(米ドル/円)
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
買・売 | 108.97-108.98↑(19/10/29 11:55) |
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前日比 | +0.03 (+0.03%) |
高値 | 109.06 (09:52) | 始値 | 108.94 (06:00) |
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安値 | 108.92 (06:03) | 前日終値 | 108.94 (19/10/28) |
① ""〔マーケットアイ〕外為:人民元は7.05元後半、基準値は2カ月ぶりの元高レベル””
2019/10/29 11:18
[東京 29日 ロイター] -
<11:10> 人民元は7.05元後半、基準値は2カ月ぶりの元高レベル
🐉 オンショア人民元は1ドル=7.0578元付近でやや元高方向に振れている。取引開始時点は7.0600元だった。
中国人民銀行が発表した対ドル基準値は1ドル=7.0617元と、8月26日以来約2カ月ぶりの元高水準となった。
🐯🐉 前日トランプ米大統領が、中国との通商協議について、予定よりかなり大きな合意に署名する可能性があると述べたことで、足元ではリスク回避ムードが後退している。
トランプ大統領は、合意は「第一段階」のものとの認識を示した上で、11月にチリで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で署名が計画されていると述べた。
米中対立を巡る市場の楽観的な見方を背景に、人民元は直近の安値7.1533元(10月9日)からじわじわと人民元高に動いている。
ただ、市場では第一段階の合意について厳しい見方も出ている。
「中国が通商協議で合意された事項の法制化を拒んでいることには変わりなく、米国は引き続き中国に圧力をかけていくことになるだろう。これは先のペンス副大統領のスピーチからも明らかだ」 (国内エコノミスト)という。
👤 ペンス副大統領は25日、米国は「中国の発展を阻止することは目指していない」とし、「中国指導部との建設的な関係を望んでいる」と強調したうえで、「長期にわたり米国民を利用してきた貿易慣行を終わらせ、新たに出直すこのまれなチャンスを捉える」よう中国に促した。 [nL3N2794OH]
<09:18> ドル2営業日連続「11銭レンジ」、海外ファンドも敬遠の膠着ぶり
💲¥ ドルは108.97円付近。一時109.02円まで強含んだ。
この日はスポット月末応当日に当たるため、3カ月ぶりの109円台では実需勢によるドルの手当て売りが予想されている。
日本銀行によると、東京市場のスポット・ドル/円の変動幅は25日に108.61―108.71円、前日は108.68―108.79円と2営業日連続11銭と極めて狭いレンジに収まった。
「ドル/円がこう着感を強める中、短期のデイトレーダーはドル/円(での取引)を諦め、株やビットコイン市場に流れているのではないか」 (FX会社)という。
11月に決算を控える米系ファンドなどは、通常年であれば決算前に損出の挽回を狙った荒っぽい売買に傾きがちで、相場もそうした動きを受けて値幅が拡大しやすい。
☁➡ しかし、今年のドル/円は流動性が低迷し値幅も狭いため、「下手に動くと抜け出せなくなり、損失をかえって拡大させやすい」 (前出のFX会社)。
このため積極的にドル/円での取引を手がける動きは見当たらず、ファンド勢にまで敬遠されるこう着ぶりとなっている。