2学期が始まって,一息つく間もなく授業も進みだしています。
「夏休みが終わった瞬間から,次の夏休みに向かってがんばる」
と言っていた先輩先生が懐かしいです。(笑)
さて,この時期担任がしなくてはいけない仕事はたくさんありますが,特に煩雑なのが夏休みの宿題処理です。
大量の宿題の処理の仕方については過去にもいくつか記事を書きましたが,今回は,よりマイナー,だけど必要なこと。
学級担任であれば必ずさばかなくてはいけない仕事があります。
コンクールへの出品関係はぬかりなく!
これは重要ですねぇ。
夏休みはコンクール募集の山です。
図工の絵画・工作
国語の作文・標語
理科・社会の自由研究 などなど
学校には夏休み前にこれらのチラシが山ほどくるので,担当の先生が応募できそうなものをとりまとめて一覧にしてくれることが多いでしょう。
そして,夏休みの間に子どもたちはコンクールを選んで作品をつくってきます。
熱心にいい作品をつくってる子。
てきとうだけど,宿題だからとりあえずつくってくる子。
いろいろですが,それらをきちんとコンクールへ出品するのが担任の仕事です。
このとき,やりがちなミスが
・出品が遅れ,コンクールの締め切りに間に合わなかった!
・コンクールに出しはしたが,どの子の作品をどれに出したか分からなくなった!
・作品は返却されないことを知らなかった!
といったことです。
こんなミスがあった場合は,せっかく作品をつくってきた子どもに申し訳ない事態になってしまいます。
また,家庭によっては熱心な保護者が一緒になってつくってくださっているところもあり,非難されてしまうことも起こりえます。
2学期早々そんなことは避けたいので,「ぬかりなく」やりましょう。
そのためにも
○各コンクールの締め切りは確実に把握し,間に合うよう出品する!
→同学年の先生どうしで声を掛け合うようにするといいでしょう
○どの子の作品をどのコンクールに出したかを名簿にチェックしておく!
→出品一覧をコピーしておいてもらうのも手です
○返却されない作品は,デジカメやスキャナなどでコピーを残しておく!
→そのコピーを学級に展示したり,子どもに返却したりすることができます
こういったことは経験から身につく知恵ですね。
さて,以前にコメントを寄せてくださった方が,ご自身のブログに小学生攻略法を紹介してくださっています。
こちらです↓
http://d.hatena.ne.jp/santoichinoni/20110904/1315108394
身にあまるご紹介をいただいていて,恐縮です。
ブログをとおしてこうやってネットワークが広がるのは大変うれしいことです。
私も「見ていただく」立場というのをしっかり意識していきたいと思います。