茨城は大子町,旧常北町,旧猿島町がお茶の産地なのですが,今年はいずれの茶葉からも基準値を越える放射性セシウムが検出され,すでに生産中止となってしまいました。その事実を知ってはいたのですが,だからと言って行かないってのは無いよな…と,大子町北西部の佐貫地区へ行くことにしました。去年は摘みたての手揉み茶を飲んで,ビックリするくらい美味しかったんだよなあ。深い渋みと甘みとがまろやかに調和したあの味は,今までで一番の味でした。
でも今年はその味を味わうことはできません。それどころか,いくら走っても,結局茶畑に人の姿を見ることはありませんでした。去年はたくさんの人が手摘みしていたのに,今年は一人もいない。悲しい…。
よく見ると伸び放題になっている茶葉もあるようで。やっぱり人の手が入らないと見た目も荒れた感じがしてくるな…。
今日のルートはR118を北上→大子駅近くからR461を西へ→県道159を北に上がって行き(田の沢地区)→峠を越えたら佐貫地区→県道205をさらに上がって栃木県境のトンネルまで→茶の里公園で昼食→帰路へ。という感じでした。茶の里公園で売っていたお茶はすべて昨年のものでしたが,ひとつ買ってきました。やっぱり飲むのが楽しみ(^^)。
帰りは袋田あたりがすごく暑くて,頭がカーッと熱くなってきてしまい,これはヤバイとコンビニでアイス休憩。その後もずーっと南からの向かい風。熱ばんだ風で気分が悪くなりそうでした。帰ってきて確認したら大子町の最高気温は32℃。暑いはずだ~~。
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3.11は震度6強の地震に見舞われた茨城北部…。当日,本棚の下敷きになった自転車を見た際には「これはもうダメだ(涙)」と思いました。しかし,その後よーくフレームを見たのですが,傷とか凹みがまったく無い。じゃあ試しに乗ってみる?と乗ったら普通に乗れる…。マジで??と思いつつも,その後何度か走りましたがぜんぜん大丈夫そう。
仮に無事だとしたら,考えられる理由は…
①実はアルミ製のボトルゲージが折れていた。とすると,倒れた本棚の重みはボトルゲージが受け止め,フレームには直接当たらなかったのか…。
②本棚が倒れる瞬間,本がバラけながら飛び出したので,倒れた本棚(コクヨのスチール製)自体はそんなに重くなかったのかも…。
こんな事が思いつくのですが,本当に自転車が無事だとしたら有難い,ラッキー。いちおうショップで診てもらおうかとは思っているんですけど,ズルズルと乗っちゃってるなー。だって平気なんだもん。
これでいいのか??
そんなわけで,日曜日は笠間から52㎞走って久慈浜「みなと寿司」でご飯を食べました。地震当日は津波が腰の高さくらいまで押し寄せたそうです。本当に大変でした。頼んだものは「かつお刺身定食」(920円)でしたが,震災後の流通が元通りになっていないのか,正直味のほうは今ひとつでした。いや,美味しいんですけど,ここの魚は本来もっと美味しいのです。。。ご飯はいつもどおりお替りいただきました(^^)。
食後は久慈漁港のあたりをまわってみましたが,いまだにかなり辛い状態のままでした。港のアスファルトは剥がれたままだし,漁船の数も少なかった。津波で流されたゴミも山のように積まれていました。海際を走る片側2車線のR245は損傷が激しく,今もって対面通行。うーーむ。以前のような姿に戻るのはいつになるのだろう。
9日の月曜日に続いて今日も笠間です。vi606sqさんに教えていただいた鳳台院のシャクナゲを見に行こう。
7:40にスタートして30kmほどで笠間市内へ入りました。稲荷神社の藤の花が先週よりも伸びているか?と期待して立ち寄ってみたのですが,ほとんど変わらずでガッカリ。このくらいなら民家の藤棚でもありそうな長さだよなー。てなわけで,すぐに神社を後にして鳳台院へ向かいました。初めてだったので地図を頼りにしてと…。
R50から田んぼ道をちょっと走って着いたのは,藁葺の山門。クルマで来ている人も結構いますね。知ってる人は知ってるんだなー。そう言えば,笠間の手前で寄ったコンビニのおばさんに,「今日はどこへ行くの?」と聞かれたので,「シャクナゲを見に行くんですよー」と答えたら,「西洋のやつは木が大きくなるんだけど,日本のやつは小さいのね。」と,色々教えてくれました。するとこの小さいやつは在来種なのか?(上段1,4枚目)。
