だった。スマートフォンやゲーム機が好調で、パソコンほか、エアコンなどの季節商品の販売も予想を上回った。
期末一括配当は10円を実施する。14年8月以来、5期ぶりの復配となる。
なお、第2四半期(18年9月-19年2月)の単体営業利益は前年同期比76.7%増の23億8200万円だった。
10日の終値は前日比16円安の569円。
🌸<ダイジェスト>
三井物産、中国で3件の分散型太陽光発電事業に出資参画更新 : 19/4/11 7:30
三井物産<8031.T>は10日、中国の民間太陽光発電事業会社である南京夸陽智能科技(江蘇省)と共同で設立したMit-Kuasolar New Energy(MIT-KUA社)を通じ、中国で3件の分散型太陽光発電事業に出資参画すると発表した。
今回参画する3案件はそれぞれ広東省・山東省・浙江省に位置し、MIT-KUA社が中国EC大手のJD.comが使用する物流倉庫と、ドイツ資本スーパーMetroの店舗屋上スペースを活用して太陽光発電パネルを設置し、建物の使用者および電力会社に対して電力を販売するもの。MIT-KUA社への出資比率は80%、出資額は約11億円を予定している。
10日終値は、前日比23円安の1751.5円。
丸紅、米出資会社がコニカミノルタとAIを応用した胸部単純X線用医用画像診断システムを開発へ更新 : 19/4/11 7:31
丸紅<8002.T>は10日、同社が出資する米Enlitic社とコニカミノルタ<4902.T>が、AI(人工知能)を応用した胸部単純X線用医用画像診断システムの共同開発契約を締結したと発表した。
同社では、今回の共同開発で、Enlitic社の技術力とコニカミノルの持つ商品開発力を融合し、プライマリケアや検診をサポートするAIの開発を加速させる。専門医のスキルを学習したAIをプライマリケアに活用することで、患者、診療放射線技師、医師の負担を減らすことが可能になるとしている。プライマリケアとは、身近にあって、何でも相談にのってくれる総合的な医療のこと。
10日終値は、丸紅が前日比10.5円安の788.9円、コニカミノルタが同8円安の1128円。
昭電工、日本IBMと共同で「特許読解支援システム」を構築更新 : 19/4/11 7:32
昭和電工<4004.T>は10日、日本IBMと共同で、特許情報の効果的かつ効率的なスクリーニングを支援する「特許読解支援システム」を構築し、7月から運用を開始すると発表した。
今回構築した「特許読解支援システム」は、文書情報を統合的・横断的に収集し、高度な分類・分析が可能なコグニティブ・テクノロジー「IBM Watson Explorer」を採用。同ツールが有するテキスト解析・探索機能、文書関連付け機能、特許に特化したアイデア抽出機能を利用することで、効率的な特許情報の読解を支援するという。
10日終値は、前日比65円安の4135円。
大日印、汎用性と高い耐久性を兼ね備えたインクリボンの新シリーズを立ち上げ更新 : 19/4/11 7:33
大日本印刷<7912.T>は10日、各種ラベルや荷札(タグ)へのバーコード印字などに使われる溶融型熱転写のインクリボンのラインナップに、レジン(樹脂)を主成分とし、多種の素材に対応する汎用性と高い耐久性を兼ね備えたVシリーズを立ち上げ、シリーズ最初の製品として「V300」を4月中旬から順次、日本国内及びグローバルで発売すると発表した。
新製品の「V300」は、レジンタイプのインクリボンで一般的に用いられるPET(ポリエチレンテレフタラート)に加え、従来印字が困難だったPP(ポリプロピレン)や、コート紙などへの印字が可能という。また、アルコール成分や油分などにも高い耐久性を発揮するとしている。
10日終値は、前日比33円安の2648円。
大成温調が急伸、4.18%の自己株式を消却へ更新 : 19/4/11 7:34
大成温調<1904.T>が急伸。9日引け後に、30万株(消却前の発行済株式総数の4.18%)の自己株式の消却を決議したと発表。一株当たり株主価値向上への期待が寄せられた模様。消却予定日は19年4月26日。
10日終値は、前日比50円高の1546円。
明電舎、カーボンナノ系冷陰極X線管の製品化に成功、10月から販売を開始へ更新 : 19/4/11 7:35
明電舎<6508.T>は10日、カーボンナノ系冷陰極X線管の基礎研究・製品開発を14年から行なってきたが、製品化に成功し19年10月から販売を開始すると発表した。
新製品は、X線検査装置のX線を発生させる部品。現在使われている熱陰極X線管に比べ、小型・軽量・省電力になり、X線検査装置の小型・軽量化が可能になるという。今までのX線検査装置は大きく、重量があるため、用途が限られていたが、小型化によりプラント配管検査などインフラ分野への用途拡大が見込まれるほか、さらに駅やイベント会場などでの手荷物検査等への適用も期待されるという。
10日終値は、前日比6円安の1637円。
すかいらーく、戻り余地大きく年初来高値抜け目指す更新 : 19/4/11 7:36
すかいらーくホールディングス<3197.T>は戻り余地が大きく、継続した買いが期待できそうだ。
国内ファミレス大手。郊外出店を軸に、都市への出店も進めている。19年12月期予想の連結営業利益は前期比3.8%減の220億円。店舗への集客は良好で売上高は堅調な計画を立てているが、人件費などが利益を圧迫する。
もっとも、季節メニューの強化で客単価の向上を目指し、前期の新規出店も年間を通じて効いてくる。さらに、しゃぶしゃぶや、から揚げなど新業態店舗の出店強化も収益に貢献してくる。このため、期中に業績の上積みを実施する可能性を残す。
株価は、年初来高値(1848円、1月22日)抜けから一段高が期待される。
10日終値は、前日比1円高の1823円。
ハローズ、20年2月期も最高益更新の可能性高い、広島・岡山地盤の食品スーパー更新 : 19/4/11 7:37
ハローズ<2742.T>の反落場面は押し目買い好機となりそうだ。20年2月期も最高益更新の可能性高いためだ。
広島・岡山県を地盤に展開する食品スーパーで、24時間営業が主体。香川・愛媛・徳島・兵庫県にも出店している。19年2月期予想の単体経常利益は前期比2.1%増の50億円。創立60周年を記念した「お客様還元セール」を年間を通じて実施したことで既存店の集客増につなげている。
20年2月期は、記念セールの反動減も予想されるが、生活防衛企画を通じて、顧客リピート率の向上に力を注ぐ。昨年8月に新規出店した兵庫県の2店に加え、大改装した広島県の3店が通年で寄与してくる。
セルフレジの設置の推進、自動発注対象商品の拡大に伴う欠品対策など効率化効果が利益をサポート。連続最高益更新が期待される。
株価は、ジリ高トレンドが崩れておらず、年初来高値(2338円、1月7日)抜けが期待される。
10日終値は、前日比29円安の2262円。