運動会本番が間近に迫ってきました。
昨年はひどい大雨だったから,今年は晴れるといいなぁ~
こういうときの体育主任って大変ですよね。
晴れたら体育主任が晴れ男なおかげ。
雨が降ったら体育主任が雨男なせい。
みんなにそう言われます。(笑)
ちなみに,私これまで一回も運動会の「順延」や遠足の「学校遠足」になったことがありません!
ちょっとした自慢です。(笑)
あらら,出鼻から話がそれてしまっている。。。すみません。
運動会の話でした。
高学年部(5・6年生)合同で表現運動の練習を繰り返ししています。
高学年の表現って,力が入りますよね。
「運動会の華」「学校の命」的なイメージがあります。
本校も例外なくそれで,担当の若い男性先生が気合いを入れて指導してくれています。
授業始めの整列の段階で,もう爆発的に怒鳴ることもしばしば。
踊りでは,ひざの曲げ方から指先の伸ばし方まで厳しく指導。
初めて「高学年」になった5年生ちゃんたちは,もうびびってしまっています。
こういったときの指導の在り方は様々な意見があるでしょうが,私個人的にはこういった気合いの入ったやり方もありだと思っています。
いつもではなく,運動会シーズンの一時の間です。
こんなやけどをするくらいの指導を受けるのも,子どもたちにとってもいい刺激になるし,学ぶものがあるはずです。
だから,血管を膨らませて大声をあげる若手を見ながら,いつも私も心の中で
(いいぞ~やれやれ~)
って応援しています。(笑)
(…まぎれもなく,私が体育会系でそういう指導をちょっと前までしてきたからでしょうね。)
さて,こういうふうにがんばる先生がいてくれて,その先生だけでなく高学年部にはまだ複数の先生がいて,練習の指導に当たっています。
そんなとき
指導陣の顔ぶれから,自分の役割を割り出す!
ようにしています。
もし,私も彼のように大声をはりあげて気合いの入った指導をしたい先生だったとします。
でも,この場にそんなもう先生はいらないでしょう。
若手の先生一人で十分その役目は足りているし,空気はできています。
じゃあ,どんな役割が必要だろうか?
と,瞬時に考えられるようになりたいですね。
彼だけでなく,他の複数の先生たちの特徴と役割も見極めて,指導陣のトータルでバランスのとれた効果的な指導ができるような体制をつくることが大事です。
全員がそれを分かっていて実践できるようなメンバーであれば,とてもいい表現運動ができるでしょう。
・気合いの入った指導を届ける先生
・それに委縮してしまっている弱気な子を個別に支える先生
・一味違った明るさとユーモアをもって子どもたちを励ませる先生
・一歩遠目に,ベテランの風格で全体を見守る先生
・・・・などなど。