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夏負け防止最高の健康食品梅肉エキス

2014-06-12 08:29:23 | 日記
夏負け防止に、梅肉エキス、南蛮味噌と梅やガマズミなど数酒で暑い夏を乗り切っている。父親に雨期前の生梅は食べるなと強く戒められていた。梅は食うとも核食うな中に天神寝てござるからである。

バラ科サクラ属の落葉高木のウメの実をすりおろしたしぼり汁を長時間煮つめペースト状にした黒い健康食品である。江戸時代末の医師衣関順庵の医学書「諸国古伝秘方」(1817)に梅肉エキスの作り方が記されており、赤痢、チフス、食中毒、吐き下し、下痢、便秘、消化不良などに効用と。

現代では血流改善、降圧作用、免疫細胞活性、抗インフル活性、疲労回復、肝臓強化、静菌作用などが知られている。梅肉エキスにはリンゴ、コハク、カテキン、ピクリンなど有機酸が豊富で代表クエン酸と生梅の糖質と結合してできるムメフラールは梅肉エキス特有からの効用と分かってきた。

スーパーから購入、5/10の1日がかりで生梅1kgで作った梅肉エキス20gは以前妻の専売特許(一度に6kgも)であったが、楽なジューサーではエキスの効用が半減するというので、今回は私が、手ですりおろし、袋フキンで絞り汁(750g)をとろ火煮つめて作り、残りはジャムに作った。過去に市販のものと比較したが、割りばしに黒いしみが残り、本物は茶色気味の黒で割りばしに黒いしみは残らず、1回に食する量は耳かき一杯分位食前に。生梅は出来るだけ青い新鮮なものを選ぶことである。お試しあれ!


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