福音の力を体験せよ 49
このメッセ-ジを伝えるようになると、家族の者たちから、「マーガレット、以前はこのメッセ-ジを全く理解していなかった。このメッセ-ジは、私たちの生涯を根底から変えてくれることでしょう。でも、このメッセ-ジを私たちだけで聞くのはもったいないから、ぜひ教会で語ってちょうだい」と言われました。
私は、「何ですって?私が教会で説教をするなんて、とんでもない!」と思いました。私は、かなりの恥ずかしがりやでした。大人の前では、いちども説教をしたことがありませんでした。子供たちに教えることはできましたが・・・。
しかし、私は祈りました。「主よ、このメッセ-ジは、あなたの民にとって必要であることを知っています。これはまさに、私にとって必要なメッセ-ジであり、主人にとっても必要なメッセージでありました。ああ主よ、もし私がこのメッセ-ジを伝えることを願っておられるなら、私の心から、恥ずかしという思いを取り除いてください。そして、自由に話せる能力を与えてください」と。
その翌日、教会で礼拝を担当することになりましたが、私の心からは、恐れが完全に消えていました。説教の後、「主よ、感謝します。今後このメッセ-ジを伝えることを主がお望みなら、やらせていただきます」と祈りました。
新生への道 13 主にある喜び ④
人生の道を歩く中で、自分の間違いや欠点や失望ばかりを考えて、悲しみと落胆に満たされている人がたくさんいます。私がヨーロッパに行っていたとき、ある姉妹がちょうどそのような状態で、たいへん失望し、励ましの言葉を求めてきました。その手紙を読んだ夜のことですが、私はある庭園を歩いている夢を見て、その庭園の持ち主と思われる方に案内されていました。私は歩きながら花を摘み、その高いかおりを楽しんでいますと、そばを歩いていたこの姉妹は、道をふさいでいるつまらないいばらを見て、それを悲しみ嘆いていたのです。この姉妹は案内者に従って道を歩かないで、いばらやとげの中を歩いて「せっかくの庭園も、このようないばらがあって本当に残念なことです」と言うのでした。すると、案内者は「いばらのことは気にしないでください。ただ害を受けるばかりですから。それより、バラやユリやナデシコを摘んではどうですか」と答えました。
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