日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

病気になると・・・

2010-12-06 12:44:38 | Weblog
 2週間ほど、強い咳が止まらなくて、やっと下火になったかな。もう治るかな、もう治るかなと毎日思ってきて、長引いてしまった。夜、咳込んでいた。カラ咳だった。こんなこと、研修医の時になった百日咳以来のことだった。周りのドクターから、「抗生物質を飲んだら・・・、百日咳じゃないの・・・、カラ咳に麦門冬湯の漢方薬がいいんじゃないの・・・」などと言われたが(飲まなかった)。鼻汁もくしゃみも鼻水も一緒になっていて、持病のアレルギー性鼻炎も合併したみたいだった。
 思うに、病気になるとホント気弱になる。それがよく分かった。多くの患者さんも、そんな感じで、気が参ってしまって、免疫力も低下して、治りも遅くなるのだろうなあ・・・。
 医者のくせに、なかなか治らないと・・・いろんな手段を考えてしまう。ある整骨院の院長の話だったが、・・・「(五十肩で)肩が動かせなくなると、まず、整形外科に行く。そこで直ぐに治らない(治せないと言った方が正解かな?)。で、自分の整骨院に来る。それでも、思った様に治らない。で、温泉療法がいいと周りから言われるとそれをし、○○を食事に摂るといいといいと言われると、それを摂る。サプリメントがいいと言われると、そらにも手を出す。最後には、庭の木の根が悪いから、クワでそれを除去したらいいなどと言われ、クワを買ってきて、それを除去すると・・・何が効いたか分からない状態で、治っている。
 自分も、咳にはココアがいい、ビターのチョコレートがいいなどとテレビの番組で言われていたので、それを積極的に摂り、玉ねぎがいいと言うので、玉ねぎを細かく切ってサランラップに包み、それにタオルを巻いて寝いていた。
 今回、咳が一番ひどい状態の時、ある人から、「先生と同じ様に、喉が痛くて、咳が強くて、何しても治らなくて、2週間掛かりました。」と言われた。この発言が一番当たりだったかな・・・。周りに、1カ月以上もカラ咳している内科の医者(それも、呼吸器専門の医師)もいるけど・・・?!
 東洋医学では、医食同源で、食事も薬って感じに受け取られている。(イスランブールでしばしば出されていた)トマトやキュウリを取ると、体が冷える。冷え症の人には、あまり勧められないのではと思う(温めて食べた方がいいだろう)。
 咳には、ナシや大根や蜂蜜がいい、喉にはキンカンがいい、カリンがいい・・・など、その他多くのことがいろいろと昔から言われているけど、それなりの経験からそう言われてきているのだろう・・・?!
 まあ、普段から免疫力を高めていて、過剰なストレスが持続しない様にして、時にはしっかりと休養することが大事と思いますが・・・(夜も仕事をしないといけない医療従事者の場合、肝心なそれがなかなか出来ませんね)。

*写真は、イスタンブールの救急車(上の内容とは、全く関係ありません)

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将 棋・・・

2010-12-06 08:56:35 | Weblog
 12月5日(日)の午後、NHKの教育テレビで、第36回将棋の日、「次の一手名人戦」で、羽生善治NHK杯と谷川浩司9段が、持ち時間初めからなしの状態で、名古屋城(400年記念)のパネルをバックに公開将棋で、どんどん指して闘っていった。
 途中、会場参加者が、次の一手を3つの選択肢から選ぶゲームがあって、最後に18名残って会場の壇上に上がった。2名残り、最終的に年配(70歳過ぎ?)の男性が(全問正解の)勝者となった。・・・→将棋では、年齢、男女差、関係なく誰でもが楽しめます!!
 初めから最後までずっと見ることが出来た。とても見応えのある勝負だった。内容は、初め、角交換し、羽生さんが中飛車で、穏やかな展開だったが、最後は、羽生さんの(低い)二条城と、谷川さんの(高い)名古屋城が一気に崩れる感じの展開になった。正に、息が詰まる感じになって、かろうじて後手の羽生さんが勝った。羽生さんも、今回は、読みが難しかったと述べられていた。
 私の場合、将棋は、父から教わり、初め、歩3丁で負けたのを今でも覚えている。兄二人が将棋でよく待った待たないなどで喧嘩して、父が、将棋盤を隠したこともあった様だ。自分も、鉢巻をして、兄に挑んでいた様だ(体力では負けるので、・・・?!)。将棋は、高校になってもしていた。囲碁も、中学に入ると、完全にはまってしまって、中学三年の時には、同級生が集まって囲碁に熱中していたこともあった(当時は、あまり強い人はいなかった・・・)。 高校では、将棋よりも囲碁の方をよくしていた。大学の教養部の時にも、隣の社会人(初段)と囲碁をしていた。
 今も時々、将棋や囲碁をテレビで見て楽しんでいる。オーストラリアを往復する時には、飛行機の中で、それを楽しんだ。
 今の時代、将棋も囲碁も、インターネットで相手を探して、それなりに楽しむことも出来るのです。(凄い時代になっていると思います!)
 今、NHKの教育テレビの「タップダンス」のDVDで、タップダンスを(こっそり)練習している。楽しい。姿勢も良くなって、運動になっている感じだ。来年の今頃、自分の1時間の演奏の中に、それをちょっと入れたいなあ・・・(無理かなあ・・・?!)。
*写真は、医局から見た景色(12月4日の夕方で、水色に輝いていた・・・)。


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