
明治4年(1871年)に、熊本洋学校の教師として赴任したアメリカ人。彼の教育は、今までの慣習を大きく打ち破るものだっだ。そして、そこの卒業生から、その後日本内外で活躍する教育家や宗教家や実業家のリ一ダ一が出ている。
彼の教育とは、「教育とは、授けるものではなく、自ら啓くもの」であった。
彼は、全て、英語で授業を行った。その具体的な特徴は、次の4つであった。
1、自学自習:教育とは与えられるものではなく、自ら学ぶもの。教えることは、最もよく学ぶことである。上級生の及第生が、下級生の先生役をする。
2、班別学習:少人数の班に分けて授業をする。
3、演説教育:発表能力を高める為に、英語で演説をする。
4、男女共学:(周りから、かなりの抵抗が当初あり)
又、彼は、衣食住の安定、日常生活の充実こそ全ての基礎だと考え、
・野菜を作り(キャベツ、レタス、タマネギ、アリフラワ一)
・パン、牛乳、牛肉の普及
・果樹栽培、西洋のスキ・キワや印刷機の導入
などを積極的に行った。
He thought that education is not a thing to be given but to study oneself. He taught that teaching is the best way to study.