ブラタモリ生きた火山洞爺湖を探索

ブラタモリ洞爺湖を見下ろすホテルのテラスからスタート、「なぜ世界の洞爺湖になった？」を解き明かす旅である。

その美しい風景や、湖畔にそびえる有珠山・昭和新山で知られる北海道屈指の観光地、年間300万の観光客と、私も20数年前グループで昭和新山など観光して、帰路は一人青森ねぶたを見て帰宅した。2008年にサミットが開かれタモリさんは福田首相、近江さんはサルコジ大統領の位置でG2記念撮影。

まず、火山地質学専門の北翔大横山光先生案内で、11万年前にできた洞爺湖(東京ドーム1500個)の湖畔から眺めた中島にはぼこぼこと山が見え、ボートで沖へ出たタモリさん、水深180mから移動して水中に突如現れたのは5万年前の噴火の山頂が水深1ｍそのままの形で見えた。上がって源泉100度の温泉は有珠山の活動で地下水が温められ温泉は1910年に出来き、足湯に浸かり赤くなったタモリと近江さん。

1944年当時麦畑が盛り上がってできた昭和新山は、戦争末期で火山研究者も来ず、郵便局の三松正夫さんが水平版で盛り上がりを記録、新山を買い求め三郎さんが現在のオーナーで、赤い山肌は天然レンガ強粘性溶岩で45年にできたものを間近かで観察。写真は1993年有珠山山道からの昭和新山。

1977年の噴火では2人の犠牲者、しかし、噴火の前兆をとらえ、事前に住民が完全に避難することができた2000年の有珠山噴火は700ｍの近くだった。 当時のままの噴火でアスファルト道路が陥没して水が溜まり、断層がそのままの状態で残された噴火の痕跡から、日本で初めてジオパークに選定され、世界に知られるようになった。降りて展望台から、火山とともに暮らす人たちの姿にタモリさんも感動！

火山列島の日本で、間近で見れる火山のそのままの痕跡を探索をした報道スタッフに感謝。