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my diary

To-be (理想的な将来)?

2023年05月21日 | 日記
 今朝、テレビ朝日系の「サンデーLIVE」で、東山紀之がジャニー喜多川前社長の性加害問題について発言するというので見てみた。確かに、所属タレントの最年長という彼の発言には真摯さが感じられたが、かといって、先日、同事務所が出したメッセージ以上のものは無かった。所属タレントの立場では言えないこともあると思った。この問題に関しては、番組内でコメントを求められた弁護士が述べたように、少なくとも第三者の弁護士等により、何故このような事が起こったのか、今後の防止策といったことを、事務所サイドのコントロール下で行うのではなく第三者に委ねることが大切だと思うし、防止への取り組みなどについて適宜発信してゆくべきだろう。それなくしては同事務所の将来は無いと言っても過言ではないだろう。As is(現実) を分析把握せずして、To be(理想)に取り組むことは出来ない。
 テレビ朝日については、この問題の報道についてのジャニーズ事務所や代理店への忖度が無かったのかどうかを発信する必要があるだろう。

 昨日、ウクライナのゼレンスキー大統領がG7の機会に広島に来た。早速、インドなどの各国の代表と会見するなど精力的に活動しているようだ。追い詰められたロシアが核兵器の使用に踏み切るか懸念されているところだし、一方では西側もF16を提供する方向となっている。このままでは、ウクライナ戦争がいつ・どのように終わるのだろうかという不安もある。ロシアや中国などの権威主義国が他の国に対して覇権的な行動を取りつつある現状で、G7と協調せざるを得ない我が国の立場も、より明確にすることが求められていると思われる。その意味で、このサミットは、大きな時代の変化を示す分岐点となるかもしれない。そして、このサミットの成功で自信を深めた岸田内閣が、6月に衆議院解散に踏み切るだろうかということもある。
 冷戦終了後、30数年間、我が国は、社会・経済的に停滞した状況にあったが、今後は、国民の考え方も冷酷な世界情勢を鑑みると変化する必要があるだろう。戦争は確かに悲惨だが、かといって、平和を唱えているだけで平和が維持出来るのではない。国連も無力だし、自ら防衛努力をしない国には同盟国といっても、いざという時には、米国すら支援してくれない可能性がある。





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生まれ変わりは、あり得ない

2023年05月20日 | 日記
 「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ 。」と猿之助が話しているとのことだが、私は、生まれ変わりなどはあり得ないと考えているので、これは、全く馬鹿げた前提での話し合いだと思う。そもそも、仏陀が生まれ変わりなどのことを話したのだろうか。生まれ変わりというのは、当時のバラモン教などの土俗の考え方であって、それが仏滅後に、中国などを経て仏陀の本来の教えと混合し、大乗仏教という形で日本に伝わって、輪廻があるなどという考え方となったのだろう。しかし、仏陀の説いたのは、輪廻などの古い考え方を断ち切るという所にあったと思う。
 どちらにしても、折角、新しい形の歌舞伎を創っていこうとしていたのに、仮に週刊誌に書かれていることが本当だったとしても、被害を訴える人達に対峙することなく、それらの責任から死ぬことによって逃げようとしたに過ぎないと思う。無責任極まりないのではないか。名優とも人々から言われていたのに、その名を汚してしまっている。

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何故、マスコミは忖度を止めないのか。

2023年05月19日 | 日記
 昨日、市川猿之助の自宅で両親が死亡し、本人も朦朧としていて救急搬送されたとのこと。同人が書いた遺書があったということが事実であるなら、自殺幇助か、殺人すらも考えられるような事件であると思われるが、現時点でのマスコミ(特にテレビのワイドショー)の報道は、どちらかと言えば、有名な歌舞伎役者が遭遇した悲劇のような捉え方しかしていないようだ。同日は、女性誌が同人に関するセクハラ等のスキャンダルを報道した日だという。
 権力を持つ者による関係者へのセクハラ行為は、ジャニー喜多川によるジュニア等に対するセクハラ事案と発生に至る構造的なものが類似しているようだ。ジャニー喜多川も猿之助も、プロデュース能力などは優れたものがあるとしても、そうして得た権力を立場の弱い者に対してセクハラとかパワハラということで行使するということは明らかに間違いであり、特にジャニー喜多川にあっては、未成年者に対する行為であり、法律に抵触するかどうかということ以前に、事務所責任者としては、あってはならない行為であり、政府も過去に国会答弁までしていたのに、法律に触れないとして何等防止策も取らなかったのは行政としての怠慢としか言いようがない。
 LGBT法案が審議されているが、ホモセクシュアル的傾向を持つと思われる、この二名による行為は、週刊誌等が報道していることが事実であったなら、同法案にも悪影響を与えらずを得ないだろう。それだけに、この二名によるセクハラやパワハラという行為が事実であったのかどうかということを明らかにして欲しい。
 故人の行為なので真偽は判らないとか、家族内での出来事なので詳細はわからないとか言わず、権力のある者が本当にセクハラ等を行ったのか、そして、そのことによって被害者はどのようなトラウマを持っているかが知りたい。マスコミは、対象となる人で区別することなく、セクハラ・パワハラに至る権力構造的な問題点を追及して欲しい。そうしないなら、私は、もう、DAYDAY以外のワイドショーは見ないし、どんな立派なことを放送しても絶対に信用はしない。特に、恵の出ているワイドショーなどは番組自体を止めた方が良い。
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マスコミは、社会の木鐸であり得たのか?

