小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

今,多く使われている間違った日本語を使う子への攻略法

2009-07-20 17:30:11 | 学級生活の攻略法

「うざい」「キモイ」「KY」・・・

テレビの影響が一番大きいのだろう。

子どもたちは,学校でも競うように間違った日本語を乱発したがる。

教師としてこれを野放しにしておきたくはない。

そんなときの攻略法はこれだ!

その言葉はすでに時代遅れであることを教える!

である。

そのような言葉を得意気に使う子がいたら,こう教えてあげよう。

「今言った言葉,けっこう前にテレビで流行ってたよね。でも最近は,もう古いから使わなくなってるらしいけど,先生,久しぶりに聞いたなぁ。」

実は今でも若者が多く使っていたとしても,こう言うのである。

さらに,少し鼻で笑うような感じで

「ねえ,○○さん。だよね。」

などと,つられて「はい。」と言ってくれそうな子に,あいづちを求める。

今どきの子どもたちは,何よりも「時代遅れ」であることを嫌がる。情報化社会の影響だ。そこを利用するのである。

ふさわしくない言葉や態度は,「時代遅れである」と指摘してあげる。

そして,「今はだんだん若い人たちの間でも,正しい日本語を使う方がかっこいいって,言われ出してるんだよ。」ぐらい,諭してもよいだろう。

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プリントやドリルなどの練習問題に意欲的に取り組ませる攻略法

2009-07-20 08:11:32 | 授業中の攻略法

特に算数など,授業の内容によって,その時間は習熟のためにプリントやドリルの練習問題に取り組ませたい場面がある。

1時間集中してたくさんの問題を取り組めればよいが,なかなかそうもいかない様子の子も多い。

そんなときの攻略法は,これだ!

問題を解いたら,黒板に名前を書くシステムをつくる!

である。

要するに,自分ががんばったことが,目に見える形で表れることが,子どもはうれしいのである。

コツは,できるだけスモールステップで問題を区切って,たくさん名前が書けるようにしてあげるとよい。

例えば,黒板に

「ドリル25の①~⑤」→「ドリル25の⑥~⑩」→「プリント№1」

などと数問ずつの枠を作って,「その問題を解き終わったら,その枠の中に名前を書きにおいで」と,指示を出すのである。

こうすると,机に座りっぱなしでなく,子どもにもメリハリができ,何より,がんばれば自分の名前がたくさん黒板に並ぶので,子どもたちは意欲的になる。

しかも,教師側から見ても,黒板を見れば,よくできている子と,つまづいている子とが発見できる。支援もしやすくなる。

このシステムに子どもたちも慣れてきたら,加えて,答え合わせのシステムや,間違い直しのシステムも工夫して織り込むとよい。

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