今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2023 春 放浪の旅(4日目)福井県・京都府・兵庫県

2023年05月15日 | 旅日記
訪問日 令和5年6月15日

2023 春 放浪の旅(4日目)福井県・京都府・兵庫県

道の駅「シーサイド高浜」(福井県大飯郡高浜町)
夜には雨も降っていたが、朝起きると雲は多いが雨は大丈夫そうだ



道の駅の裏の景色



私の旅行では一番利用回数の多い道の駅
入浴施設が併設されていて便利な場所だ



佐伎治神社(福井県大飯郡高浜町)
朝、今日の訪問地をネットで検索していると、近くに歴史のある神社があった



佐伎治(さきち)神社と読めなかったが、1800年の歴史を持つという



境内には「狛犬」が多く、そちらの方でも有名だという



拝殿



幣殿と本殿 写真には掲載していないが摂社の数が多い



神輿庫(3年に一度一般公開するとのこと)



車に戻ろうとしたとき、「大きなカメラですね」とスエット姿の男性から声をかけられた
有名寺社の写真を趣味で撮っていると話すと、実は宮司だと名刺を渡され本殿の奥まで案内してくれた
金ぴかの狛犬だが修復してこのようになったそうだ



30分以上にもわたり、神社の歴史や貴重な品々まで説明して頂いた(感謝)
再訪を約束して別れた



金剛院(京都府舞鶴市鹿原)
ここも好きな寺の一つで何度か訪れている



この美しい参道の先に目的のものがある



三重塔(重要文化財)



新緑の季節は樹木の葉が多すぎて塔全体を撮るのが難しい



石段の上に本堂があるのだが、昨夜、入浴中に転倒し膝が痛くて上れなかった



宝物館
久し振りだが、日本に4体しかない重要文化財の深沙大将(じんじゃだいしょう)の一つを見たくなった
快慶作の仏像で躍動感があり素晴らしい
ここでも、係の女性が国内にある「深沙大将像」を紹介してくれた



大乗寺(兵庫県美方郡香美町香住区)
江戸中期の画家円山応挙やその一門の画家たちの襖絵などがたくさんあるので「応挙寺」とも呼ばれている






整備が行き届いている境内は気持ちがいい



5年前に一度訪れているが、団体さんの後ろで説明を聞いていたのでよく理解できなかった
今回は私一人だったので説明もわかりやすく、質問にも適切に応えてもらうことができた



私の知人に画家と最近絵を描き出した人物がいるが是非観てほしいと思った



余部鉄橋(兵庫県美方郡香美町香住区)
初めて訪れた時とは様子は一変しているが、ここも好きな場所である



新旧の橋 高さは40mほどある



昔は汗をかきながら上ったが…



今はボタンを押すと上まで行くことができる






現在、こちらの線路は観光用になっている



帰り際に亀が「そら」と書かれた帽子をかぶって草を食べていた
道の駅の駅長のようだ



撮影 令和5年6月15日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023 春 放浪の旅(3日目)滋賀県

2023年05月14日 | 旅日記
訪問日 令和5年6月14日

2023 春 放浪の旅(3日目)滋賀県

道の駅「伊吹の里」(滋賀県米原市伊吹)
近くの入浴施設で「薬草風呂」なるものに初めて入ってみた
体に溜まった脂肪分が滲み出てくることを期待したが、嫌な臭いだけが体にしみついた



前日の午後からの雨が止むこともなく、朝まで降り続いている
午前3時頃から車を揺らすほどの風も加わり、すっかり目が覚めてしまった



道の駅から見える伊吹山も頂上付近は雲に隠れている
それにしても歴史ある山も開発が進み寂しい感じがする



天気予報からも今日の観光は厳しそうだ
長浜市に移動してイオンモールで不足している飲料や食料を購入後、「豊公園駐車場」で休憩

長浜城(滋賀県長浜市)
公園内にある長浜城へ



羽柴秀吉(豊臣秀吉)が築城した城跡で、現在は「長浜城歴史博物館」になっている



入館しようとしたが、館内は撮影禁止と書かれていたので今回は止めた



天正3年秋頃、城が完成すると地名を今浜から「長浜」に改め、秀吉は小谷城から家族とともに移り、天正10年(1582)まで住んだ



長濱蒸溜所(滋賀県長浜市)
長浜に寄ったのはこの蒸溜所でウイスキーを購入するためだ



蒸溜所で販売しているウイスキー



こちらのウイスキーは試飲もできる(有料)