2023年05月18日 | 日記
 ジャニーズ問題に関して、NHKで放送された「クローズアップ現代」という番組を見た。よく国営放送的な色彩の濃いNHKで、この放送が許されたのかと思ったし、それだけ、この問題が、単なるジャニーズ事務所や性加害といったに問題に限らず、マスメディアの在り方や、権力者の言うことには逆らわないという日本社会の風潮に対する大きな問題提起であることを示しているのではないかと考えた。
 そもそも、ジャニー喜多川氏がアイドル志願の若い男性多数に対して、言うことも憚られるような性加害に及んでいるということは、文春報道やその後の裁判については知らなくても、国民の間でも、何となく、知っている人は知っているという噂であった。それなのに、BBCというイギリスの放送局で取り上げられるまでは、マスコミ、特に、大手の新聞やテレビのワイドショーなどで取り上げられることは一切なかった。ここでも、国内では、権力者に逆らうような情報でも外国発であれば辛うじて取り上げることもあるという、国内における権力者に対するマスメディアの忖度というべき問題があると思われてならない。マスコミ(特に新聞)は、「社会の木鐸」であると言う人もいるが、例えば、朝日新聞が、戦前は体制に従順だあったが、戦後は、一転してリベラル色一辺倒に変わったように、マスコミは、その時代によって体制や世論に迎合してきた可能性がある。今回の騒動でも、未だに大手マスコミは、この問題を正面から取り上げることに躊躇しているように見受けられる。ジャニーズ事務所が、テレビ番組等エンタメ界において大きな勢力になってしまったことから、これを批判したくないということなんだろうし、この問題を深堀すると、40年以上前から、この問題を知っていても敢えて報じようとしなかった自分達の責任問題に直結するからでもあろうか。新聞にしても、偉そうな社説や論説を掲載しているくせに、この国の権力構造の本質的な問題的に切り込むことを避けているというような感じすらしてならない。
 安倍元首相の本当の意味での功罪は何なのか、アメリカとの安保密約の内容と、どこまで日本の政治が米国にコントロールされているのか、中国が我が国に及ぼそうとしている本当の意図と目的は何か、親中派と言われる政治家達はどこまで影響を受けているのか、地震予知の困難さと東南海地震や首都直下型地震が発生した時とその後の経済的社会的影響の深刻さはどうか、自衛隊のレジリエンス能力を含む本当の実力はどうか、原発利権と政治家の関わり、広報代理店などを使った世論工作の実態など、マスコミが報道していないと思われることは沢山ある。それに比べると、一見して、ジャニーズ問題などは取り立ててどうこういう問題では無いのかも知れないと思えるが、しかし、この問題に対するマスメディアの対応にこそ、我が国マスメディアの体質とか、根本的な問題点が潜んではいないだろうか。
 私の乏しい経験でも、かって接触したことのある新聞記者は、偉そうにしていて反権力を気取っているくせに、記者クラブ制度に安寧して、垂れ流し記事しか書いていない人が多かったように思う。反権力を気取るというならば、ジャニーズ事務所に忖度して真実の記事一つも書けないのは、何とも情けなくて憤りを覚えてならない。

※木鐸とは、世間の人々を教え導く人。または、世論を喚起して導く存在としてのジャーナリズムの重要性を表した言葉。 

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歯が欠けた

2023年05月17日 | 日記
 散髪後、阪神戦を見ながら食事をした後、左の上前歯に異変を感じた。何かが歯の間に詰まって取れかかっているのを感じた。年齢が行くにつけて歯も悪くなっている。また、歯医者の予約を取らなければならない。

 ジャニーズ問題の伝え方には明らかにテレビ局によって差がある。それというのも、いつの間にかジャニーズのタレント無しにはテレビ番組が成立しないという状態にまでなってしまったのだろう。本来はテレビ局が主体で、ジャニーズ事務所はタレントを使ってもらっているという下の立場であるはずなのに、テレビ局側が過剰に忖度して主体が逆転している。ジャニタレ無しでもテレビ番組は出来るし、ジャニーズ以外のタレントを使うことを貫けば新たな視聴率も獲得できると思うのに、あえて冒険をしようとはしてこなかった。SMAPの独立問題のときでもジャニーズに過度な忖度を続けてきた。そんな牙を抜かれたテレビ局が報道機関と名乗ること自体おこがましくはないのか。ME-TO運動などを報じても、どこか、他国のことという意識しかなかったのだろうか。今晩、NHKのクローズアップ現代で、この問題を取り上げるという。


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