久しぶりに寝込み、突然の眩暈とふらつきが2週間ほど続いた。
ヘルパーさんが来る日は、パジャマを着替え、顔を洗ってお待ちするが、
今回はそれも出来ず、パジャマのまま失礼した日もあった。
体調がよくなり、13日間も新聞を読まなかったので、また、隅から隅まで読みだした。
ところが今朝読みだした雑誌の記事に、倍賞千恵子さんの特集記事で、読みだしたら震えが止まらなくなった。
何かに縋るように空を見上げた。クレジットカードの会社の情報誌だった。
「75歳以上の後期高齢者に死を選択する権利を与え、国がその死を積極的に支援する。
PLAN75は、そういう制度が国会で成立・・・」
ここまで読んで私の視線は宙に彷徨ってしまったのだが、続きがあり、そういう制度の成立した
「架空の日本を舞台にした映画」が封切られるという記事だったのだ。
相変わらずそそっかしい自分に呆れながらも、ほっとする。
PLAN75は、第75回カンヌ国際映画祭に正式出品が来まったともあった。
年を取ってしみじみ思うことは、体にガタが来ても、気持ちは若いときとそれほど変わらないということ。
あ~、庭の草が手に負えないほど茂ってしまった。
私も辛い時にはサプリに頼りたいときがあるが、過去の経験から絶対サプリには頼らないと決めている。