日本一小さな蒸溜所



麦芽の匂いが漂っている



奥にポットスチル(小さい)



この樽に入っているウイスキーを購入するため、毎年訪れている
自分の手で瓶に注ぐことができるのが魅力だ
写真右のシェリー樽のウイスキーは高価で500mlで16,500円(税込)
今回購入したのは一番左のホワイトオーク樽 59度で 6,600円(税込)



ラベルも自分で貼り、年月日や自分の名前も入り記念になる



ビールが苦手な私だがこのビールは旨いと思う
瓶を購入したかったが缶にかわっていた



撮影 令和5年6月14日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023 春 放浪の旅(2日目)岐阜県

2023年05月13日 | 旅日記
訪問日 令和5年6月12日

2023 春 放浪の旅(2日目)岐阜県

道の駅「柳津」(岐阜県岐阜市柳津町)
岐阜市の南玄関に位置する「都市型道の駅」



今回が2度目の利用となる
半数近くが車中泊の車で北は北海道、南は九州ナンバーの車も見かけた



大垣まつり(岐阜県大垣市)
大垣市内を走っていると警察官の姿が多い
何と、4年ぶりの開催となる「大垣まつり」の当日だった



国の重要無形民俗文化財に指定されている祭りで、運良く見ることができた



市役所前で地域の重鎮に披露した後、町に曳かれていく



若い衆が車山を力強く回している






大垣城(岐阜県大垣市郭町)
大垣市を訪れた目的はこの城だった
前回は駐車場を探すことができなく諦めてしまった






城内に入る
弓と鉄砲の体験ができるというので試してみた



国宝だった大垣城は昭和20年の空襲で焼失した



戸田氏鉄公騎馬像



郷土館
大垣城との共通券になっている
庭園が見事に整備されていた



大垣まつりの人形などが展示されていた



近くで見ると表情などがはっきりわかる



車山を保管している場所が通りにあった



奥の細道むすびの地記念館(岐阜県大垣市)
楽しみにしていた場所だが館内は撮影禁止



品の良い係の女性の話によると、芭蕉は奥の細道のむすびの場所に、この地を最初から選んでいたという
黛まどか氏が名誉館長でシアターによる説明を行っている
昔からファンで惹きつけられる魅力がある






南宮大社(岐阜県不破郡垂井町)
美濃国一宮
境内には一切表記はないが、建物のほとんどが重要文化財に指定されている


 
目の前を係の女性が通りすぎて行く
礼の仕方、歩き方に凜とした美しさがある(女性剣士のようだ)



楼門(重要文化財)



高舞殿(重要文化財)



拝殿(重要文化財)



本殿(重要文化財)



宝物館(拝観料:100円)展示物について詳細な説明がある



朝倉山真禅院
明治の神仏分離令により南宮大社から移された
天気予報通り雨が降り始めた(急がねば)

本地堂(重要文化財)



三重塔(重要文化財)






鐘楼(岐阜県指定文化財)・梵鐘(重要文化財)



この後、「関ヶ原決戦地」を目指したが雨が強く降っていたので諦めた

撮影 令和5年6月12日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023 春 放浪の旅(1日目)愛知県

2023年05月12日 | 旅日記
訪問日 令和5年6月11日

6月10日(水)19:00 苫小牧港 出港 6月11日(木)仙台港 経由
6月12日(金)10名古屋港 着岸

2023 春 放浪の旅(1日目)愛知県

国宝 犬山城
2023年春の旅は「国宝 犬山城」から
今回が4回目になると思うが、しばらく遠ざかっていた
第1駐車場から城が見える






城の様子が少し変わっていた
前回、訪れた時に修復工事が行われていたことを思い出した



城内に入る



天守閣からの眺めだが、高所恐怖症で一周できなかった



十二代城主の写真
写真家 篠山紀信氏が撮影したという



三光神山稲荷神社
犬山城を下りた所にある稲荷神社



このピンクのハート型の絵馬が女性に人気らしい



稲荷神社独特の鳥居




城下町の風情を残している本町通りを歩く

犬山からくりミュージアム
最初、犬山市文化資料館に入ると、隣でからくり人形の実演をするので行くようにと言われた



お茶を運ぶという有名な人形の説明と実演が始まった
この人形で軽自動車が買えるそうだ









この人形も下から操作して説明してくれた



城とまちミュージアム
犬山城についての資料が中心であった









どんでん館



「犬山祭(国指定重要無形民俗文化財)」で曳かれている「車山(やま)13輛のうち4輛を展示している



本町通りにも「車山(やま)」が保管されている



この本町通りを正面の神社まで曳かれていく



平日にもかかわらず観光客が多い、外国語も多く耳にする
やっと普通の生活に戻りつつある



撮影 令和5年6月11日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮城峡蒸溜所(宮城県仙台市青葉区ニッカ1番地)

