今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

浄土ヶ浜(岩手県宮古市)

2016年12月03日 | 名所・旧跡
名勝 浄土ヶ浜
東日本大震災による津波で指定区域が大きな被害を受け、震災からの復興および被害の伝承を目的として、陸中海岸国立公園から現在の「三陸復興国立公園」の名称に改められた



観光船を降りると観光客の流れが駐車場ではない方向に進んでいく



何があるのかまったくわからないが、ついて行くことに



観光船で見た風景とは違った景色が目の前に現れてきた



写真右中央のトンネルの向こう側が観光船乗り場になる



私は人間が創り出したものには興味があり感動するが、自然美についてはかなり鈍感である



浄土ヶ浜の由来は、宮古山常安寺の霊鏡竜湖が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと伝わる



海の色が見る位置によって変わっていくのが面白い



入り江を利用した海水浴場は環境省による「快水浴場百選」に選定されている



宮沢賢治はここに訪れ、「うるはしの海のビロード昆布らは寂光のはまに敷かれひかりぬ」という歌を詠んでいる



この日は5月末で海水温は低いはずだが、楽しそうに泳いでいる少年がいる
テレビゲームに熱中している子供と比較すると、実にたくましいではないか



 


先ほど乗っていた観光船が新たな客を乗せ航行していく
 





私は幼い頃から海の側で育っているため海を見ても心は動かないが、この海岸の海の色には興味を持った



駐車場から10分ほど歩くが、周囲の景色を眺めて歩くとあっという間に着いてしまう
家族連れ、カップルが時間を過ごすには最適の場所だ



撮影 平成28年5月29日
コメント
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