「うざい」「キモイ」「KY」・・・
テレビの影響が一番大きいのだろう。
子どもたちは,学校でも競うように間違った日本語を乱発したがる。
教師としてこれを野放しにしておきたくはない。
そんなときの攻略法はこれだ!
その言葉はすでに時代遅れであることを教える!
である。
そのような言葉を得意気に使う子がいたら,こう教えてあげよう。
「今言った言葉,けっこう前にテレビで流行ってたよね。でも最近は,もう古いから使わなくなってるらしいけど,先生,久しぶりに聞いたなぁ。」
実は今でも若者が多く使っていたとしても,こう言うのである。
さらに,少し鼻で笑うような感じで
「ねえ,○○さん。だよね。」
などと,つられて「はい。」と言ってくれそうな子に,あいづちを求める。
今どきの子どもたちは,何よりも「時代遅れ」であることを嫌がる。情報化社会の影響だ。そこを利用するのである。
ふさわしくない言葉や態度は,「時代遅れである」と指摘してあげる。
そして,「今はだんだん若い人たちの間でも,正しい日本語を使う方がかっこいいって,言われ出してるんだよ。」ぐらい,諭してもよいだろう。