じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

マッターホルン(会津の)

2014-10-11 19:44:45 | ツーリングと山と温泉

奥会津には マッターホルンがある



この角度からじゃ無いんだよなぁ~ 失敗です


只見線は先の水害から復旧していず 不通です


赤ペンキの通りに行かないと難儀します


矢印の他に赤ポッチがあって そこが足場でした


落ちたらやぁ~よ のトラバースもありました


風穴とありましたが 風は出ていませんでした


会津のマッターホルンって書いてあるんです


とても整備が良くてお助けロープ・鎖 完璧です


頂上直下 すっかり本気の岩山です


左は危険で怖いと 右をお勧めしていました

いや、会津のマッターホルンは「蒲生岳」と言う山でありまして、標高は僅かに828mと会津地方の山の中でも高い方ではありません。

では、何故に各方面にその名を轟かせているのかと言いますと・・・その容姿であります。
アレです・・・自分が撮った写真は位置が悪くて一番平坦に見える方角な訳でして、会津坂下から国道を走って来ると・・・おお、なんだあの山は?と、マッターホルンにそっくりで目を引く山容な訳であります。

さて、この山の特徴は・・・山高きが故に尊からず、を地で行く山でありまして、その手応えと言いますか歯応えと申しましょうか・・・まっ、ナンであれ登った楽しい山なのであります。

楽しい理由は・・・本格的っぽい岩場の連続でありまして、鎖場やお助けロープがあればこそ割りと楽に登れますけれども、それらの整備が無かったらシロートには手が出せない山であるかも、と言う感じな訳であります。

いや、現実的に、滑落と言うよりは転落に成るかもな、と言う場面がいくつか有りまして・・・そーですねぇ、宮城近辺の一般登山では一番ヤヴァイと言われる黒伏山・・・まっ、コレは山形県ですけれども・・・黒伏山と同等以上と思ってもらえば宜しいかと。

ちなみに、この前に登った八海山の八つ峰はこれより2ランク程危険度が上であろうと思いますんで、宮城近辺には同等クラスの山は無いです。

とは申しましても、標高が低いと言うのは登っては楽でありますし、標高差500mを1キロ程度で登ると言う事は・・・勾配は50%ですか? 一気に登っちまうんで直ぐに山頂に出ちまいます。

まっ、山頂からの眺めは素晴らしいんですけれども、結局見えるのは山また山でありまして、言っちまえば、代わり映えしませんね、と。

で、本来であれば只見線のディーゼルカーがオモチャのように走るのが見られる事で有名な山なんですけれども、今は先の水害で普通に成ったまま、駅舎は封鎖され、線路は寂びて草ボウボウであります。

ホントは浅草岳に登るはずだったんでありますが、雲行きが悪く小雨ポツポツと言う事で、ンじゃぁ軽く登れそうな蒲生岳にしたんですけれども・・・いや、ハッキリ言って私の負けでありました。

蒲生岳はとても印象強い山でありまして、山好きなら一度は登って損は無い・・・そんな山だと思いました、と。


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なんとなく切ない

2014-10-11 19:04:15 | 日記的雑談
なにおっ~半ジジイが切ないとか、そう言うのはダメだってかぃ?
ソーなんだよなぁ~ でも 秋って切なくなるよね・・・ねっ?

花が咲き 稔り そして朽ちる 詫びだよなぁ~ 寂びだよねぇ~

野良写真を撮って来て、幾つかの木の実やらを見て来たんだけれども、自分は、産まれここまで生きて来て、何か稔った物ってあっただろうか? なんて事を考えちまう訳であります。

木の実にさえ負けてるかもしれない我が身を思うと ああ 溜息ばかり であります。


見せしめなのか? それとも、安保理への義理立てなのか?
シリアへ戦争をしに行く準備とやらで捜索された人が居る
分かる気がするなぁ~ 自分の存在の確認 それ、分かる



誰も採らない渋柿がたわわに実ったが 忘れられて
このまま 熟れ過ぎて 腐って落ちる 鳥も喰い飽きた
時代だな 何時からだろう 忘れ去られたのは



もう誰も拾わなくなった栗
お前も忘れられた独りか?

