喜多方発・樹齢800年長床の大銀杏--3

蔵のまち、喜多方から、

この秋、いや冬でしょうか、一番の冷え込みでした。霜が降りて周りの家の屋根が真っ白でした。我が家の前で零下2度でした。霜が降ると長床の大イチョウが心配なのです。

本日の画像も長床の大イチョウです。連日画像挿入してますが、私にとっては訳ありなのです、本日もお客様を案内して行ってきました。

「樹齢800年、長床の大銀杏が年間を通して一番美しい一日を迎えました。そのイチョウを見てもらいたくて長床へご案内いたします。紅葉も（黄葉）見事ですが、すでに落葉した黄色い絨毯が見事です。本日お出でになったお客様にはお勧めの場所です」

「エッ　本当にそんなキレイナ銀杏が在るの、今日が最高だって？」

「ハイ・・行ってみてからご覧になって下さい・今が一番綺麗な時期です」

とゆうことで本日は千葉県のＪＡ○○のご一行さま20名です。
自信を持ってお勧めしたのですが、チョット心配でした、昨夜の霜です、霜に当たって一夜にして総ての葉が落葉した事があります。・・でも大丈夫でした。

お客様ご一行は新宮熊野神社の鳥居をくぐるやいなや、声を上げて「スゴイ・これは素晴らしい銀杏だ」、とまだまだ先の方にある大銀杏に感嘆の声を上げながら近づいて、改めて観てから皆さんスバラシイとお褒めの言葉を頂きました。銀杏もすばらしいのですが

皆さん長床の歴史ある長大な木造建築をご覧になって改めて千年の時の流れを感じていました。ここにこれだけの建造物が在るのが不思議だと言ってました。

長床保存会の皆さんも連休の終わりまでは何とか落葉せずに持ってもらいたいと願っています。毎日同じことを書きましたが、これだけの紅葉が後、数日で枯葉になるのです。ぜひ連休中に長床の大イチョウをご覧下さい。