14万4千人 第23回
ところが私の状態、健康状態がどんどん悪化していったのですね、もう息が出来ませんでした。私の妹たちがやってきまして、これは今すぐ病院の救急室に行きなさいと言われました。そしてある病院の救急室に運ばれまして、これは心臓発作だと言われました。「心臓発作だって」、生涯こんなことが自分に起こるとは思ってもいませんでした。自分の家族にもいませんでしたし、今まで、知り合い、友だちがそういったことに襲われても、まさか自分がそうなるとは思っていませんでした。
また、自分にはやる事が一杯あるんだから、こんな心臓発作なんかになっている場合ではないと思ったのです。神様はここから救われるだろうと。でも、そういった中でも息は出来ないままでした。病院で酸素マスクをつけてくれました。そして寝台に乗せてくれまして、担架で手術室に運ばれたんですね。お医者さんたちがやってきて、まず単純な処置からやってくれました。私の静脈から小さなカメラを入れて、何かふさがっているところがないかと調べ始めたのです。そしてそれを見つけて、それを吹き飛ばす機械があって、そのような処置を行って、そのふさがっている所が、血液が通るようになったと言ってくれました。
主の日は盗人のように 第20回
この、全世界の恵みの時が閉ざされる前に、まず、クリスチャンたちの中で、恵みの時が閉ざされます。なぜでしょうか。それは光を先に受けた者が先に裁かれるからです。ペテロ第一の手紙を見ると、「さばきが神の家から始められる時がきた」(1ペテロ4:17)とあり、まず神の教会から裁きが行われるのです。エゼキエル書にも、御使いたちが、殺す武器を持って出ていきますが、まず、聖所、神の家から裁きを始めます。また聖所の中で、年老いた人から裁きが始まります(エゼキエル9:6)。この老人は誰を指していますか。大祭司や、今でいえば牧師、教師(先生)、聖書の言葉を教えていた人たちです。彼らの恵みの時が先に閉ざされます。
では、世の中全体の恵みの時はいつ閉ざされますか?イエス様の再臨の時ではありません。七つの災害が降り注ぐ時です。この七つの災害というのは、なぜ、いつ降り注がれるかというと、イエス様を信じる人々を迫害して、あまりにもこの人々は可能性がない、救われる可能性がない、と主が判断された時、彼らに対して、七つの災害が降り注ぐのですね。その時には、いくら悔い改めようとしても悔い改めることはできません。「不義な者はさらに不義を行い、・・・義なる者はさらに義を」(黙示録22:11)行うようになります。そのことによって、七つの災害が降り注ぐ時、私たちはこの世の恵みの時が閉ざされたことが分かります。