じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

日光東照宮の巻

2018-09-20 19:24:50 | 日記的雑談
まず、日光について語るならば・・・なんて大袈裟な話では無いんですけれども・・・「日光を見ずして結構と言うなかれ」なんて事が言われた日本でも古来からの観光地な訳であります。

で、隠し立てせずに申し述べると、私、仙台市に本籍を移すまでは栃木県民であった訳です。
なんと、生家は日光街道沿いにありまして、私が生まれた1955年頃でもまだ米軍のジープやトラックが中禅寺湖畔へ避暑に向かって走っていたと父ちゃんだか母ちゃんが語っていたのを覚えています。
まっ、私はギブミーチョコレート世代では無いので記憶の欠片も無いんですけれども、確か日光街道の杉並木で鞍馬天狗の撮影がされていて父ちゃんのバイクの背中にしがみ付いて通ったおり、倅よ此処が鞍馬天狗の撮影場所だと言われたような記憶がある訳です。
たぶん役者は嵐寛寿郎の頃であろうかと思うんですが定かではありませぬ。
と、言う事で記憶の片隅には相当昔の東照宮や中禅寺湖が浮かぶのであります。


私らしく裏から入ってみました

いや、意図して裏から入った訳ではないのですが車を止めた所がソーだった訳でして、結果的に脇道から入った次第であります。


それらしい雰囲気になって来ました

後で表側を歩いたんですがそちらの風景は記憶に無かった訳です。
が、裏から行って五重塔前の広場に出る道は通った記憶があったのであります。


五重塔よりも小学生の多さに驚きました

いや、いやいやいや、少し前の私なら修学旅行か遠足の子供の大群を目の当たりにして踵を返した筈であります。

が、好々爺の心境に近づいた私は子供らの大群を見て微笑んじまった次第であります。
おお、沢山の子供らが日本の歴史を学んでいるな。
コレで日本の未来も安泰である、と、思いつつ、自分もその仲間に入るべく入場券売り場に行った次第であります。


宝物館とのセット券は2100円でした

セットと見るとお得であると脊髄反射してしまって買ったのが東照宮と宝物館の両方のチケットでありました。
がぁ~・・・単品で買ったら、東照宮が1300円で、宝物館が800円であります。
なぁ~んにも得してないと気がついたのは随分後の事でありました。

そして、ここに宝物館の写真が一枚も無いのは内部が撮影禁止だったからでは無く、自分にはあんまし魅力的ではなかったから、でありました。


左から2番目がかの有名な三猿です


神社の雰囲気として厳かでは無かった

ナント申しましょうか、日光東照宮は殊の外「華美」であると自分は感じるのであります。
華美=過美と言ったら家康さんとそのご子息が怒りますかね?
でも、何処かに成金趣味と言いますか、なんか違うんだよなぁ~と思えてしまう私は美的感覚が狂っているのかもしれませぬが・・・ハッキリ言って嫌いです。

いや、歴史的建造物としての価値は認めますよ、もちろん。


「日暮らしの門」とも言うらしい

私が子供の頃は陽明門と言うよりも日暮らしの門と言っていた記憶があります。

それは、陽明門を見た参拝者が余の美しさに見とれてしまい気がつけば日暮れが迫っていた、なんて事が語られていたのでありました。


修復なった「陽明門」です

修復したんだそうであります。
とてもキレイと言いますか、色彩が鮮明でして、金ピカも鮮やかでありました。

でもね、歴史的建造物が持つ詫びや錆びが少しも感じられず、何処かで見た感じだよなぁ~で思い出したのが、タイヤミャンマーの金ピカ寺院でありました。

まっ、新品だったらこんな感じなんでありましょう・・・だから これでいいのだぁ~


伊達政宗が贈った南蛮鉄の灯籠

伊達政宗らしい贈り物であります。
南蛮渡来の鉄で灯籠を作って贈ったんだと高札に書かれておりました。
いや、下の石の台座は紀州だったか別の殿様の贈り物だそうですけど。


華美で無い色と造形が好ましかった

奥宮へ行く道でありましたか?
ナンであれ、華やかな日光東照宮の造作の中にあって自分が唯一威厳と言いますか、大袈裟に言えば日本的であるなと感じたのがこの風景でありました。

と、言う事で、ハッキリ言って権力と金が造った造形にはろくな物が無いなと言ういつもの感想が此処にもあった訳であります。

アレです・・・根が貧乏人ですから華やかすぎるものは性に合わないと言いますか、侘び寂びの無い風景は苦手なんであります。




コメント (4)
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日光へ行ってきました

2018-09-20 16:56:29 | 日記的雑談
一泊二日で日光に行ってきました。

で、ソレをネタに書く訳ですが、何から書こうかな、であります。

取り敢えず、軽のワンボックス車で高速や山岳道路を走った感想などをまとめようかと思います。

車は・・・スズキが作って日産に卸した「クリッパーワゴン」であります。
排気量は660CCでターボ付き、64馬力でトルクが10キロほどであります。
これは1000CCのNAエンジンに匹敵する力なんですけれども、ワンボックスが故の欠点・・・車重が重いのであります。
軽自動車なのにほぼ1トンありまして、車重に対してエンジンは非力と言わざるを得ない車であります。