2023年05月07日 | 蒸溜所・酒蔵
訪問日 令和4年10月17日

宮城峡蒸溜所
正式名称は「ニッカウヰスキー株式会社仙台工場」



ビジターセンター
旅行中のため事前に予約できず、当日ビジターセンターにて「蒸溜所見学」を申し込んだ



蒸溜所は山形県と宮城県の県境の山中にあり自然に囲まれている









屋内に入る



見慣れたウイスキーが並んでいる



ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝が、北海道・余市蒸溜所につづき、ニッカウヰスキー第二の蒸溜所になる



竹鶴は複数の原酒をブレンドし、より味わい深く豊かなウイスキーをつくりたいと考えていた
選択した場所は、広瀬川と新川(にっかわ)というふたつの清流に囲まれた峡谷



ビジターセンター内・見学受付
蒸溜所見学は、ビジターセンターで受け付けから始まる



中央には宮城峡蒸溜所で造られている「宮城峡」



ここでは、ウイスキーの製造工程やニッカの歴史などの展示が行われている






カフェ式連続式蒸溜器から造られた「ニッカカフェモルト」は絶品



樽の種類



下から2つ目の「シェリー樽」が私の好みである



ニッカウイスキーの歴史



申し込んだ蒸溜所見学の時間帯では、写真奥で熱心に資料を読んでいる男性と2人だった



現在では入手困難なボトル
Amazonでの販売価格では左から12年(35,980円)17年(42,280円)21年(74,000円)25年(26万円)NA(15,800円)












展示物とその説明が分かりやすくとても参考になる









センター内からの眺め






蒸溜所見学(ガイドツアー)
無料で所要時間70分 無料のテイスティング付



①乾燥塔(キルン塔)



「自然を大切にしなければおいしいウイスキーはつくれない」という竹鶴の信念に基づき、1969年に開設
訪れる人たちに「鎌倉山」をバックにしたレンガ造りの建造物を見てもらうための演出だという



樹木の伐採は最低限に留め、電線はすべて地下に埋設している






②仕込棟
 仕込棟では、蒸溜する前の糖化・醗酵が行われる















③蒸溜棟(単式蒸溜)
 もろみをポットスチルと呼ばれる単式蒸溜器で2回蒸溜する









NHK朝ドラ「マッサン」で使用されたポットスチル






④貯蔵庫



⑤ギフトショップ、テイスティングバー(撮影禁止区域)






<購入したボトル>
① 伊達(宮城県限定ボトル)



② シェリー&スイート(宮城峡蒸溜所限定)



③ フルーティー&リッチ(宮城峡蒸溜所限定)



④ 上記の180mlボトル(宮城峡蒸溜所限定)




撮影 令和4年10月17日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瑞宝山 本山慈恩寺(山形県寒河江市大字慈恩寺地籍31番地)

2023年05月06日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月16日

瑞宝山 本山慈恩寺
慈恩宗大本山の寺院
神亀1年(724年)行基が慈恩寺を景勝であるのを見て京に帰り、聖武天皇に奏上
天平18年(746年)聖武天皇の勅命でインドの「婆羅門(ばらもん)僧正」が開山

平成26年度に慈恩寺旧境内一帯が国史跡に指定された



本山及び市では、新たな観光拠点の柱として各種整備を実施している
この日は何かのイベントなのかキッチンカーなども出ていて賑わっていた



参道入口の花も参拝者の目を楽しませる



つづら折りの参道



慈恩寺は好きな寺の一つで今回が4度目になる
初めて訪れた時、この坂を車で上がろうとしたが途中で諦めた(汗)






今回、寒河江市内を走っていて「大江広元」の文字を多く目にする
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で最後に残ったのが主人公の北条義時と「大江広元」



右手に「最上院」の門、正面奥に山門



最後の辛い石段



山門(山形県指定文化財)



扁額には山号の「瑞宝山」






仁王像






本堂(重要文化財)






拝観料:700円(薬師堂拝観も含む)
慈恩寺は重要文化財32、山形県指定文化財33を有する
非公開の仏像もあるが何度も訪れる理由の一つでもある









天台智者大師堂(寒河江市指定文化財)



釈迦堂(寒河江市指定文化財)



