さて昨日は五嶋みどりさんのコンサート@サントリーホールでした。
2月にチケットを幸運にもゲット。以来楽しみにしていました。
S席12000円という価格も,,五嶋さんの演奏を日本で聴けるのを考えれば格安。しかも今回は8列目というベストな席。え?仕事ですか もちろん午前中で打ち切りですよ(^O^)/打ち切り
1815からはトークショウ。対話形式で五嶋さんのトークが聞けて嬉しかったです。
1900からは本編のコンサート。
曲は…
リスト/オイストラフ編曲: 『ウィーンの夜会』S427から「ヴァルス・カプリース第6番」(シューベルト原曲)
シェーンベルク: ピアノ伴奏を伴ったヴァイオリンのための幻想曲 op. 47
ブラームス: ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番 ト長調 op. 78 「雨の歌」
モーツァルト: ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 変ロ長調 K454
シューベルト: ピアノとヴァイオリンのための幻想曲 ハ長調 D934 op. posth. 159
アンコールで…
クライスラー:愛の悲しみ,愛の喜び
どれも良かったけれど,僕はシェーンベルクが特に素晴らしかった。
全編を通して感じたことは,五嶋さんが言っていた「素直な気持ちで弾く」とはこういうことなのか…ということ。
曲が持っている力を引き出すために,思いを込めて正確に,実直に,強く,優しく弾く五嶋さんの演奏に引き込まれた幸福な2時間でした。
土曜日にsuperfly をLIVEで聴いてきたワタシ。。。
初めて聴いた曲 「愛と感謝」を改めてyoutubeで観てみたら,やっぱりすごく良いじゃないですか
リリースは2008年の曲なのかな
もう8年も前から活動しているバンドなのに,
それもこんなに良いバンドなのに,まったく知らないで過ごしていたなんて($・・)/~~~
さてこの「愛と感謝」という曲。
飾らないで,シンプルなことをストレートに歌っているところが,とっても良いです。
ボーカルの志帆さんは,ハイオクターブも地声で歌い切れる人だけれど,
「愛と感謝」のようなナチュラルな音階の曲も,歌の上手さがよく出るので良いですねー。
またいつか生で聴きたいなーー。
できれば中くらいのキャパのホールがいいな。
そんなわけで,大晦日の紅白で初めてSuperfryを聴いてから,YouTubeでSuperfry観まくりの夜が続きました。
「これは生で聴かなきゃ駄目だ」。「聴くしかない!」と決意した僕は,本日さいたまスーパーアリーナへ。
座席はなんとアリーナ。しかもセンターマイクの真正面
2時間半のライブを堪能してきました。
バンドの皆さんは,正面ステージのほかにも,アリーナにある二つのステージに移動して演ったんですけど,これがヨカッタな。客席の中の通路をゆっくりメンバーが歩いて移動するんですが,志帆さんがフアンの人たちとすっごいコミュニケーションとってて…。目の前をメンバーが歩いて行くんですから,フアンも嬉しいですよ。
僕の席から一番近かったのはグリーンステージのとき。志帆さんがほんとに近くって,「うわこれヤバイ」と感激。
歌った曲も(曲名知らないけど)すごくヨカッタ。「ありがとう(v^-゜)」って歌詞に何度もでてきたな。
間近で聴いてるうちに涙が出そうになった。
生のホーンとパーカッション,エレピの組み合わせもヨカッタ。
歌の上手いヒトはシンプルな演奏のほうが良いのです。
さて本日はサントリーホールにオケを聞きに行って参りました。
東京交響楽団のニューイヤーコンサート・フューチャリング神尾真由子。
神尾さんはかのチャイコフスキー・コンクールで一位となった若手のホープ。
CDやYouTubeでたっぷり予習していきました。
4列目の席が取れてラッキー(v^-゜)でした。(ちょっと前過ぎたか?)
