あれです、今日も山のキャンプ場で便所掃除のバイトだったんですが、はっきり言って暇でありました。
いや、昨日は日帰りの団体の利用があったので覚悟していたんですがとても行儀の良いご一行様でして残飯などは皆無、と掃除係のジジイはにんまりしたのでありました。
なんと申しましょうか、躾と統率の取れているグループってのは大概立つ鳥跡を濁さずでして綺麗に掃除をして帰るようであります。
で、炊事場を綺麗に使用する団体は便所も然りでして大人数だった割に使用感は薄く、こちらの清掃も楽に片付いたのであります。
そんなわけで昼飯までも間が有るってことで林に入って熊探しをしたのでありますがやっぱし昼日中は藪の中で寝ているようで本日も会えませんでした。

新鮮な熊の糞
で、大きなクヌギの木の枝がバキバキに折られていたのを見つけて言ってみると樹上に滞在してクヌギの実を食いまくったようで熊棚の下には糞がいくつも落ちていたのであります。
で、よく観察したら古い糞もあったことからこの木には時々食事に訪れているようなんですが来訪時刻は早朝らしく姿は見られない模様であります。
さて、もう一度一回りして行こうとトイレなどの戸締りを確認しに行くとカメムシがたくさん日向ぼっこをしていたのであります。

クサギカメムシ

オオトビサシガメ
あれです、私がこんな虫の名前を知っている筈も無く写真を元に調べるわけですが今時は便利になりましたなぁ〜 なんちゃって。
いや、仕事中なのでカメラは持っていませんで撮るのはスマホなんですが、撮ったらすぐにGoogleのレンズってのに通すわけであります。
すると虫でも花でもそれなりの確率で名前を教えてくれるのでありますが、時たま変なのを主張してくる場合もあります。
なんと申しましょうか、あれれ?って確率の高いのが植物系でして花や葉っぱにはあまり造詣が深くないようであります。
いや、レンズは無料で気楽ですが似たようなので有料のがあってそれはかなり博識で正解率も良いようですがそこそこの価格なので使っておりません。
えっ? 仕事中に熊の糞の写真を撮っていられるって緩いな、ですか?
そーなんですよ、繁忙期は今週いっぱいですしキャンプ場も11月で閉鎖でしてその後は毎日暇つぶしに余念が無いのであります。
いや、雪が降ったら除雪とか氷欠きとかツララ落としなどの重労働もありますが体力増強の運動としてむしろ歓迎するものであります、なんちゃって。
おおっと、お風呂が沸きましたんで、んじゃ。
パッと見、石みたいですね。
時間経っているからかな。
初めて見ました!
どんぐりの実は人間にとっては
かなり渋くてそのままでは
食べられないと思うのですが、
熊はなぜ好きなんでしょうか。
それに、
絵本では、蜂蜜やジャムなど甘いものが
好きみたいなのに。
今日、熊の気持ちを知りたくてドングリを食べて見ましたが、人間に食べられる代物でありませんでした。
で、栗とクヌギがあったら熊は確実に栗を食べますし昨年はクヌギを食べに来ていないことから、山に食べ物が極端に少なく仕方なしに食べていると私は想像していました。
で、臭いなんですが、ドングリばかり食べているとあまり臭いません、なんちゃって。