泣くな 世間なんてそんな物だ



俺が口を開けてポカーンとしていたら
惚けていがると言われるんだが

アケビよ ぱっくり開いて鳥に喰われて本望か?



実る事に深い意味は無いと言うのか?
来年の為に種を落としていると言い切るのか?

そうか 朽ちて落ちてこそが本望なのか




いや、更年期障害ですかね? どうも今一金が無くて・・・もとい、体調が決まらなくて不安定です。

野良を散歩して来た訳なんですが、赤とんぼが逃げなくなって、晩秋宣言、と。
栗も殆ど落ち切って、アケビは口を開けたらヒヨドリに喰われちまって。

でもアケビの種はヒヨドリに何処かへ運んでもらう訳で目的達成なんですね。

実った物を見ると人間の都合で見ちまう訳なんですけれども、どの実も目的は種の保存・・・次の生を繋ぐ事だけ。

人間だけだよな・・・余計な面倒を考えなくちゃ生きて行けないのは。

ああ・・・今度は柿の実に生まれてみたい・・・そしてヒヨドリに突つかれる。


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八海山 登った が

2014-10-11 13:33:54 | ツーリングと山と温泉

越後の山は キツかった 八海山改め「厄介山」



10時過ぎ 八海山スキー場の駐車場は混んでいた


あの 一番高い所が山頂と 勝手に決めて見たが


西武がやってるロープウェー 往復で2000円


こんな感じで雪の無いスキー場を登って行く


出遅れは否めず アレが山頂と思い全力で急いだが


標高1500mも登らないと紅葉してなかった


おお、アレが頂上か 楽勝だったな(ここまで90分)


近寄ってみたら ロープ無くて落ちたら死ぬよ、と


修験道者が法螺貝吹いてやって来た(これホント)


お堂やら岩の祠で寝泊まりしながら山を巡るのか?


いや、全編こんな岩山なんですぜぇ~

八海山スキー場の駐車場に着いたのが10時15分・・・発車のベルが成りだした、が、登山靴も履いていないし間に合わず。
結局20分後の10時40分発に乗る事に・・・山頂まで7~8分、で、歩き始めは10時50分。

最初は軽い尾根道で走るように飛ばして時間を稼ぐ・・・ナンタって、ロープウェーの切符売りのオネェさんが、今から山頂なんて不可能と言い切ったんで、そう言う亊言われると燃えるんだけどなぁ~・・・と,密かに闘志をメラメラさせた訳です。

で、スンゲェなぁ~と思うのは人の多さであります。
ロープウェーで1000m越し間で上がっちまう気楽さからハイキングの人や、もう一段歩く気の無い、散策程度の人まで入り交じると、一度のゴンドラで40~50人が登って来る訳です。
20分間隔で運行されている訳ですが・・・西武は雪山シーズンよりも受かってるんじゃないのか? なんて下衆な勘ぐりを・・・。

で、登山道もそれなりに人が多く、私の山行では、今年一番の人と出会った山でありました。
ナンタって、老若男女といいますが、我が方の山には「老」しか居ないのに、越後の山には「若」がいる訳であります・・・しかも「女」がいる訳ですから・・・こりゃぁ迂闊に野糞は出来無い山であるな~と、少し気が滅入りました。

で、登り進みますと、ハシゴや鎖が出て来まして、山が岩山である事が分かった来た訳であります。

と、同時に、出掛けに地元民で子供の頃は八海山の荷物運びで生計を助けたと言う友人が・・・山小屋から先の八つ峰は行かない方が良いよ、と言うのが信憑性を帯びて来たなと思った訳であります。

さて、通常2時間20分と言われる9合目の小山間で1時間半で来まして・・・コレなら最終のゴンドラに間に合うな、と、先の方の岩場の・・・地元民に行くなよと言われた八つ峰に突入した訳であります。

で、ホンモノの山頂は一番奥の大日だけと言うんだそうでありますが・・・そこまで1時間過半で行けばマズマズと、この山に慣れている人からアドバイスを頂きまして・・・現在12時半・・・ギリギリだな、と、判断・・・しかし、退く事は知らないバカオヤジ・・・行く訳であります。

