今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

小袖海岸(岩手県久慈市宇部町)

2016年12月14日 | 名所・旧跡
あまちゃんの舞台「小袖漁港」
NHK朝ドラ「あまちゃん」の舞台となった「袖ヶ浜」が小袖漁港である
毎日欠かさず視ていたので東北旅行を計画したとき訪れてみたい場所であった



「じぇじぇじぇ!」は2013年の流行語大賞にもなった
「今でしょう!」「お・も・て・な・し」「倍返し」の時代である



1959年(昭和34年)11月にラジオドラマ「北限の海女」が放送され、その題名が海女を指す名称として用いられるようになった



駐車場から一番離れている場所へ。監視小屋である。歩くと太腿筋に負荷がかかる、少し高い場所にある
途中、老いた女性に逢ったので、挨拶がてら距離と時間を尋ねるが、話している言葉がまったく理解できなかった



「監視小屋」:ドラマで使われた場所でもある。



ここからの眺めはよく、監視場所に選ばれている理由がよくわかる






防波堤の先にドラマのオープニングにでてくる灯台が見える



下に降り小さな港の周辺を歩いてみる



大きな岩が視界に飛び込んでくる



小袖海岸を代表する「柱状節理」と呼ばれる現象の岩石で、三陸ジオパークのジオポイントにも選定されている。



小さな鳥居の赤磯大明神



「夫婦岩」:2つの岩に結ばれた注連縄は東日本大震災の津波でも切れなかったという



防波堤から夫婦岩を見る。山の上にあるのは監視小屋



ドラマでアキが走った防波堤をゆっくり歩いてみたかったが、立入禁止になっていた
走って海に飛び込む輩がいたとか…



ドラマではこの場所と灯台が大切な役割を果たしているが、これまでみてきた灯台では一番小さく、形も変わっている



駐車場には私の車が一台だけ。前日、温泉で聞いた話しだが「ブームは去った」と



震災の時はこの漁港の船も流され、大きな被害に遭ったという



被害に遭った「海女センター」も新築された



中に入ってみると、簡単な資料館のような役割を果たしている



屋上からの景色が一番綺麗な感じがする。目の前で海女さんたちによる素潜り実演が行われる



食堂で「まめぶ汁」を食べた
ドラマ同様、不味くもなければ美味くもない「微妙な味」だ



駐車場に戻ると山口ナンバーの軽乗用車から若い女性が降りてきた
車内の様子が私と同じなので声を掛けると、車中泊の旅をしているという
仕事を辞め、昨年の10月に出発。途中、住み込みのアルバイトで貯金し、また旅を続ける
「私って変ですよね」と聞かれたので、「いや、とても素晴らしい人生を送っている」と思っていたことを口にした
「まめぶ汁」が美味しいので食べるようにと別れ際に言って車を走らせた



撮影 平成28年5月30日
コメント
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