皆さんは、空中ブランコに乗るサーカスを見たことがありますか。私が幼いころ、TVで新年になると、今もやっているのか分からないのですが、そのころ見た記憶では、空中ブランコから次のブランコへ飛び移ったり、互いに手を握り合う演技をするのを見ました。彼らがそうすることができるのは、落ちても受け止めてくれる網が下にあるので安心して曲芸をすることができるのです。
私たちはまだ完璧ではありません。しかし、聖霊の中で生きていくと、私たちは早く立ち直ることができます。私たちが滑り落ちても、私たちの下には網があります。キリストの血は、私たちのすべての失敗に対する赦しを提供しました。しかし、もし落ちたときに網の上で寝てしまったら、私たちは、サーカス団に残っていられないでしょう。私たちは役立たずの曲芸師にしかなれません。
しかし、もし私たちが真に清められた生活を送りたいなら、空中ブランコで見事な演技をしたいなら、私たちの下には網があるということを知る必要があります。曲芸師たちは網があることを知っているので、安心できます。もし網がなければ彼らは緊張して恐れることになります。私たちも緊張して恐れたとき、さらに落ちやすくなります。何の話なのか理解できましたか? 落ちるのを恐れている人は、自分が落ち続けているのだということを発見します。清く生きようと一生懸命努力する人は、そうするほど、清く生きることが難しいことを発見することになります。