いや、今朝は予定通りスキーに行ったわけです。
が、道すがら、平地は晴れなのに山は雲を被って不穏な雰囲気を漂わせ、時折吹く突風が「もしや」と嫌な雰囲気を醸しだしていたのでありました。
で、結果から先に申し述べますと、スキー場の駐車場に入った途端に顔見知りのご常連さんが建物から出てきて「やいジジイ、残念だが強風で閉鎖と決まった」と教えてくれたのであります。
そっかぁ〜 はるばる1時間と15分も掛けて走ってきたのにこの仕打ちか・・・北風のバカヤローと叫びはしませんでしたが次善の策を講じなければスキーができません!!!
家まで戻って裏山スキー場に行くか・・・あそこならリフト券が残っているので金銭的には楽なので第一候補、と。
いや、すぐ隣に烏帽子スキーリゾートがあるじゃ無いかぃ?
いやいや、これは近いことは近いがスキーリゾートと言うだけあってリフト券が高い!!! しかも、おにぎりの持ち込みはできないので昼飯代も高い!!! これはダメだね、と。
ならば、帰り道を少し北に曲がればセントメリースキー場があるが、行ったことが無いので勝手が分からない!!!
そっかぁ・・・こんな時だからこそ知らないあそこに行くのも一手であるな!!!
しかも、セントメリーは自分のスキー場の会員券を見せると3割引になるとの噂もあるし・・・決まりだな!!!
と、言うことで急遽セントメリースキー場に向かいはしましたが、強風で閉鎖した白石スキー場とセントメリーは同じ蔵王連峰の南端と北の端ってことで風が吹いていない根拠は無いのであります。
しかし、私ゃ15歳の時から蔵王連峰に登ってまして南蔵王と北蔵王は同じ山では無い、ってな感じで見てましたので多分大丈夫と思った次第であります。
さて、こっちのスキー場からあっちのスキー場までは車で40分程度なんですが、やっぱし思った通りそこまで強い風は吹いていなかったのであります。
が、駐車場に着いてビックリ!!!
火曜日なのにこんなに混んでんの? であります。
あいやぁ・・・自分のホームゲレンデの平日は閑古鳥が大げさに鳴いていると言うのに、ここの混み具合はナンなんだ、と怒りさえ覚える感じでありました。
で、初めてなので勝手がわからず隣の車の爺さんに「ここの休憩所は持ち込みは可能ですか? 荷物や脱いだ靴を置くところはありますか」と尋ねたところ、スキー靴を履いて荷物は車の中に置いて行くべし、とのご案内だったわけです。
そっかぁ・・・こんなに混んでいるとなると食堂でおにぎりを齧るってのもアレだしな、ってことでスキー靴を履き、財布と携帯をポッケに入れ、スキー板を担いでセンターハウス的なところへ向かったのでありました。
いや、結論から申し述べると、ご親切に「荷物置き場」と書かれた棚があり、無料の広い休憩所があり、なんとぉ〜!!!遅い朝食なのか、おにぎりを齧っている人さえいるでは無いですか!!!
やられたな、と思いましたが歩いて5分の車まで戻る気にはならず、横目に見えた食堂のメニューからあれを食いたいと言う意識も芽生えリフト券売り場に向かったのでありました。
さて、リフト券を買うときにはあっちのスキー場の会員券とシルバー割引用の免許証などを提示したわけですが、そーしたら茶髪で笑顔の可愛いお嬢さんが「やいジジイ、特別サービスで1800円だかんな」と言うではありませんか?
私ゃ一瞬「へっ? そんなに安いの」と疑いましたがレジの電光掲示はしっかりと1800円となっていましたので英世を2枚差し出した次第であります。
あれです、ゲレンデに出て人の多いわけがわかりました。
仙台市の保育園のスキー教室と川崎町の小学校のスキー教室があってそれの付き添いの父兄の車が大挙押しかけていた模様であります。
が、それを割り引いた一般客もあっちのスキー場よりは多めでして、仙台市内から高速道路で直接来られるってのが生きているかも、と思った次第であります。
あれです、笹谷インターで高速を降りたら除雪の行き届いた国道286号を少し走ればスキー場でして、狭い山道を登って行き、帰りは凍ったアイスバーンに気を使って下る、なんてことが無いのであります。
そっかぁ・・・雪道運転が嫌な人でも楽に来られるってメリットは偉大だな、と思いましたが、まっ、いいでしょう。
いや、スキー場としてのコースレイアウトは割と単純でして一日滑っていられる雰囲気では無いのでありますが、本日は特に一番上まで行くリフトが強風で止まっていたので強く感じたのかもしれませんが、私ゃその単純なコースを20数回も滑り降りたんですから大したもんであります。
スキー場 平場
スキー場から 面白山方面
ハンバーグカレー 950円 ノンアル 300円
いや、スキー場でハンバーグカレーなんてご馳走は久しぶりであります。
なんたって平素はおにぎり持参で豚汁って組み合わせですから、たまには私だってこのような物を食いたいと思うのであります。
が、しかし、好事魔多しとは良く言ったもんでして、このカレーが曲者でありました。
いや、俺んちのカレーと一緒でジャガイモが入った通称おふくろの味系なのであります。
俺が期待したのはレストラン系とまでは言わないがせめてファミレス程度の味を求めたんですけど、なんちゃって。
いや、美味いんですよ・・・でもなぁ、まっ、いいでしょう。
あれです、スキーってのは一人で好き放題滑るってのは難しいもんでして、何か練習のテーマなどがないと間が持たないのであります。
しかし、前後左右、上下を見渡しても我れ一人なので滑り降りてはリフトに乗るって事で黙々と滑るしか手は無かったのであります。
そんなわけで、5時間券を買ったのに滞在時間は3時間半で、昼飯を引いたら実質滑ったのは2時間半って感じで引き上げた次第であります。
まっ、コースは単調でしたが広々感があって滑りやすかったし、何よりリフト券が安いのが気に入りましたって事で、あー楽しかった、と。