14万4千人 10 デイビット・カン講演
『国と指導者』という本の中には次のように書かれています。上巻の195ページですけど、そこに、「モーセは再臨の時に死からよみがえる人たちを代表している」とあります。それからエリヤについては、「地上歴史の最後において、死ぬべきものが死なないものに変えられて、死を見ることなく天に移される人々を代表するエリヤが立っていた」とあります。この前後関係を見ても、はっきりしているんですけれど、ここで質問したいと思います。
なぜ神様は、14万4千の人たちが恩恵期間が終わった後も、この荒廃した地上に生きることをお許しになるのでしょうか?これはほかでもない全宇宙に、特に聖天使たちに福音の力がどれほどのものであるかということを示すためです。ご自分の福音を通して神様は、どんな人間を罪人から回復させて、清くすることが出来るかということを示すためです。これが永遠の福音なのです。福音が変えられたことは一度もありません。福音は私たちを新しい者へと変えてくれるのです。福音は私たちの罪を許すだけではなくて、私たちを変えて新しい心を持つ者としてくれるのです。
主の日は盗人のように 第7回 ソン・ケムン説教
アメリカ経済の危機
最近の報道によると、アメリカ経済が、本当に深刻です。2008年から、アメリカはとても困難な状況にあると報道されています。2008年から、すでにアメリカ経済は崩落して来ています。最近では、深刻の線を越えて、本当に大変な状態になっていると言います。経済的な数値ではなく、具体的にどんなことが起きているか話したいと思いますが、私は今日、宿舎からこちらまで2時間40分かけて来ました。高速道路のアスファルトを見たら、とてもきれいに舗装されていて、びっくりしました。また新しく作られた高速道路がありました。私がここに着くまで、道路は全部アスファルトの上を通ってきました。ところがアメリカは、巨大な高速道路網が広がっていますが、今のアメリカの現状は、アスファルトの道路がみんな砂利道に変わっていく状態です。それはなぜでしょうか。州政府がアスファルトを敷くお金がなくて、砂利でしか対処できないからです。道路を補修する資金がなくて、そのままになっている状態なのです。
また、ロスアンジェルスでは、家一軒当たりのニワトリの飼育は一羽だけと制限されているというのです。この話を聞いて私はびっくりしました。本当にこれはアメリカの話なのか、どこかの難民の村の話なのか・・・。その理由は、景気が沈滞していて・・・アメリカ人の副食は肉類ですね。肉類を十分に摂れないから、家ごとに鶏を飼って、その肉と卵を自分で得るわけですね。そのように皆が自分の家で鶏を飼ったりするから、肉類の市場がさらにうまく機能しなくなります。そのために州政府が、ニワトリの飼育は、一軒に一羽と制限を加えたのです。