子どもはドッジボールが大好きである。
私も大好きだ。
ドッジボールというのは、子どもと先生との関わり合いの場として、学校では重要な活動の一つのように思える。
子どもと一緒にドッジボールをする場合、先生は2通りに分かれると思う。
・本気でする先生
・手加減する先生
さて、あなたはどちらのタイプの先生ですか?
こんなときは、こうだ!
子どもとのドッジボールは絶対に本気でする!ただし、明るく!
である。
このことは、年度初めにするドッジボールでは特にそう言える。
なぜか。
①子どもは、(スポーツに関しては特に)素直で単純だから、ドッジボールでバシバシ当てて、活躍する先生のことを、「すごい」と思う。
②ここで感じた「すごい」は、ドッジボールにとどまらず、「この先生はすごい。」となる。
③「この先生はすごい。」と感じると、一種の憧れの目で先生を見るようになる。
④子どもたちにとって、担任の先生が憧れる存在であれば、クラスはまとまってくる。
というメカニズム(笑)だ。
「そんな~」と感じるかもしれないが、これは本当にそうなる。繰り返すが、子どもはかわいいことに、単純だから。
もちろん、私は毎年、学級開きのときに本気でドッジボールをする。子どもたちのボールを全てキャッチし、当てまくる。そして、担任としての地位を一つ築き上げる。
優しい先生は、思わず手加減して、わざと当たるなどして、子どもを活躍させてあげようとするが、子どもたちが本当に求めている先生とは、ドッジボールに関しては違う。
本気でプレーしたら、かっこいい姿になる先生を求めている。
小学校においては、たかがドッジボール、されどドッジボール である。
忘れてはいけないのは、本気でプレーするにしろ、明るくプレーすることである。
ムキになって、子どもが恐いと感じるような顔つきでプレーしてしまっては、子どもへの印象は悪くなってしまう。
笑顔で、さわやかに、子どもとハイタッチを交わしながら、本気でプレーするのである。
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