今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

日光山 輪王寺 その2(栃木県日光市山内)

2018年12月25日 | 神社・仏閣
世界遺産 輪王寺
輪王寺大猷院霊廟に徳川家光を祀る
その歴史は奈良時代にさかのぼり、近世に徳川家の庇護を受けて繁栄を極めた

二天門(重要文化財)
日光の境内で一番大きな門
「大猷院」の額は108代天皇の後水尾上皇により書かれた



「大猷院(だいしゅういん)」とは、家光の戒名「大猷院殿贈正一位大相国台霊」の最初の三文字をとったもの



「持国天」



「広目天」



階段を上がった途中から二天門を見る



団体参詣者に紛れ込みガイドの話に耳を傾ける



地震などでも崩れ落ちないようにつなぎ目に工夫がなされている



鼓楼(重要文化財)
大きな法要の際に釣鐘と太鼓が打ち鳴らされる



鐘楼(重要文化財)
釣鐘も太鼓も目視できず、同じような建物なので鼓楼・鐘楼の判別が難しい



夜叉門(重要文化財)
「夜叉門」を守るのが4人の夜叉神



阿跋摩羅(あばつまら)



毘陀羅(びだら)



犍陀羅(けんだら)



烏摩勒伽(うまろきゃ)
烏摩勒伽像は日本で唯一夜叉門で祀られている独立像
手にする金の弓矢は破魔矢。この破魔矢こそ烏摩勒伽仏が発祥と云われている



膝の小象に注目。説明によると破魔矢と膝小僧の語源は夜叉門の烏摩勒伽からきていると云う
この説明は、拝殿での破魔矢の販売(3000円)に絶大な効果をあげている






銅燈籠66基(重要文化財)



唐門(重要文化財)




総金箔造り



玉垣にはたくさんの鳩、左右の壁には秋の七草が彫刻されている



軒下には丹頂鶴と白龍の彫刻
これより先は撮影禁止となる



拝殿・相の間・本殿(国宝)
大猷院の中心となる建物で、拝殿・相の間・本殿と連なる独特な建造物の構造を「権現造り」という



別名「金閣殿」と呼ばれている



内部には、狩野探幽の描いた唐獅子、天井には140枚の龍の絵、家光が着用した鎧などがある






皇嘉門(重要文化財)
奥の院の入り口に当たる門。明朝様式の竜宮造りで、別名「竜宮門」
この門の先に、家光の墓所がある



祖父「家康(東照宮)」を凌いではならないという遺言の「輪王寺」
もう一度訪れてみたいと強く思った



撮影 平成30年10月12日
コメント
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