まず最初はオケがヨハン・シュトラウスのワルツを演奏。
いや~久しぶりにオーケストラ聴きましたけど,沢山の弦楽器が綺麗に重なる音って,ほんとうに素晴らしいですねー。
ロック系のライブ行くと,実は音自体は家のオーディオで聴くほうがヨカッタりしちゃうのですが,オーケストラはやっぱり生音が断然いちばん。
10光年くらいの差がありますよ。
お次は神尾さんが登場。
若いし美人だしスタイル良いし,華がありますね。
曲はサラサーテのチゴイネルワイゼン。
それからカルメン幻想曲。
ビブラートを思い切り効かせた演奏は,オケとの息もピッタリでした。
続いて神尾さんの夫であるミロスラフ・クルティシェフ氏が登場。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲を,身体全体を使って鍵盤を叩いていました。
そして再びオケだけになり,ドボルザークの新世界。
アンコールはお約束のラデツキー行進曲。
会場全体から沸き上がるような手拍子で盛り上がりました。
お正月らしい,良い演奏会だったなあ。
先ごろNHKで放映された五嶋みどりさんの演奏@NHKホール&N協は素晴らしかった。
曲はショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77(約36分)。
HDに録画しておいたものをDENONの2000⇒JBLの4305から出力。
五嶋さんの演奏にグイグイと引き込まれた。
圧巻は第3楽章から第4楽章。
体全体を使って表現する五嶋さんの演奏は観る者を有無を言わさず釘付けにする。
金縛りにあったように引き込まれる。
五嶋さんはその瞬間,聴衆に聴かせようとして弾いているのではなく,自身が曲の世界に入り込み,
曲と一体化し,取り憑かれた様に弾いている様子を,茫然と聴衆は見入るのみ…。
そんな感じではないか。。
10月にNHKホールで演奏されていたなんて知らなかった。
行きたかったなー。
去年いちどサントリーホールで聴いたけど,俄然また聴きたくなった。
え?なぜ?? と思われるかもしれませんが,今宵は郷ひろみのコンサート@茨城県民文化センターへ行ってきたのです。
2011年にNHKで放送された「裸の55歳」という番組を観て以来,彼の厳しい自己管理とストイックさに注目しておりました。ワタクシこんな記事も書いておりました。だからと言ってCDを買って聴いたりしてたわけじゃないんですけどね。
さてその感想ですが…
①60歳になる人間とは思えない,引き締まった体。キレのある動き。
②歌唱力も含めて,とにかく圧倒的なパフォーマンス。
③キャパ1500人くらいのホールだったので,距離感が程よかった。
④演奏,音響,照明も良くて,ライブとしての完成度が高い。
⑤生ピアノ,生ギター等のアコースティックなバラードも入って良し。歌唱力が引き立つ。
そんな感じでした。うーん,良かったです。
川久保 賜紀(かわくぼ たまき)さんの演奏会が笠間であるというので,今日は仕事が終わった後にクルマで行ってきました。
川久保さんはアメリカ生まれで,現在はベルリンに在住し,おもにヨーロッパで演奏活動を行っているバイオリニスト。2002年のチャイコフスキーコンクールで最高位(優勝なしの第2位)を獲得しています。
この日の曲では,ラベルのツィガーヌが僕のお目当てでした。席が前のほうだったので,弦の息遣いまで聞こえてくるようで,聞き応えじゅうぶんでした。現代曲のガーシュインも良かったな。
【演奏曲】
クライスラー:前奏曲とアレグロ、美しきロスマリン、中国の太鼓
サラサーテ:アンダルシアのロマンス
ドビュッシー:レント、喜びの島
ガーシュイン:3つの前奏曲
バルトーク:6つのルーマニア民族舞曲
ラヴェル:ツィガーヌ
リスト:夢の中に、ハンガリー狂詩曲第10番「前奏曲」
モンティ:チャルダッシュ
そんな訳で11#29(土)は,デビュー以来ずっと大フアンの椎名林檎ちゃんのコンサートへ行ってきました。前回行ったのは東京国際フォーラム。今回は場所はさいたまスーパーアリーナ。先行発売の抽選に当たったんです(^O^)/。
「年女の逆襲」とかいうタイトル付きでしたけど,36歳とは思えない美貌とボディライン。もちろん唄も良かったですよ。歌唱力にも脂が乗ったよう。
新曲中心ながらも少し前の曲も取り入れて…。できればもう少しアコースティックな曲も聞きたかったなあ。ストリングスの人達も弾いてたので。斎藤ネコさんもいたし…。ヒイズミマサユ機氏の攻撃的なピアノ弾きはヨカッタ~。双眼鏡で見ましたけどやはりスタンウェイでした。カッコ良かった!
