6月16日は、日本建築学会東北建築賞の授賞式のため、八戸入り。無事授賞式を終え、関係の皆さんとみろく横丁へ繰り出しました。
70メートルあまりの長さの路地に30軒弱の屋台。単調にならないように(?)途中に小さな広場(といっても3,4メートル)があります。路地はそこで微妙にずれているので路地の閉鎖的な雰囲気は保たれています。また、本来の路地に多い1間巾の狭い部分と人がたまれる少し広い部分が交互に設けられています。これは相当考えられ、巧まれた路地です。
屋台も可動ではなくまた平面もかなり規格化統一化されていますが、設えものなどで仮設っぽい路地のごちゃごちゃとした雰囲気がうまく演出されています。やはり計画者の知恵を感じます。
大きな投資が出来ない時代です。この路地から学ぶことは多いように思いました。
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