三重塔(山形県指定文化財)



初代三重塔は、慶長13年(1608年)に、山形城主最上義光の寄進により建立
文政2年(1823年)に隣家の火災により類焼し、文政13年(1830年)に地元の大工棟梁布川文五郎によって再建された









鐘楼



薬師堂(寒河江市指定文化財)



重要文化財の「木造薬師如来及両脇侍像・木造十二神将立像」が安置されている



阿弥陀堂(寒河江市指定文化財)



山門を横から



展望台に来るのは初めてである



遠くに寒河江市の町並みが見える






参道入口に戻る
また新たな参拝者が上っていく



寒河江市内には山形県内でウイスキーの品揃えでは1・2を誇る酒屋がある
そこで購入した3本



撮影 令和4年10月16日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石船神社(新潟県村上市岩船三日市9-29)

2023年05月05日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月16日

石船(いわふね)神社
日本書紀のなかで、大化4年(648年)には「磐舟柵が蝦夷征討の前進基地として築かれた」 という記述が見られる
「神さまが天(あめ)の石船に乗りおいでになられた」という日本神話を伝説に……
岩船神社は、郡内総鎮守の御社として、飛鳥時代以前より1300年を超える歴史を有している

参道大鳥居
修復作業かと思っていたら、2日後に開催される「石船まつり」の準備のようだ
地域の若者が同じ服を着て準備をしている



石船神社由緒



額には「石船神社」(石の口の上に・が付く)



狛犬






参道を照らす提灯も準備されている



手水舎



社殿全景



狛犬






拝殿
豪雪地帯ということで拝殿もガラス戸で覆われている






岩船神社の「絵馬」



拝殿前の社号



彫刻



本殿
祭神:饒速日命
高天原から天の磐船に乗りニニギノミコトと天降りました神



石船神社社叢(新潟県指定天然記念物)



木の灯籠



古峯大神



「古峰大神」と刻まれている



こちら側から見える社殿が美しい



境内社












再び社殿を眺める



石船大祭(10/18・19)
祭礼屋台倉庫から「しゃぎり屋台」が出され準備している



「新潟県指定無形民族文化財」に指定されている



先太鼓と木遣りを先頭に、御舟屋台をはじめとした9基のしゃぎり屋台が共に神幸する






岩船大祭しゃぎり屋台倉庫



磐船柵趾の碑



撮影 令和4年10月16日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

快楽山 称名院 浄念寺(新潟県村上市寺町3-13)

2023年05月04日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月16日

快楽山 称名院 浄念寺
浄土宗の寺院
明応年間(1492年 - 1501年)、浄念という僧侶が草庵を結んだのが起源



額には山号の「快楽山(けらくさん) 」









鐘楼
梵鐘がない



本堂(重要文化財)
文化15年(1818年)の建立
土蔵造りの本堂としては日本で一番大きさ



建築については、防火を考えて大壁の土蔵造とし、屋根はこけら葺きにしている



本尊:阿弥陀座像(丈六)
扉は閉ざされていて拝観することができなかった



芭蕉と曽良が参詣したことでも知られている



唐破風の彫刻



境内に置かれている兎



カメラを向けたくなる可愛さ



撮影 令和4年10月16日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

如意山 乙宝寺(新潟県胎内市乙1112)

2023年05月04日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月15日

如意山 乙宝寺
真言宗智山派の寺院
天平8年(736年)に聖武天皇の勅願により行基菩薩、婆羅門僧正の二人の高僧によって開山






弁天堂(新潟県指定文化財)






金毘羅堂



仁王門



扁額には山号の「如意山」



仁王像(阿像は修復中)






鐘楼



手水舎



三重塔(重要文化財)
元和6年(1620年)村上城主周防守忠勝公の寄進により建立



塔内安置仏は普賢菩薩で、辰年と巳年生まれの守り本尊









大日堂(金堂)






本尊:金剛界大日如来
脇侍:阿弥陀如来、薬師如来



露座佛(釈迦如来)



芭蕉句碑



観音堂






地蔵堂






堂内内部



大日堂



きのと桜(胎内市指定文化財)



露座佛(釈迦如来)
寛延3年(1750年)に寄進されたもの



六角堂






乙宝寺は今回が3度目になるがこちらを訪れたのは初めて

大葉樫(胎内市指定文化財)



境内には弘法大師空海ゆかりの場所が手水舎にもあるが、この箸の話しも面白い






夢殿(真言堂)









