あれです、昨日が三時間半で今日が三時間と大した時間は滑っていない感じてはありますが乗ったリフトの本数は2日で50本は乗っているわけでして、それなりの距離は滑ったのであります。
で、大鰐スキー場で感じたのは、プロの仕事人のスキー場管理であるな、と言うことでありました。
なんと申しましょうか、今時の設備や過度なデコレーションは無くリフトもペアリフトのみでゴンドラはおろかクワッドリフトも無いわけですがコース管理の良さなどはピカイチでして滑っていて楽しいのであります。
で、その大前提はシルバー価格とは言え5時間券が2100円ってのが大きいわけでして、しかも発券時に20分くらいおまけされた時刻が打刻されているのであります。
朝イチ8時半過ぎの山頂から八甲田山を望む
岩木さんの山頂は雲の中だった
あれです、宿からスキー場は7分でしてオープンの8時半前に着いて準備万端でありました。
で、券売所が開くと同時にリフト券を買い山頂に向かった次第であります。
そこで見たのが八甲田山と岩木さんを眺める絶景であり、真っ白な津軽平野の先に弘前の街と、光っているのは多分津軽海峡かと思った次第であります。
本格的なポールが設置されたポールバーン
で、山頂に向かうリフトの上からキッチリと張られたスラロームのポールが見えたわけであります。
あれです、この手のちゃんとしたポールは大概は大会関係者の練習用でして部外者は入れないってのが普通だと私しゃ思っていたわけであります。
が、リフトに乗るときに、あれは大会用ですかと問うと、いいやぁー遊びで入って構わない、ってことだったのであります。
いや、棒だけのポールを立てて遊んだことは何度かありましたがレースみたいにキッチリ立てたポールに入った事など無い私は大喜びで挑んだ次第であります。
なんと申しましょうか、私しゃシロートなので規制弧がSLなのかGSなのかも分からないわけですが、要するに回れば良いってことで突っ込んでは暴れていたのでありました。
しかし、朝イチは自分一人だったので恥ずかしく無かったのですがやがて本格派の人たちが現れたのであります。
で、ポール専門のスタイルの人の板はGS系でしてポールにストックを当ててバチってな音と共にすり抜けていくのでありました。
しかし、こんな機会は滅多に無いので臆せず何度も突っ込んだわけですが、ご迷惑をかけてはならじと死ぬ気で飛ばしたのでありました、なんちゃって。
いや、聞けば必ずあるわけでは無いけれども結構な頻度でポールを張ってあるってことで大鰐スキー場が大好きになったのであります。
で、斜面は西向きのようでして朝イチはガリガリでしてスピードを殺さないと身の危険を感じるアイスバーンでありました。
で、上の方は圧雪車が入れない斜面なのか昨日のザクザクが凍って一大難所と化していたのであります。
が、私はここを果敢にズリ降り、その下に続く中斜面には本日1本目のシュプールを見事に描いたのであります、なんちゃって。
で、ポールバーンで遊んだり急斜面で肝を冷やすなどしてコブ斜面が緩むのを待ったんですが、やっぱし西向きなので凍ったままだったのであります。
しかし、ここで怖気付いていたんでは上達の道は無いってことで度胸を決めて挑みましたが、結果は悲惨なものでありました。
あれです、どこのスキー場でもそーなんですがどーしてコブはリフトの脇に作られるのでありましょうか?
と、言うことは、上手な人には喝采を浴びるステージとなりますが私のようなヘボは嘲笑の的となるわけであります。
今日も数ターンで弾き出される私の無様な姿から目を逸らしてくれる人と、じっと凝視して、そこ違うんだよなぁー的視線を送る人が多数いたわけであります。
しかし私しゃコブでの自分がどんだけ無様かは良く知っているし、練習しないと上手くならないってことで弾かれながも5本ほど攻めた次第であります。
そんなわけで、急斜面で肝を冷やしつつもスピードを味わえるゲレンデからポールで競技気分を味わえるバーンで遊び、脚が棒になるまでコブで無様な姿を晒すなど多彩な斜面が提供されている大鰐スキー場は私の中の一押しになったのであります・・・いや、これホントですぜ。
おおっと、お風呂が沸きましたので、んじゃ。
弘南鉄道大鰐線もあと2年くらいで廃止になるそうですね。
蔵王はここ2年行っていないんですが、一昨年でも地蔵岳に行くゴンドラは外国人専用って感じでして樹氷を見に行くようでありました。
大鰐スキー場は施設等が昭和なのでお金持ちのインバウンド客には不向きなのでありましょうか?