日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

月 食・・・

2010-12-22 14:22:38 | Weblog
 平成22年12月21日(火)、病院から出る時、数人が集まって、デジカメで写真を撮っていた。見れないと思って諦めていたのだが・・・→アレーッ、見れるの?って感じで、空を見上げると、雲の合間に、月食が見れました。
 直ぐに、デジカメを取って来て、しつこく撮りました。色がちょっとちょっと変わって行く感じで、満月の右上が少し欠けた状態でしか見れなかったけど・・・→感動しました!
 あんなに遠くにあるのに、地球の干満現象を起こしている月・・・神秘的です。太陽系では、月みたいに大きな衛星を持っている惑星は、地球だけです。
 月は、地球にとってはなくてはならないものだし、地球の生き物にとっても、深い関係にある。そんな月も、初めはもっと地球に近かったのに、次第に離れて行ってる・・・。
 統計学的に・・・→満月の時は、交通事故が多くて、犯罪も多くなるとか・・・?!出産と潮の干満は、関係あるみたいだし、昔は、女性の生理も、月の周期と一致していたはずだが・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=mxJjNW_8QMg 

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将来の医療アラカルト(イギリス型:4/10)

2010-12-22 12:42:54 | Weblog
 日本の場合は、皆保険制度で、皆、(個室料など、保険の効かないケースもあるが)同じ様に等しく医療を受けることができる。大学や県病を受診しようと思えば、その日に受診することも可能だ。それに、アチコチ行って、セカンドオピニオン、更には、サードオピニオンも受けることができる。
 治療側の医師も、人を見て、医療を変えることは、基本的にない(医療訴訟になりそうなケースだと、検査が多くなることも考えれるが・・・?!)。それに、小児科では、深夜の場合でも、乳幼児の医療費が無料のケースが多いし・・・。
 これって、海外の多くの国から見れば、異常なことなのだ。日本の財政事情から、これからもこんな感じの医療が長く続けられるとはとても思えない。
 医療制度のタイプを、大きく、イギリス型、アメリカ型、北欧型の3つに分けてみた。
 現在、医師不足は、何故か、かってイギリスの統治下にあった国に多い。カナダ、オーストラリア、ニュージ-ランド、そして、アメリカ。
 イギリスでは、医療費の患者負担はゼロである。イギリスの多くの病院は、国営である。病院勤務医も開業医も、実質的には、国家公務員と同じ感じになっている。開業医は、GP(一般医)と言われる。イギリス国民は、必ず、居住地域のGPの中から一人を選んで、自分のかかりつけ医にすることが義務付けられている。自分が指名したGP以外の医師の診察を受けることは、契約期間の間は、許されていないし、いきなり病院に行くことも許されていない。まず、GPが診察して、病院の専門医の受診が必要と判断した場合にのみ、紹介状を書いてくれる。
 もちろん、それとは別に、民間病院もあり、自由診療をしている開業医もいる。そこでは、アメリカに次いで高額で、全額個人負担となる。入院すると、寝ているだけで1日10万円以上もとられる。病気の種類によっては、1日数10万円~100万円以上にもなってしまう。この恩恵に預かれるのは、極々一部の富裕層に限られている。
 以上の事で、大きな問題はなさそうに思えるが・・・→実際は、そこでは、日本とは大きく違った医療がなされている。
 イギリス型での最大の特徴は、「待機リスト」があると言うことである。(イギリス人の国民性で)医療を受ける場合、皆全く公平である。(どこかの国の様に?)コネはない。社会的地位が高いからとか、医療関係者だからとかは、全く関係ない。(・・・←この考え方自体は、素晴らしいのですが・・・)
 GPの判断で入院が必要となっても、直ぐに入院できない。空きベッドが出来るまで、自宅待機となる。数週間はザラで、3カ月も珍しくない。表は、4年間の入院待機患者数を示したもの。日本の人口の半分しかないイギリスで、一見、次第に改善しつつある様に見えるものの、日本では想像できない出来事だ。
 しかし、実際は、「待機リスト」の他に「隠れた待機リスト」なるものが存在する(!)のである。入院用の待機リストに載せてもらう為には、病院の専門医の診断が必要となる。紹介状を持って行っても、直ぐに診てもらえないのだ。専門医に診てもらうのに、数週間から3カ月余りも待たされる。
 ちなみに、2007年4月30日時点(インターネットで常に公開されている)で、約96万人もの患者が「隠れた待機リスト」となっている。その内4週間以内が約54万人、4週間から8週間が約33万人、8週間から13週間が約9万人となっていて、運が悪ければ、病院の専門医に診てもらうまでに3カ月も待たなければいけない。
 更に驚くことは・・・→初めのGPの診察を受けることも容易でない。通常は、2日ないし1週間待たされる(!)。予約を取って数日後にGPのオフィスに行くことになるが、たいていのカゼや腹痛などは、その前に治ってしまう為、イギリスでは簡単な病気でGPにかかる人は、まずない!!
 兎に角、GPの診察までに数日、紹介状を書いてもらって病院の外来で診察を受けるまでに数週間、更に入院までに数カ月の時間が必要となる。日本では信じがたいが、イギリスでは、ここ10数年来、これが当たり前の事となっているのだ。
 何故、そうなってしまっているのか、その理由とは・・・→イギリスの医師は、目前の患者に全力を尽くすべきという一種の職業倫理観が強いので、GPは、一人の患者の診察に20分~30分程の時間を費やす。病院の専門医ではもっと時間を掛けるし、そこでは、インフォームドコンセントなども、たっぷりと時間が掛けられる。
 医療サービスが濃厚→一人に掛ける時間が長くなる→他の患者の待ち時間が長くなる→GPの診察待ち→待機リスト患者の増加→隠れた待機リスト患者の増加と、必然的な流れになっているに過ぎない・・・!!