本坊






客殿



夢殿を後に駐車場に戻る









撮影 令和4年10月15日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

諏訪神社(新潟県新発田市諏訪町1丁目8番9号)

2023年05月03日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月15日

新発田 諏訪神社
創建は、大化4年(648年)現在の聖籠町諏訪山に鎮座したのが始まり
その後、現在の中曽根町に遷され、初代藩主溝口秀勝候が新発田城内に遷座した



寛永15年(1638年)三代藩主溝口宣直候が鍛治町へ
四代藩主溝口重雄候が泉町(現在地)へ 遷座した



随身像









手水舎



鳥居



額には社号の「諏訪神社」



狛犬









拝殿
宝暦6年(1756年)七代藩主 溝口直温によって建立された社殿は、平成13年11月5日の不審火によって焼失した



平成16年8月1日 旧社殿と同規模の社殿が再建され、遷座祭が斎行された






拝殿内部






拝殿を横から



幣殿・本殿へと続く



本殿
祭神:建御名方命 (タケミナカタノミコト)



相殿 : 藩祖溝口大祖源秀勝朝臣命(新発田藩 初代藩主)
歴代藩主による篤い崇敬は町人にまで広がり、夏の祭礼は城下の最大行事



古峯神社 (火伏 海上安全の神様 )



神輿殿



御柱 (大祭)



平成28年8月に諏訪大社下社より春宮一之柱を下賜されたもの



天皇陛下御即位 記念植樹



稲荷神社(五穀豊穣 商売繁盛の神様)



五十志霊神社(火伏の神様)






厳島神社(芸事の神様)






撮影 令和4年10月15日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魚沼神社(新潟県小千谷市土川2丁目699-1)

2023年05月02日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月14日

魚沼神社
創建は崇神天皇の時代と伝えられている
「上弥彦大明神」とよばれ、上杉家をはじめ、武家の崇敬をあつめた神社だった
上杉謙信が関東へ出陣する際は、小千谷で信濃川を渡っていた
その小千谷を通るたびに、この魚沼神社に参りに来ていた

社号標



鳥居



神門



随身像






狛犬






拝殿



扁額には「彌彦大明神」
戦国時代には、彌彦神社と祭神が同じことから「上弥彦神社」と呼ばれた
上杉謙信の時代の史料にも「上弥彦大明神」とあり、拝殿にも「彌彦大明神」の額が掲げられている



越後国一宮である彌彦神社に対し、当神社を「二の宮」と呼び、この地域の人々の信仰の中心となった



本殿
祭神:天香語山命(あめのかぐやまのみこと)






神楽殿



阿弥陀堂(重要文化財)
元神宮司の別当「池源寺(ぢげんじ)」の阿弥陀堂で「阿弥陀如来と大日如来」が安置されている



昭和29年(1954年)の解体修理の際、永禄六年乙丑(1563年)の文字が確認された
干支に合わせると永禄8年(1565年)となる



明治初年の神仏分離の際、神輿舎(しんよしゃ)と改称
昭和29年(1954年)の大規模な解体修理を機会に阿弥陀堂の名称に戻った



方三間、一重宝形造茅葺きで、豪雪地帯特有の軒先が極めて短い造り












撮影 令和4年10月14日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多多神社(新潟県柏崎市大字曽地1325)

2023年05月02日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月14日

多多(ただ)神社
本殿が重要文化財であるということで訪れた
カーナビに社名が出るのだが住宅地で道幅が狭く場所を確認するのに時間を要した
駐車場もなくコンビニに駐め、徒歩で向かった

社号標と参道



鳥居



内容が判別できない案内



鳥居






狛犬






拝殿扁額
拝殿は、雪国ということもあり、サッシで覆われていた



本殿(重要文化財)
本殿(室町期の重要文化財)も、コンクリートの覆屋で何も見えない
社伝によると、大同元年(806年)藤原朝臣人道浄眼により造営
文明年間(1469~1486年)兵火にかかり古記録等を失い由緒不詳となった



拝殿から鳥居を見る



重要文化財の本殿を保護し後世に伝えるため、地域の人達の努力している姿を感じることができた



撮影 令和4年10月14日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柏崎市立博物館(新潟県柏崎市緑町8-35)