さて、結論から申しますと・・・八つ峰の6つ目、摩利支岳まで来た所で渋滞に嵌まっちまった訳です。

いや、7~8人のグループが2組先行しているんですが、特別遅い訳でもないんですけれども、鎖場の上り下りは独りずつな訳でして、時間を食う訳であります。

うーむ・・・これは厄介だな・・・ドーすっかなぁ~、と、思案の結果、鎖場や際どい岩場の多いルートで時間に余裕が無いと言うのは致命的・・・ミスって落ちたらアウトぉ~で、実際無くなった人も少なく無いロート・・・止めぇ~・・・撤退、と決めて戻っちまった訳です。

まっ、山頂は行けませんでしたけれども、ずっと気になっていた八海山の概要が掴めたので良い事にして・・・次回は下から歩いて登ろうぞ、と・・緩く誓ってみました。


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柳津 お散歩日記

2014-10-11 11:12:06 | 旅と感想

福島県 柳津を散歩


店の看板 ソースカツ丼 だがメニューには載っていない


結局980円で蕎麦とカツ丼のセットになってしまった


駐車場続きで「斉藤清美術館」を発見し行ってみた


暇だったので土手に上がったら遊歩道があった


振り返れば逆光に赤い橋 撮らずにいられるはずが無い


寄り道しつつ「福満虚空蔵菩薩圓蔵寺」山門まで来た


この像が「よぉ」と声を掛けてくれた


橋と遊歩道のレールの赤が美しくて歩きたいと思った


赤い橋は二つあってどこから観ても絵になる気がしたが


本堂である・・・威厳・風格ともに中々でありました


造り物の牛なのに存在意義では負けたと思った


紅葉が未だ、と、皆が通り過ぎるが捨て難かった


石のアンコールワットより木造の古刹が好きです


昔ながらの あわまんじゅう・黒糖饅頭 ともに美味し


帰り道 遊歩道の欄干と橋の赤が逆光で 滲みるなぁ

柳津は何十回も通過しているんですけれども、立ち止まったのは初めてでありました。
いや、ハッキリ言って私の負けです・・・良い所でありました。

なんと申しましょうか・・・田舎に慣れている自分から見ても時間の流れが少し遅いんじゃないか?と、思う程にノンビリした空気が満ちている訳であります。

ンじゃぁ、斉藤清美術館を万人が楽しめるのかと言うと、まっ、好きじゃない人にはお勧めしませんし、日本三大虚空蔵尊の一つと呼ばれる圓蔵寺をに参って楽しいのかと問われれば・・・300円の入場料を払って入る「宝物殿」は、入り口のババアの無愛想と中の展示物に拍子抜けするなど、感想は賛否別れちまう事請け合いであります。

しかし・・・そんな物を総て払拭して散歩だけで心は満足気持ちはすっきり、となるのが柳津の空気であると思う訳です。

ンじゃぁ、そこに流れる心地良い空気とはナンなのか? 
それは、柳津の街が旅の人に、ここに来て安らいでもらいたいと言う感覚でアレコレしているからじゃないのかと思う訳です。

いや、アレですよ・・・県民ショーで映ったからって食堂の看板を「ソースカツ丼」にしておきながら品書きには蕎麦とカツ丼のセットしか書いて無い、とか、そう言うアレもある訳なんですが、何度も言いますけど・・・決めては散歩なんであります。

そして、やっぱし、自販機のお茶で良いんでそれを買って、饅頭屋に行って「あわ饅頭」を一個買って、遊歩道のベンチでそれを喰う・・・出来れば、夕日的斜光が只見川の水面に煌めく頃・・・そうですねぇ~お勧めに場所は、竹久夢二の碑が在る辺りが良いと思うんですけどね。

そして、最後のお勧めは・・・地元の人以外滅多に来ないと言う「つきみが丘町民センター」の温泉であります。
入浴料は300円・・・少しツルツル系の温泉で、何の特徴もありませんがなんと無く良い感じであります。
これは車では少し分かり難く、遊歩道を「良寛和尚の像」を目指して行くと出会す物であります。

ドーでありましょうか? 柳津の散歩道・・・行ってみたいと思いませんかぁ~ううっふぅ~・・・さぁ~ぁ~と。


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