14万4千人 8
14万4千の人たちは白い衣を着せられて、しゅろの葉を手に持っています。これは勝利の象徴なのですね。それを手に握っています。この白い衣は彼らの清められた心を表しています。24人の長老の一人がヨハネに向かって、「彼らは一体何者なのか」と尋ねます。ヨハネは、「私は分かりません。主よ、あなたはご存じです」と答えます。「どうぞ、私が理解できるよう教えてください」とヨハネは語ります。そうすると「彼らは大きな患難を通ってきた人たちである」という答えが与えられます。この黙示録の描写から見ますと、彼らは大いなる嵐、地の四すみの風が解き放たれて大いなる嵐がやってくる直前に印されます。そして印された後に四方の風が解き放たれ、彼らは、嵐へ、大患難へと投げ込まれて、その大いなる患難を通ってきた人たち、そこから出てきた人たちと言われるわけです。これは、地球歴史の最後の時代に生存する人たちのことを描いているのだということは疑いの余地がありません。
主の日は盗人のように 5
結婚式に群れをなしていく人波を見たことありますね。皆さん、野球好きですよね。野球場に群れをなして行く人々は見たことがあります。映画館に群れをなして入っていく人々を見たことはありますけれども、しかし、自分の罪を告白するために、群れをなして行くような、そういうことを見たことはありません。
農夫は畑に行かず、学生は学校に行かず、会社員は職場に行かず、みんなどこに向かっていきましたか?それは、なぜでしょうか。自分たちの、自分の罪を全部告白するためでした。私たちの時代にも、このような偉大な場面を目にすることができるでしょうか。私たちが行動を起こすならば、こういった偉大な場面を目にすることは可能です。
なぜイエス様の再臨が、このように遅れていますか?それはヨハネが立ち上がらないからです。この時代にも、同じくヨハネが起きるならば、こういったすばらしい場面を目にすることができます。本当に人々は、この世の夢心地の中から、目を覚まして立ち上がるようになります。この世が与える安心感、また満足感から目を覚まして、本当に目を主に向けることができるようになります。この時代は、何よりもまず、ヨハネが立ち上がるべき時代です。そして、私たちがその道に沿って行くならば、この世は私たちについてくるのです。