1/13(水) 東京も漸く冬が訪れたような・・・、そんな寒さとなった。その寒い中を、取引先の某社社長Abeさんが来社されたのが昨夕。案件は、株主総会支援システムの販路拡大についてである。私の方から先方に伺うつもりでいたが、来てくださった。一時間ほどの打ち合わせ後、大人のティータイムで一献となる。
出だしは食事も摂れる「蕎麦店 高松」である。五時を過ぎたばかりの入店は、口切り客であった。客人と、この案件の担当プロデューサAOKI君の三人でテーブルを囲んだ。刺身や煮物・ツクネ焼き・湯豆腐などを摘みに「金魚湯割り」(焼酎の湯割りに、唐辛子と大葉が入っている)で体を温める。摘みの方は、客人とAOKIが専ら食し、私は殆ど箸をつけないと云う、何時もの酒場スタイル。
二時間近くの時を高松で過ごし、「ローカーボ」へ移動。ここではハイボールを飲む。暫くしてHOYA兄いと、マッチャンが相次いで姿を現した。何時もどおりのメンバーが揃い踏みだ。客人を中に挟み、AOKI・HOYA兄い・マッチャンが並び、雀の学校の如しにピーチクパーチクと賑やかなことこの上なし。
斯様な次第で、だんだんとペースが上ってくる。結果、歌でも唄おうよと「SEIJU]に向かう。客人とAOKIの三人で先行すると、丁度店の灯りが点いたところ。この店の大姐さん(年齢は失礼なので聞かない)は、昼間の労働(清掃のようだ)を終え、それから準備をして店に出ると云う。中々の苦労人なのだ。従って、店を開けるのは午後八時過ぎとなる。と云うことは、ローカーボでの滞在時間は一時間程か。
ローカーボも、SEIJUも口切り客である。私が行くと概ね客入りが良くなるようだ?。今度からニックネームは”招き猫ちゃん”にでもするか?マッチャンの”悪徳チャン”よりは善いだろう?
HOYA兄いが遅れて登場。それに相前後して四人連れの客が現れた。これで、店のカウンターは概ね埋まった。後からの客が、カラオケ選曲をする前に「今夜は演歌縛りだぜ」と、釘を刺すのを忘れない。酔っ払いの厚顔オヤジならではの発言である(誰かとは言わないよ)。
一時間ほどカラオケを楽しんで貰い、新客のために席を空ける。四軒目の「ちょっぷく」に四人で向かう。店に入りながら、YAMAちゃん店長のテーマソング、北原ケンジの「故郷のはなしを・・・」唄うと、YAMAちゃんが店内から唱和した。オイオイそんなに声を張り上げて、客は未だ居るぜ・・・、こっちが心配をしちまった。
ちょぅぷくでワインを飲みながら、四人でうだうだしているとマッチャンが姿を現した。「三浦が二卓テーブルが空いてるって。今からだと間にあうよ」と言う。三浦というと…、何時も混んで中々は入れないラーメン店だ。この前もマッチャンが何度か電話をしたが空振りだった。そのリベンジもあって呼びに来てくれたのだろう。
一同うち揃って三浦へ移動となった。五軒目の店になる。そこで思いだしたのが、今年のマッチャンの目標のこと。「一番目、今年の売り上げは去年を上回ること。二番目が、減量すること。」と、フェイスブック上で宣言していたのを。『人形町パトロールを控えない限り無理だね!』と書き込みをしたが・・・。
最後にラーメンに向かうようじゃ、目標達成は不可能だろう・・・・。道すがら、そう言った。然し、私も同様だ・・・。他人様のことは言えぬ、我が身なり。
「三浦」のラーメンは確かに美味い。ラーメン以外も美味い。餃子と牛カツ、瓶ビールとなった。当然ラーメンもオーダーした。旨いだろう!。と、すっかり出来上がった客人に問うと「美味しいですね」と、酔眼朦朧としながらも応えた。ちよっと飲ませ過ぎたか?
客人をタクシーに乗せ、コートの襟を立てて地下鉄駅へ。メトロに乗った途端に寝入りこんだようだ。中目黒駅の乗り換えもヨタヨタしていた。学芸大学で降りようとすると、後ろから「ご馳走様でした」の声。一緒だったAOKI君が居た。車中から彼のことは全く記憶なし・・・。やっぱ、酔ってたんだろうな?帰宅は零時頃であったか。
酔っていたようだが、帰宅後に日課の支出簿と忘備録の記載はしてあった。これは帰宅時間を確認しようと、今朝になって開いて判明した。意外としっかりしてるねぇ・・・。先日なんぞは、Yシャツも背広もコートも着たまま蒲団に入っていた。脱いだズボンだけが蒲団の中で丸まっていた。それに比べりゃ、昨晩はしっかりしていたか?。
で、今朝の起床は六時。なれど、枕元の蛍光灯は点いたままであった。さて、今朝の弁当は如何に?と、暫く考えて蒲団から出た。
今朝は、残りご飯があったので「炒飯」と云うことに。菜の方は、「茄子と蓮根の挟み揚げ」「茄子&挽肉の味噌炒め」「ポテトサラダ」、最後に「豚小間とキャベツの焼肉タレ炒め」となった。ジャガイモ・タマネギ・胡瓜・人参・シメジ・キャベツ・茄子・蓮根・ブロッコリの野菜群、卵・ベーコン・豚小間・挽肉の肉もどきが、本日の出演である。
挟み揚げは、先日家人が言っていた「自然薯を繋ぎに使うと、柔らかい」を思い出し、少々ながら自然薯を摺って挽肉と混ぜた。手間暇を惜しまぬとは、我ながら感心だ。
今夜は早や帰りとしたい処だが・・・・、渋谷・宇田川町の「奈加野」にて、サラリーマン時代の後輩二人と会う約束になっている。二人とも二歳下なので現役ではない。出来の宜しくないのも居るが、これも浮世と云うやつだ・・・・。