召命、召しを受けた人々を新約聖書では"エクレシア・教会"と呼びます。"呼びだされた人々の集まり"という意味です。 皆さんは召しを受けましたか? そしてその召しを受けた人たちの群れの中にいますか?
次に、"使命"は主の働きのために遣わされることです。バプテスマのヨハネは遣わされた人でした。 「ここにひとりの人があって、神からつかわされていた。その名をヨハネと言った」(ヨハネ1:6)。
彼の使命はメシアが来られることを人々に知らせ、キリストを人々に知らせることでした。そして彼はキリストを伝えたために殺されました。イエス様はヨハネを最も偉大な預言者だと説明されました。 彼は主の道を整える預言者でした。もし、ヨハネが、その時代にいなかったなら、多くの人たちはイエス様が誰なのか分からなかったはずです。その当時も、多くの宗教家たちがおり、祭司たちがおり、たくさんの律法学者たちがいましたが、いずれも神様からの召しを受けていませんでした。使命を受けることができませんでした。
現代におけるバプテスマヨハネの使命は、キリスト再び来られることを人々に知らせ、キリストの品性を知らせ、キリストのために命までも捧げる人を整えることです。
そして特に、本書で研究するのは、"人の子・キリスト"という義の福音を通して"全地を明るくする(黙示録18:1)"最終時代の使命です。今の時代にこれ以上貴重な使命はありません。かつてヨハネが誕生する時、ヨハネの父ザカリヤに"わたしは神のみまえに立つガブリエルであって、この喜ばしい知らせをあなたに語り伝えるために、つかわされたものである"(ルカ1:19)と伝えられました。この最後の時代に神様はクリスチャンたちを召して、バプテスマのヨハネの使命を与えられたのです。