駐車場に自転車を止めて写真を撮っていたら,人の流れがその奥の坂道を上っていくので,「え?この先にも何かあるの?」と行ってみたら,あたり一面が広大な庭園,というか花園?。こっちがメインなのね…。V字谷の両斜面には無数のシャクナゲの花の木。これはすごい。
観光パンフには「見頃は5月上旬から中旬」とありましたが,木によって花の早いの遅いのがありそうで,長く楽しめそうな感じがしました。
ひととおおり歩いてから,「このあとどうすっかなー」と時計を見て考えて…。思い切って久慈浜まで昼ごはんを食べに行くことにしました。たぶん50㎞以上先…。でも幸いにして風は南西。ずーっと追い風に助けられて,案外楽に「みなと寿司」へたどり着きました。時計の針は12:40。自分としては遅い昼食でしたが,大地震以来足が遠ざかっていたので,来れて良かったです。以下,次回へ続く…
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今年は咲き具合が遅いという理由で,笠間のつつじ祭りが期間延長となり,15日の日曜日まで開催している,という記事を新聞で読みました。でもって,私こと今日も仕事が休みでありまして(嬉)…。こりゃ行くしかない,と30㎞ばかし先の佐白山まで行ってきました。「どんなもんかなー」と,あまり期待せずに行ったのですが,月曜日の10時だというのに駐車場はすでに満車。「え?こんなに人いるの?」と意外でした。
意外だったのは園内のつつじの綺麗さも…。いやいや,お見事ぉ~。さまざまな色合いのつつじが山の斜面に,これでもかとばかりに咲き誇っていました。まさに今が満開。今日来てよかったホントに良かった。。。すれ違う人たちも,皆さん異口同音に満足そうなご様子。
花を見に来る人って穏やかな表情をしているなー。あるいは花を見るからそうなるのか…。
標高300mくらい(だったか)の山頂からの見晴らしもすばらしかったです。斜面のつつじと眼下の笠間市内。遠くには山々が連なり,好天もあいまってまさに絶景!皆ベンチに座ってアイスクリームを食べたりしながら景色を愉しんでいました。いや~,なって良い日和なんだ!ヨカッタヨカッタ(^^)。
「まつり」といっても,山頂でちょろっと売店があるくらいで,静かな中でひたすら山を歩いて鑑賞できるのもGoodでした。
自分の自転車生活というか,花暦のなかに「つつじ」は完全に抜け落ちていました。これからは毎年来なきゃねー。ほんと,気に入った!!!
観光協会の(?)リンク貼りました→http://www.city.kasama.lg.jp/ss_info/tsutsuji/index.html
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今日は久しぶりに旧里美村へ行ってみよう。。朝8時に出発してマッタリペースでR349を北上し,いつものエリアへ。水田では田植えが真っ最中のようです。もう少しすると一面が緑の田園風景に変わります。
折橋宿から横川方面へ走り,りんご畑をチェック。今年もピンクがかった白い花がキレイに咲いていました。里美中学校裏手の池では釣り糸を垂れるヒトが2名。何が釣れるんでしょうか?ここも,もう少しすると シダレ柳がキレイなんだけどなー。初夏にはスイレンが咲きそろいます。
薄葉沢にも行ってみました。ここ里美村は多賀山地=東斜面から流れてくる沢の本数が多く,いずれも水量が豊富です。どこを走っていてもあちこちから水音が聞こえてきて,心が癒される思いです。ここに来たらR349の新道よりも,ほとんど車の走らない山よりの道を走るのがおススメ。
お昼は福島県境近くの徳田宿にあるうなぎ屋さんで座敷に上がらせてもらい,920円のうな丼を食べました。広い座敷なので,食後に体のストレッチをするにも都合がいいのです。
それにしても今日は暑かった!走っていると体が熱くなり,キャップを脱いだりアームカバーを下ろしたり…。最高気温は28℃だったそう。
下段1枚目の八重桜なんですけど,ある場所に1本だけ,こんなふうにちょっと珍しい色の花を咲かせる木があるのです。
僕はいつも写真撮るのほとんど午前中なんです。午後は曇ること多いし,晴れていても光の加減が黄昏てくるので,お昼食べたら後は帰るだけです。今日は帰着手前少しのところで予報どおり雨が降りだしたので帰還しました。そしたら間もなく本降り&カミナリに…。なんか最近雨多いよなー。。
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