。へっ・・・? 「はかない」ってのは人偏に夢ですかぃ?
そー言う事ですかぃ? 人の夢って事ですね・・・私に限って言い換えれば「取らぬ狸の皮算用」とほぼ同義語なんですが、まっ、いいでしょう。
と、言う事で、待ちに待った釣りの日だったんですが、結果から申し述べると何も釣れませんでした。
いや、外道は少し釣れたんですけれども、これが本物の外道でして、カレイ釣りをしていてイシモチばかりが釣れるんであります。
あとはキスが少しですね。
イシモチなんてのはわざわざ船を出して釣るほどの物では無いわけでして、本日は全くの経費倒れでありました。
しかも、またやっちまった、でありましてカメラにメモリーカードが入っていなくて写真も無いのであります。
いやはや、何しに行ったんだか、とため息が出ます。
で、敗因は一に猛暑でありましょうか?
そして二に、レンタルボート故の欠点である時間的制約でありましょう。
なんとなれば、レンタルボートは9時出港の15時帰港と決まっていまして、魚の活性の低い真昼間しか釣りができないのであります。
まっ、沖に出ての船釣りは時間はあまり関係がないとは言われますけれども、こんな猛暑続きの炎天下の日は日の出と日の入り前後に魚の活性は上がるのであります。
そんなわけで、勝手知ったる仙台湾を西へ東へと駆けずり回り魚を探したんですけれども見つからず、でありました。
で、まだまだ探す気ですか、と言う事で気がつけばレンタルボートの航行制限区域を大きく逸脱して昔自分の船で通っていた田代沖漁礁の辺りまで行っていたわけであります。
が、そこにもカレイの姿は無く、んじゃぁイナダ(ブリの子でワラサの手前)でも良いや、なって鳥山を探したんですがそれも皆無でありました。
よってジギングも不発・・・狙ってもいないのに釣れてくる鯖にさえ見放されたわけでして、本日は完璧に私の負けであります。
で、走り回ったツケはお勘定にしっかりと表れまして、ガソリン代だけで6500円にもなっちまって、ボート代と合わせたら諭吉二人分を超えたのでありました。
いやはやなんとも・・・食べたっ大して上手くもないイシモチですが、単価にしたら一匹が3〜4千円にもなる高級魚になっちまいました。
あれです・・・イシモチは身が柔らかく水っぽいのでかまぼこの原料に良いとされ焼いて食うとか煮て食うなんてことは昔はしなかったんですが、今はなんでも美味しくいただくのだそうで、焼き方などもアレコレ指南されているようであります。
私ゃ船の上でシメて血抜きと腸抜きをして来ているんですが頭とエラも落とした方が鮮度が保てるとなっていたのでこれから始末してこようと思います。
あっ・・・5時から歯医者さんの予約があったんだ・・・んじゃ。