さあ,2学期がスタートしました。
スタートしてしまいました。(笑)
始業式で,校長先生が子どもたちに「もう後戻りはできませんよ~」って,笑顔で言っていたのが,私の胸にもズサッときました。(笑)
2学期は秋の行事が満載です。
どんなものがあるかは学校や地域により様々でしょうが
運動会
学習発表会
音楽祭
読書祭り
陸上記録会
持久走大会
などなど。
これらに加えて,研修関係で研究授業があったりもして(私も)
また,学校だけでなく地域の行事までたくさんあるから,また大変です。
カレンダーを見つめながら,鼻息が荒くなりそうです。
そしてそのままのテンションで,学級の子どもたちにも
「夏休み気分を吹っ飛ばせ~!!気合いだ~!!全力で行くぞ~!!」
なんて喝を入れたくなります。
まるで自分に言い聞かせるかのように。。。
でも,その前に,一回冷静になって
どのイベントにどれくらい重点を置くかを考える!
ことができる担任になりましょう。
確かにこれらの一連のイベントはどれも特別で,おもしろくて,精一杯のぞめばそれだけの感動や思い出ができるものです。
だからやる気も高まります。
でも,本当にすべてのイベントに100%のエネルギーを費やせるのか?
そこを考えて見るべきです。
・じっくり取り組む時間はあるだろうか?
・子どもたちの体力はもつだろうか?
・授業に支障はきたさないだろうか?
・担任が回らなくなることはないだろうか?
・クラスの実態,子どもたちの関心に合っているだろうか?
それにのぞむ集団のリーダーとして,組織にはっぱをかけるだけでなく,冷静に戦力や環境を吟味する目をもちたいですね。
その上で,もし時間がないと判断すればどれかの取り組みを簡略化したり,子どもたちの体力的に厳しいと判断すればどれかをトーンダウンしたりすることもありでしょう。
そして,「これ」というものを精選して,精一杯の重点を置きます。
そこに大きな感動を味わう仕掛けをつくればいいですよね。
2学期という長く密度の濃いスパンを見通して,トータルで充実したバランスのいい学期になるよう,工夫していきます。