2023年05月01日 | 博物館・美術館・記念館
訪問日 令和4年10月14日

柏崎市立博物館
プラネタリウムが有名だと知り、雨対策も考え訪れた
残念な事に雨が降らず、プラネタリウムは上映していない日だった
入館料:300円



「通い徳利」
明治から昭和期に、酒屋が顧客に貸し出した徳利で客の欲しい酒を入れて販売した
徳利には酒屋の名前や屋号等が記され宣伝にもなっている



現在の広告よりインパクトがある



子供の頃使っていたグローブによく似ている(素手と変わらない衝撃を思い出す)
赤銅鈴之助、鉄人28号、少年サンデーの伊賀の影丸など懐かしい






薬師信仰の霊山・米山へといざなう展示室
「米山道標」
「米山道 此ところより 三筋左へ行」と刻まれている



米山信仰については全く知識はなく初めて知った



泰澄像
奈良時代の修験道の僧



縁起では和銅5年(712年)加賀の白山を開いた泰澄大師の開山と伝えられる



こちらは「役行者」のようだ



「めの字絵馬」
眼病治癒祈願のため密蔵院護摩堂に奉納された絵馬



ナウマンゾウ発掘調査資料展示
柏崎では約10万年前の安田層の上下二層準からナウマンゾウの化石が出ている



発掘された化石やナウマンゾウ骨格標本などを展示






右切歯(全長133cm)



歴史・民俗展示室
閻魔王像
明治28年(1895年)の火災の折、閻魔堂内から救出されたもの






木食(もくじき)上人
肉類,五穀を食べず,木の実や草などを食料として修行することを「木食」といい,その修行を続ける高僧を「木食上人」といった



木喰上人(1718-1810)は甲斐国(現在の山梨県)に生まれ、22歳で出家した



45歳の時に木喰戒を受け、56歳で日本廻国修行の旅に出てからは、93歳で生涯を閉じるまで各地に多くの仏像を残した



全国に残っている約620体の木喰仏のうち、半数近くの約260体が新潟県に残されている
そのほとんどが長岡、柏崎、小千谷と佐渡で確認されている






「娥眉山下橋標木」と良寛たち



「天神と随身像」






考古展示室
「弥生式土器」






「銅鏡」



「縄文式土器」






撮影 令和4年10月14日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春日山 林泉寺(新潟県上越市中門前1-1-1)

2023年05月01日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年10月13日

春日山 林泉寺
曹洞宗の寺院 明応6年(1497年)の創建  
開基は越後守護代・長尾能景

惣門(上越市指定文化財)
10年ほど前、JAFの表紙に朝霧に包まれた茅葺の惣門の写真が掲載されていた
キャンピングカーを購入した年で、最初に訪れる場所はここだと決めていた
あれから4・5回は訪れている。思い出の寺の一つになる



山門
拝観料:500円(含宝物館)
大正14年(1925年)上杉謙信生誕400年を記念して山門(二重門)が再建された



仁王像






山門を通過する際、上を見上げると「龍」の絵が2枚描かれている






享禄3年(1530年)1月21日 春日山城に生まれる(幼名は虎千代)
虎千代は7歳で城下の林泉寺に入門し、14歳で呼び戻され元服して「景虎」と称するまで林泉寺の六世住職「天室光育」から学問を学んだ
戦国の武将の中でも教養が高く、信仰心が厚い謙信の素養はこの時期に培われたといわれている
景虎がのちに上杉家を継承し「上杉輝虎」を称すると、林泉寺は上杉家の菩提寺となる



鐘楼前にある可愛い石仏が復活していた(嬉しい)



鐘楼






本堂
平成9年(1997年)開創500年を記念して新たに本堂が建立された





本尊:釈迦牟尼仏






墓所入口



案内図



石柱に「謙信公御墓所」



石段の脇に置かれている石仏









上杉謙信公の御墓
天正6年(1578年)3月15日に遠征を開始する予定だったが、遠征の準備中の3月9日に春日山城内の厠で倒れた
昏睡状態に陥り、その後意識が回復しないまま3月13日の未の刻(午後2時)に死去した。享年49



遺骸には鎧を着せ太刀を帯びさせて甕の中へ納め、漆で密封した
この遺骸は当初春日山城内の不識院に埋葬され、林泉寺に供養塔が建立された
この甕は上杉家が米沢に移った後も米沢城本丸一角に安置された
明治維新の後、歴代藩主が眠る御廟へと移された



墓石の横に「天正六年三月十三日」と刻まれている






川中島戦死者供養塔
謙信の墓の横に建っている






本堂に戻る



鐘楼と山門



宝物館
謙信の人物像を知る上で貴重な展示物が多い






宝物館からの眺め









山門の「第一義」は謙信の直筆(本物は宝物館)






山門上部にある2枚の「龍」






撮影 令和4年10月13日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする