じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

日光 足尾銅山

2018-09-27 14:58:59 | 日記的雑談


日光の旅行も足尾銅山で最後であります。


アプト式の機関車でした

いや、銅山の入場料は820円と少しお高いんでありますが、トロッコに乗って坑道見学が出来るのだからそんなもんだろうと思っておりました。


講堂の入り口で一旦停車

いや、私の勝手な勘違いでしたが、気動車でトロッコを引くのは坑道の手前まででありました。
ここから先は一両ずつが自走できるトロッコで行くのでありました。


線路は続くよどこまでも

約400年間に渡って掘り進められた坑道の総延長は1234キロだそゔてす。

いや、トロッコで1234キロを行くと大変なので精々5キロも走るのか?と思っていた訳ですが・・・。


華厳の滝では撮れなかった心霊写真が

いや、運転士さんがガラスに映っただけなんですけど、少しだけギョッとしたのはホントーです。


左手前方にホームが見えます

なんと申しましょうか・・・坑道内の実走行距離は200メートルほどでありました。

アレです・・・炭坑で働く男は寡黙なんでありましょう。
炭坑と寡黙な男から、私は高倉健さんの黄色いハンカチを思い出しちまいました。

余談ですが、あれ・・・あの映画、涙無くしては見られない場面が多々ありましたね。
渥美清、倍賞千恵子、桃井かおり、とおまけに武田鉄矢らが良い味を出していましたっけ。

で、足尾の寡黙な男はトロッコが停まっても何も言わないのであります。
が、自分も子供ではないので、ホームで停まったと言う事は降りろと言う事であるな、と理解し、先の方にあった「順路」と言う看板に向かって歩いたのでありました。


鋭い目線にドキッとしました

いや、ここの人形の表情は凄いと思います。
歯を食いしばって苦役に耐える人夫を忠実に再現している、と私しゃ感動しました。


身分の違い・・・

手ぬぐいを被って石を掘る人夫とは対照的に身なりを整え帳面を付ける役人の図であります。
これを見て思った事は・・・この時代のここに生まれたとしたらオラぁやっぱし人夫だろうなぁ~と。


歯を食いしばって労働する人夫

このお写真は是非大きくしてみて頂きたいんですが・・・この人、柳葉 敏郎に似てませんか?

ここまでの人夫は江戸時代の人達なんでギバちゃんはいないと思うんですが、でも、絶対に現存する人を真似て作っていると思うんであります。


大正の頃には削岩機が導入された

アレです・・・トンネルを掘るのが目的ではないので発破は無いんでありましょうか?
岩を掘ると言いますか石くれを採るのが目的なんで削岩機で砕きながら掘ったんですね、たぶん。

で、削岩機で思い出したのが「白蝋病」でありました。
が、当時は画期的な機械として障害など疑わずに使ったんでありましょう。


昭和の炭坑夫の弁当風景

いやぁ~懐かしいアルマイトの弁当箱であります。
しかも写真左に写っているのは紛れも無い「土方弁当」でありまして、めしが普通の平型の倍も入る物であります。

で、おかず用の小さな箱が見えますが、自分は子供の頃にこれを使っていましたので懐かしいもんであります。

おかず用の箱はゴムのパッキンが傷むと汁が漏れましたっけ。
で、ご飯用の弁当箱は日の丸弁当の梅干しの酸でやがて穴が空くんであります。


坑道の先に明かりが・・・

坑道見学は、早足で通り過ぎたら30分程度でありましょうか?
しかし随所にある説明書きなどを詳しく読んでいたら一時間でも廻れないほど中身の濃い物でありました。

で、見学して思った事は、苦役に耐えた人夫失くして日本の繁栄は無かったんだな、なんて当たり前の事でありました。

坑道から出る時、後ろを振り返り、自然と頭を下げちまいました。
誰にと言う事ではなく、日本の一時期を支えた人夫たちにお礼が言いたくなっちまった・・・なぁ~んてね。


石を砕く女 砕女 (かなめ)

いや、炭坑の中に女性の姿は無かったんですが、外に出たら砕女の人形がありました。

で、それを見て思ったのは・・・だよなぁ、女が働かない訳は無いんだよな、であります。

まっ、私の穿った見方なんで外れかもしれませんが女性ももっと酷い労働に勤しんでいたと私しゃ思うんであります。
が、過去の事とは言え黒歴史とも言える部分は抑えてあるんだろうな、なんて勝手に想像した次第であります。

ところで・・・砕女の人形も他の鉱夫と同じく何処かで遇った人に思えてならないのであります。

こんなおばちゃん、近所にいたよなぁ~ と、言う事で、足尾銅山の坑道見学は終わったのでありました。

いや、この後「鋳銭座」の展示室を拝観しまして銭に関する蘊蓄を見たんですけれども、それはそれで一つの記事なっちまうほど濃い訳であります・・・が、蘊蓄主体になるので面白く無いので省きます。


どーも、長い間お付き合い頂きましてありがとうございます。




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雑談

2018-09-27 14:10:25 | 日記的雑談
けっこう辛い、であります。

こんなに頭が痛いのは久しぶりです。
ナンと申しましょうか、きついヘルメットを被っていたら鉄のバールが当たって脳みそがぐわ~んってなってる感じです。

まっ、こんな意味不明なことを言うのは熱のせいでありましょう・・・へっ? いつだってそーじゃねぇか、ですと?

いや、今は熱によってさらに冴えていると思いますぜぃ。

あぁ~マジで具合が悪いであります。

昼飯は食欲がなかったのでピザ一枚と饅頭一個でやめときました。

これは早くアルコールで消毒しないと益々菌に侵されますな・・・でも午後5時までは呑みません。

安倍ちゃんが国連で演説した後、安倍ちゃんに会いたくて出口には各国の出席者が長蛇の列・・・って、本当のことみたいですね。


やっぱし長期安定政権って魅力なんだな

で、安倍ちゃんとトランプの会談の模様はテレビで見たんだけれども、二国間協議に持ち込まれたのはトランプの面子を潰さないためには仕方がない・・・でも、農産物だってTPPの線から下には譲らないよ、と、日本向けのインタビューでは語った安倍ちゃんの顔も立った形で、よくわからなかった。

アレ、色々あるんだろうね・・・下々の者にはわからないややこしい絡みがぐちゃぐちゃなんでしょうね。

でもアメリカと言えども孤立無援では心細いと思うんですが、どーなんでしょうか?
まっ、軍事的には一国で天下無敵ですしアメリカは国内の資源だけで自給自足が可能な国・・・と、なると孤立も恐れず、なんでありましょうか?

とは申しましても中国とは徹底的にやり合うようですし、中国にはドイツを柱としたEUやらアフリカの諸国の影が見えてますから、アメリカも日本くらいは味方につけておきたいと思うんですけどね・・・甘いかな。

で、トランプの国連人権委員会批判がおもしろいですね。


「国連人権委員会はアメリカと同盟国を委員会の名の下に不平等に批判している。
アメリカは国連改革が行われるまで人権委員会にる戻るつもりはない」


と、ブチ上げたようであります・・・が、まっ、これで戦勝国連合が組織崩壊してくれたら日本国は万々歳であります。

で、トランプはついでに・・・難民問題については 「アメリカはグローバリズムには負けない」と発言したわけであります。

私しゃ思うんですが、政治的に酷い国の人を救うのは平和な国に難民として受け入れることや、ましてや定住させて国民の一部に加えちまうことでは無いと思うんであります。

人間を植物に例えるのはナニですけど、帰化植物と在来種は必ず戦っているわけです。
田んぼのあぜ道に咲くタンポポだって今時は大半が西洋タンポポであります。

やっぱし種はそこで生まれ育った謂れがあるわけでして、移植したら良いと言うのは違うと思うんであります。

ではどーすれば良いのか?
やっぱし金で援助しつつも政治的安定がなされるように金持ち国が協力するべきだと思うわけです。

しかし現実はアメリカの足をロシアが引っ張り、ロシアの尻はアメリカが蹴飛ばすわけであります。

で、中国は銭に飽かせて途上国を借金漬けにして言うことを聞かそうとするし・・・世界の平和なんて程遠い世の中であります。

大概の日本のメデイアは安倍ちゃんのことを良くは書かないんだけれども
、今回の日米首脳会談についても突然の会場の変更で、ゲンダイが首相は嵌められた、なんてことを書いていたらしい・・・いや、ネットの記事しか読んでなくてナニなんですが。


Surprise なんだそうです

安倍ちゃんが大げさに驚いている写真も載ってますけど、日米通商やら北朝鮮の問題やらで本気で安倍ちゃんと袂を別つ気があるならこんなことをするかな、と思うんです。

昨日のテレビニュースで韓国の大統領との会見の模様が出ていましたが、韓国の文は常時笑みを浮かべてましたけどトランプは彼の顔も見ずに仏頂面をしていたと思ったのは私の見立て違いでしょうか?

安倍ちゃんにはまず、ナンにしても日本国が沈まない方向でよろしくお願いしたいと思うわけです。

経済的に世界何番なんてのは興味がありません。
蓮舫の言葉じゃ無いですけど二番じゃダメなんですか? と、言うよりも、順位なんかどーでも良いわけであります。
製造業の一部の斜陽をもってして日本は傾いた・・・まっ、そーなんでしょう多分。

バブル期の国民皆中流から滑り落ちて皆貧乏になりつつあるらしいですが、そんだってまだまだ豊かな方に混じってます。

明治維新からこっち、西洋列強に追いつけ追い越せで駆けてきた日本はそろそろ日本独自の成長といいますか、他所と比べた生き方では無い日本になるべきなんだと思うんですが・・・具体的にはナニも思い浮かばないのが一般平民の悲しさでして、要するにナニを語っても世迷言であり、駄法螺であります。

嗚呼・・・益々頭が痛くなってきました。

少し寝ようかな?




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冬が近い

2018-09-27 10:41:29 | 日記的雑談
今朝は寒いであります。

部屋の中に居て16度であります。


ああ 喉が痛い  ああ 身体が怠い ああ 金が無い

これは、風邪ですね、きっと。
風邪をこじらせて貧乏と言う、複合的な症状でありましょう。

昨夜は悪い夢とともに大量の寝汗を書きました・・・いや、寝小便でも漏らしたかと言うほどにグッショグショでして寝覚めも良く無い物でありました。

昨日、プールの監視に出ていたんですが立っているのが辛かったと言いますか、殆どもうろうとしたまま倒れないように踏ん張るのが精一杯でありました。

アレです・・・一昨日の植木屋の仕事の時から不調はほぼ確定だったんですが、あの日の頑張りがトドメを刺したんでありましょう、たぶん。



キンモクセイの花が雪のように降りました


冬が越せるのか パイナップル


ここまでしか伸びなかった バナナ


昨日の日差しが懐かしい・・・寒い朝です。

昨日は秋の日差しがまぶしかったですが今日は冷たい不雨が降っております。

昨日、庭に敷き詰められたキンモクセイの花は雨に流されてしまいました。

冬に弱い扶養家族たち・・・バナナさん、パイナップルくん、キンカンさんたちをどうやったら暖かくしてやれるか思案してます。

パイナップルくん・・・スーパーで298円で買って来て食べたあと、適当に植えておいたら根付きました。

食べ終えたらゴミに捨てればなんて事は無かったのに、戯れに命を持たせちまったのは罪でありましょう。

バナナさんもね・・・気温が五度以下だと根っこが死ぬのを知りつつ試してみたいと買い求めたバナナさんでしたが、枯れはしませんが花咲く事も実をつける事も出来ずにいます。

パイナップルもバナナも育ちたいんだろうなぁ~と、思うんですが我が家地方の気候では如何ともし難い・・・惨い事をしているなぁ、とマジで思います。

その昔、年甲斐も無く若い娘に恋をして、その先に路はないのを知りながら踏み込んでしまった・・・あの時の後悔に似ている・・・ナンチャって。





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キノコの山

2018-09-27 08:09:05 | 日記的雑談
いや、爺さんは山に柴刈りに行った訳でもないのにキノコを沢山収穫しちまった訳です。

アレです・・・ご存知とは思いますが爺さんが行くのは芝刈りじゃ無くて柴刈り、ですよ・・・ここ、意外と大事です。


これ 昨日の朝


これ 今朝の様子


これ 今朝の収穫

いや、生椎茸のバター焼きが喰いたくて育ててみたんだけれども、当たっちまいましたね。

で、以前は原木で栽培したんですがこれは生育条件の環境整備が難しく管理が大変だった訳です。
120㎝の原木に菌のコマを50個も打ち込んで採れるのがせいぜい30個・・・面倒見切れなくなって処分しちまいました。

で、この度のはAmazon様から1980円(送料込み)くらいで買い求めた栽培セットであります。

クヌギやナラの木のチップを固めた菌床に椎茸の菌を植え込んだ物のようであります。

で、説明書によれば、水をかけてそれなりの場所(直射日光の当たらない日陰で昼夜の温度差が10度以上が理想)に保管すると見ている間に芽が出て直ぐに食べられると言う事でありました。

まっ、当然ながら見ている間に発芽はしないんですが、しかし・・・翌朝にはポツポツと芽が出ていまして、早いもんであるなと感心した訳です。

いや、原木椎茸だと木を水に付けて吃驚させてから一週間もしないと発芽しなかったんですが今度の栽培キットの威力は凄いモンであります。

で、発芽した翌日・・・ナントぉ~既に食べごろサイズが幾つも見られるほどに育った訳でして、驚きとともにサッサと収穫した次第であります。

で、昨晩はそれをバター焼きにして食べたんですが、軸や石突きまで柔らかいのに感激でありました。
いや、味は普通に椎茸でしてナメコや松茸の味はしません。

で、今朝なんですが、キノコさんはどーしているかな、と覗いたら、まぁ~た育っていまして収穫した次第であります。

なんと申しましょうか・・・椎茸は好きなんですが毎晩喰えと言われましても少し困っちまう訳です。

で、椎茸さんにお願いしたいんですけど・・・毎日五個くらいずつ育ってもらう訳には行きませんかね、と。

いや、戯れに買い求めた椎茸栽培キット・・・形は小さいですけど実力は凄いモンでして、どっちかと言うと大家族向けかと思います。

一族郎党で椎茸が好きと言う家では是非お試しいただきたい一品である・・・ナンチャって。



コメント (2)
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