まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

八戸ポータルミュージアムはっちはよく工夫されたまちなかプラザ

2012-06-20 14:27:46 | 建築まち巡り東北北海道 Tohoku, Hokkaido

八戸には、まちキネの日本建築学会東北建築賞の授賞式と海産物・青果市場の成功例八食センター視察のために訪れましたが、ほかにもいろいろ見るべきものがありました。

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ポータルミュージアムはっちは5階建ての5000㎡程度の市立の施設です。まちのど真ん中にあります。ポータルミュージアムですからここを入り口として市内各所を訪ねてくださいというコンセプトです。

1階には上の写真のようなイベントスペース(食事もOKのようでした。今日は和の日なので利用者も和装です)やミュージアムショップなど(下の左写真)。上階には観光展示や、インキュベータースタジオ、インキュベーターショップなどが市民の居場所と上手く共存するように配置されています。

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上の写真を見ても分かるように商品のセレクトや細部のデザインに工夫があります。

建築は仙台の建築家の針生さんたちのグループですから良くて当然としても、展示やインキュベータースタジオのつくり方、あるいは運営にも意欲的で有能なスタッフが関わっておられるのでしょう。

観光展示や地元クラフト紹介などもかなり美しく見せてくれます(下の写真)。

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チャレンジショップのブースもスタジオと名づけられて親しみやすく置かれていました。

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食のインキュベートスペースもあります。

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そういえば私たちがおのぼりさん風にうろうろしていたら、和服の妙齢の女性が声をかけていろいろ説明してくれました。休日のボランティアだそうです。ここのボランティアは高校生から御年配まで多彩な構成だそうです。

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役所の建物も機能的で美しい建築、親しみやすく分かりやすい展示、欲しくなる商品、意欲のある人のお店のスマートな支援、充実したイベント・・・・など上手く工夫することで楽しくなるものなんですね・・・・・・。


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