いげのやま美化クラブ

自然はアイドル!水辺の笑顔、未来の子供達へ素敵な自然の恵みを繋げていきましょう、環境問題、自然生き物、美化活動&男の料理

ブラックバス無理やり釣る方法(川の観察調査)

2012-10-23 21:47:38 | 小畑川・犬川・合流地点水中生物の紹介
2012年10月京都府長岡京市、小畑川&犬川合流地点・・・・
川の調査を遊びをかねて行っています。
今回は、ブラックバスとブルーギル・・・・の繁殖状況・・・・
お互いに外来魚
今から、10年前、ブラックバスが大繁殖・・・・川にはたくさんのブラックバスが・・・・
水深30㎝ぐらいしかない川に小魚を狙ってハンティングをしていました。
ルアー(疑似餌)を投げると簡単にたくさんのブラックバスが釣れました。
その後年々減少傾向に向かっています。

去年は夏場に干上がった為、ほとんど見る事はありませんでした。
今年も、9月までは見かけませんでしたが、一時的な大雨の後、ちらほら見かけるようになりました。
今年は日本古来からの鮒やコイ、ハヤ、ウグイ、そして、初登場の天然アユ・・・・(一部)
がたくさん泳いでいます、その中にブラックバスの姿も見るようになりました。
何故ここに居るのか?・・・・・大雨で淀川水系から登ってきたのか?それとも、上流から流されてきたのか?
ここから、2キロ上流でも見かけます、って事は上流から下ってきた可能性が高いかもしれません。


ブラックバスが日本にやって来たのは1925年山梨県の芦ノ湖・・・・・食用や、釣りを目的に放流
その後、パワーある、bassフィッシングとして人気、全国各地へと広がりました。

でも、繁殖力の強い事、そして、食欲旺盛の為、日本古来からの、タナゴ、モロコ、鮒やコイの稚魚、などの減少になりました。
昔、飼育もしていましたが、食欲にはビックリします、金魚も1日10匹は軽くたいらげます(大きさにもよりますが)
そして、エビのたくさん採れる池がありました、そこにブラックバスが来てからはエビが0の状態にまでなったのを覚えています。

今は、琵琶湖なんかで、リリース(再放流)禁止になっていますし、他の場所への放流も罰せられます!・・・・

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今回は、そんな、BASS(ブラックバスを釣ってみる事に)・・・・
バス暦は長いので、ある程度熟知しています。




とりあえず、ルアー(ワーム)・・・プラスチックのやわらかいゴムみたいな疑似餌で、試して見る事に・・・・

私には水の中のbassは見えています、他の人は見えなくても・・・・・

川の場合、バスは、上流方向に向かって常に頭を向けています、その前にルワーを泳がすと
食欲のある時は、すぐに食らいついてきます、でも今回、目の前のルアーに全く反応がありません、
いろんなアクションをくわえても、全く反応無し・・・・しまいに逃げてしまう・・・・
そうとうスレ(一度誰かに釣られたか、人が多すぎて敏感になってるか)ています・・・・
ブルーギルはワームで、釣れました・・・・写真はありませんが・・・

ルアーにどうしても食いついてこない場合の必殺が、餌釣りです!・・・・・ルアーマンには邪道かもしれませんが、
これも、魚の特性の勉強に大きくつながります

エビや、ミミズが良いでしょう!・・・・



今回はミミズチャンで!・・・・・・最初は魚の目の前を泳がす感じで通りこしましたが、反応無し!
こんな時は、BASSから、1メートル手前に餌を落とし、アクションをしないで、ミミズちゃん独自のアクションでじっと待つ!
ブラックバスは見ています、・・・・ソ~ッと近づいてきて、パックリ!・・・・・

ポイントは、派手なアクションはしない事!・・・・ミミズチャンは、1匹でもたくさん付けても良いのですが、絶対に針を出さない事!
他の魚も、賢い魚は多くいます、針が付いてるのを見破る魚がいます・・・・・・見破られたら食いつきません・・・・


「ハイッ!・・・見えてるバス・・・・1投目でゲット!」・・・・



サイズは小さいですよ~・・・15センチのコバッチーですから・・・・・
この川には今はこんなのしか居ませんので・・・・あしからず・・・




見てご覧!・・・小さいながらも大きな口!・・・・



親指の太さでもスッポリ入る!・・・・・
獲物を捕まえる時は、吸い込む感じで捕まえる・・・・・
こんな小さなブラックバスでも、タナゴなんて一口!・・・・・

日本の古来からの魚が減るのも解ります・・・・・


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大きなブラックバスなんて、人の握りこぶしが入る大きさの口です!・・・・ちなみに・・・

↓画像・・・・53センチのランカーと呼ばれる大きなBASSです、これは過去に琵琶湖で釣った物です。





今は、各地で駆除が行われていますし、琵琶湖でも少なくなった気がします、
でも、淀川水系などは、まだまだ、手付かず状態・・・・これだけ繁殖していたら、完全な駆除は不可能かもしれません、
せめて、護岸工事や、河川の工事で、水草や、ヨシが減っています、魚の隠れ家を増やしてあげる事も必要だと思います、
また、そのような活動をされている所もあります。


小畑川&犬川・・・・ブラックバス事情は、毎年違った様子です・・・・・多かったり、少なかったり・・・・

ブラックバスも元々は食用・・・・食べる事はできるのですが、もっと、川の水質が良くなければ食べる気がしません、
だから、川は綺麗にしたいもんですね!

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