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大脳生理学的に適合した生き方(2つの本能:3/10)

2010-12-22 09:42:05 | Weblog
 斎藤佑樹投手が、「斉藤は、何か持っていると言われました。・・・→それは、仲間です。」と言って、とても幸せそうな顔をして、インタビューに応じていました。正に、これこそ、「仲間になりたい」本能が満開した姿なのです。
 以上の様に、先天的な本能に「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」の3つがありますが、その後、後天的な本能として、「自己保存」「統一・一貫性」なる2つの本能が出来ます。
 「自己保存」とは、自分を守ろうとするもの、「統一・一貫性」とは、統一性、一貫性が保てないことを避けるものです。共に、脳が発達するプロセスで獲得する後天的な本能で、成長に伴って自我が芽生えると顕著になります。
 「自己保存」は、生きて行く為に自分を守ろうとし、「統一・一貫性」は、「正誤を判断する」「類似するものを区別する」「バランスをとる」「話の筋を通す」面で、よりよく生きる為に、大切です。
 しかし、この2つが強くなり過ぎると、周りとトラブルが起きる羽目に陥ります。自分と反対の意見を言う人を嫌いになったり、更には、相手の意見を打破しようすることにもなりかねません。
 冷静になって考えれば、自分の意見に反対しても、その人を嫌いにまでならなくてもいい訳で、更には、相手に嫌悪感を抱かせる必要も全くない訳で、正に、これは、過剰反応していることになります。
 脳のクセで、「違う」が「嫌い」に転化しているだけなのです。違うものは違うものとして認めればいいだけのことなのです。これは、我慢する、妥協する、相手に取り入ったりするのとは違います。まず、耳を傾けて、「なるほど」とその意見を一度受け止めてみることが大切です。
 かって、北朝鮮が海賊行為をしていたことを正直に認めましたね。しかし、日本側は、その時、憤りましたね。北朝鮮が、拉致を認めて、金正日氏が謝りましたね。しかし、日本側は、激怒しましたね。北朝鮮が拉致被害者を一端帰す様にと、日本政府と約束しましたね。しかし、日本政府は、その約束を破りましたね。で、北朝鮮側は、もう、日本と言う国は信じられない国だと堅く思ってしまったのではないでしょうか。
 北朝鮮をよく思わない日本人も、北朝鮮の一般民衆までよく思わない必要はないと思うし、更には、北朝鮮の小さな子どもまで悪く思うのは、異常だと思いますが・・・。
 イスラム教徒に関しても、思い込みで嫌っている感じの人がいます。オカルト宗教に見られる様に、人間、思い込んでしまうと、それを修正するのは大変なことなのです。
 経験的に、好きと思ってしまうと、その人の変な行動も許せるし、反対に、嫌いと思ってしまうと、その人のどんないい行為にも、拍手を送る気にならないのが人間です。誤ったことをしても、その点だけを指摘すればいいことで、その人の人格まで全てを否定する必要はないのです。
 この後天的な2つの本能を、生きる上で、しっかりと意識しておくことが、今からは、とても大切なことだと思います。

http://www.youtube.com/watch?v=J44GDFds9Y8&feature=fvst

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