まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

弘前の建築めぐり03こぎん研究所

2016-03-19 21:48:16 | 建築まち巡礼東北北海道 Tohoku, Hokkaido

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旧木村産業研究所(こぎん研究所)は、1932年の竣工です。

前川國男がコルビジェの元から帰ってきての第一作だとのことです。

 

私たちが思う前川風というよりはコルビジェ風。

 

 

ラロッシュ・ジャンヌレ邸などを髣髴させます(といっても見ていませんが・・・)。

中に入りたかったのですね。上記写真中央部にいらっしゃる前川國男さんもお入りなさいといってくれていたのです(実際は京都会館の現場での写真)が、残念ながらどなたもいらっしゃいませんでした。ホールの中から外を見るとさぞかし開放的で、当時の弘前の人たちを大いに驚かせたのではないかと思います。

残念な気持ちを胸に弘前城のほうに歩いていたら下左の写真のような建物がありました。コールテン鋼の渋い赤と白い壁は似合いますね。実はこの近くにはこんな(下右写真)近代建築もありました。弘前は歩いて飽きることがない町です。

 

 

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高谷時彦記 Tokihiko Takatani

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Tokihiko Takatani 

Architect/Professor

Takatani Tokihiko and Associates, Architecture/Urban Design, Tokyo

Graduate School of Tohoku Koeki university ,Tsuruoka city, Yamagata

 


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