小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

個別指導するときの教師のポジショニング攻略法

2009-07-28 08:35:36 | 授業中の攻略法

授業中、課題に取り組んでいる子のそばに行き、必要な個別指導をする場面は多々ある。

今回注目するのは、その際、教師はどの角度からその子への指導をするとよいかということ。

子どもの正面からズカズカ指導する教師、背中越しに言葉をかける教師、いろいろといるのではないだろうか。

重要なことは、この個別指導時の教師のポジショニングは、その教師の単なる癖ではなく、できるだけ効果的なものでなくてはいけないということだ。

こんなときの攻略法は、これだ!

その子の特徴や、課題への取り組み方に応じてポジショニングを使い分ける!

である。

基本的には、以下のような使い分けが効果的だと感じている。

◆正面から指導する 

 …性格的に強気な子・その課題を得意としている子・集中できていない子

◆真横から指導する

 …性格的に弱気な子・その課題を苦手としている子・集中している子

◆真後ろから指導する

 …ちょっと手を貸してあげたいという場合のみ。 言葉は掛けない。

という3パターンである。

これは、なによりその子の立場になって考えてあげる指導の工夫である。

私たちだって、集中して取り組んでいるのに、ドカンと正面に立たれたくないし、真後ろから背中越しにいろいろと言われても落ち着かないし、不安になる。

教師と子どもの関係は、それ以前に人と人との関係である。何気ない触れ合いの場面についても、よりよいものを探っていくことは、教師の役割である。

↓いつもありがとうございます

にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ にほんブログ村 教育ブログ 教育者(小学校)へ