と、言う事で、そんな車で東北自動車道を宇都宮まで、ほぼ250キロ走ったんですけれども・・・まっ、ずーっと100キロで巡航している分には過不足無しと言う感じでありました。

時折登坂車線のある長い上り坂では100キロキープは出来るものの此処から加速しろと言われるとチト厳しいな、と言う場面がありまして、車重が重過ぎだなと感じます。

で、そんな状況では小さなエンジンのターボチャージャーが目一杯加給しているので燃費がハンパ無く悪くなるのであります。

しかし、フル加速して行く時の排気音はとても気持ち良いと言いますか、吹けてるなぁ~ 回ってんなぁ~ と言う感じでして非力ではありますが怠い感じは無いのであります。

実際に高速の乗り口の合流点で加速不足で入れないなんて事は無い訳でして、一気に120位まで引っ張って難なく流れに乗れるのであります。

ちなみに瞬間燃費が出るんですが、降る加速している時の燃費は5キロ程度まで落ちております。

で、軽の狭い車幅に対して車の高さがほぼ2mあるので風には滅法弱い事になっております・・・が、実際走ってみるとフルタイム四駆なので極端に持って行かれる事は無いようであります。

しかしタイトコーナーでのローリングはそれなりなのでコーナー手前の減速を疎かにすると結構な傾きと揺り戻しで怖くなるかもしれません。
まっ、倒れる事は無いんですが馴れないと恐怖でありましょう、たぶん。

で、行きは霧降高原まで登った道なので平均燃費が12.1キロでありました。
で、帰りは足尾銅山を廻って距離が伸びましたが、行きのお釣りを貰って来るので13.1キロでありました。

さて、運転姿勢やらシートの出来具合で長距離走行の楽チン度は変わるんですが、それは私に限ってはどんな車でも良いと言いますか、軽トラで一気に1200キロ走っても乗り心地に不満を持たない人なので参考にならないと思いますので論評を控えます。

と、言う事で、結論なんですが・・・次の車を物色していたんですけれども、今回のドライブの結果を鑑み、乗り換える気持ちは失せてしまいました。

いや、いろは坂の登りナンて屁みたいなもんでしてエンジンが唸る事も無く登っちまう訳ですから、年齢や収入や実用度を考慮すると今の愛車「チビ黒」が自分にはピッタシであったと言う結論でありました。


さて、序でに今回のお宿であった「大江戸温泉物語」について語ります。


お食事会場 (これは朝食時)


第一ラウンドは肉と揚げ物で


この方がシェフであります

お食事は夕食も朝食も食べ放題形式であります。
で、ネタは、和洋中一式がそれぞれ、それらしく整っておりまして、料金を考慮すれば満点でありましょう。

と、言う事は、時期が違ってお高い料金の説きに来たとすると評価は変わると言う事でありまして、費用対効果で満点なのであります。

とは申しましても、ハッキリ言ってどれも美味いです。
ローストビーフなんてのが出ましたが、肉はお値段なりのソレなんですが、グレービーソースは本物でありました。
で、サンマの握り鮨と麻婆豆腐も美味かったであります。

まっ、今時のご時世、格安だからと正面切って手を抜いたら客も怒る訳でして、そんなの酷いのは無い訳であります。

で、部屋は・・・かつてはそこそこのホテルだったのだろう、と言う感じでして、悪く無いんであります。

で、風呂は・・・強いて言えばこれが一番点数が低いですかね。
ナント申しましても狭い!!!
宿泊客のキャパに対して風呂場が狭過ぎまして混み合う時間帯は洗い場が見つからないのであります。

温泉なのに風呂が悪かったらダメでしょ、と言うのは正論なんですが、まっ、料金との兼ね合いで見たらコレも仕方が無いのかな、と思う訳であります。

で、お帰りのお勘定は・・・ビール2杯サービスだったんで酒代が無かった事もあって、一泊2食・入湯税込みで 7750円でありました。






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霧降高原の朝

2018-09-20 06:31:00 | 旅の記憶
朝です。
朝飯は七時なのでまだです。

腹減った。


5時半の空


6時半の空



だんだん雲が多くなってダメな感じな今日です。

昨日ブログが動いて無いのは、この宿には電波が無いのであります。

今時ドコモのアンテナが無い地域って凄い?
さすがに栃木県です。

まっ、最上階まで来れば拾えますが。

さて、今日はどーしますか?

日光は結構でしたが、残った見所は雑魚だと思うのでサッサと帰って風呂に入ってのんびりするか?

いや、ここは大江戸温泉物語★風呂はありますが混んでます。
のんびりムードは皆無です。

やっぱし関東は人が多い?

埼玉の盆栽美術館に行こうかな?




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