そんな訳で,今宵は仕事が終わったあと「水戸芸術館」へ。ミシェール・ブバール(独逸人)のパイプオルガンリサイタルに出掛けたのでした。とは言っても,ワタクシ演奏者のことはつゆ知らず。
たまにはパイプオルガンもいいかなーと聴きに行ったという次第…。
ここのパイプオルガンは以前にも聴いてましたが,1990年の日本製で国内では最大級なんですよ。大小合わせて3000本以上のパイプを使用しているそうです。
演奏が始まると,早速一曲目から音の大きさと迫力,荘厳な響きに圧倒されました。
前半はドイツのバロック。後半はフランスの明るい曲が多く,アンコールまで約2時間を堪能して参りました。
今日明日の土日はこれ以上ない爽やかな秋晴れ。なのですが,今日は午前中に外せない用事があったので,自転車は断念。
午後からクルマで長谷川きよしさんのコンサートに行ってきました。
長谷川さんを知ったのは,椎名林檎ちゃんのコンサートで共演したのをDVDで観てから。
その超絶ギターテクと艶やかで伸びのある美声に,いっぺんで惚れ込んでしまいました。
「別れのサンバ」や「灰色の瞳」は最もよく知られた曲。
実は昨年も行く予定だったのですが,生憎仕事が入ってしまい断念。今年はずっと前から楽しみにしていました。
実際に聴いてみての感想は,まず65歳とは思えないギターテクと歌声
そして月並みですが,聴くと観るとでは大違いだということ。
つまりCDやDVDよりもはるかに素晴らしいということです。当たり前ですよね。
ちなみに長谷川さんは緑内障のために2歳で失明し,全盲に。
プロデビューしてからの音楽活動歴は45年。
また聴きに行きたい,と強く思いました。
そんな訳で先の土日は痛恨の自転車乗れずdays。
その鬱憤を晴らすべく?,今日は仕事を夕方に切り上げてサントリーホールへ行っちゃいましたo(^-^)o。
それと云うのも,今宵は五嶋みどりさんのリサイタル
彼女の演奏を聴いたのはいまから20年以上前。
NYカーネギーホールでの演奏会を映像で観て,その天才的な演奏に大ファンとなっておりました。
長らくアメリカを拠点に活動している彼女の日本での公演。もう,仕事なんかしてる場合じゃないですから。
【本日の演奏曲】
クセナキス: ディクタス(1979)
サーリアホ: カリス(聖杯)(2009)
シュニトケ: ヴァイオリン・ソナタ第3番(1994)
ハートキ: 根付 -NETSUKE-(2011)
ダヴィドフスキー: シンクロニズムス第9番~ヴァイオリンと電子音のための(1988)
アダムズ: ロード・ムーヴィーズ (1995)
今週は日替わりで火曜日から金曜日まで五島さんの演奏会があるのですが,今夜はすべて現代曲
バッハやモーツァルトのように親しみのある曲とは違い,今夜の曲は音楽の専門家でもない限り,ほとんど初めて聴くものばかりだったのではないでしょうか?
変拍子と不協和音。不安と緊張。激しさと静けさ。陰欝でありながらロマンティク。
僕は時々双眼鏡で見ていましたが,彼女自身が曲の世界と同化しているようにも見えました。。
難解な曲を高度なテクで弾いている瞬間も,実は指が自然に動いているんじゃないか?
音符を見ながら自覚的に弾いてるというよりも,五嶋さんの中のデモーニッシュなものが彼女の左指と右腕をつき動かしている。
そんなふうに見えました。
とにかく,素晴らしい演奏会でした。
何がやっぱりかと言いますと,ピアノです。
先日初めて聴いた日立シビックセンターのスタンウエィの音があまりにも良くて耳に残っていたので,先程webで調べてみたら,型番がD-274。
スタンウエイの最高モデルじゃないですか
なんと本体価格で2,026万円。そりゃあ素人にも分る筈ですよ。
いやあ,聴きに行ってヨカッタ。
8/17の前橋汀子さんの演奏会はかなり前の席だったんですけど,ピアノがSteinway(現在はSteinway & Sons) だったんです。
座ったときから嬉しくなりました。
後半の部ではその音色を聴くことができましたが,これが実に良かった。
もう,弾きはじめから明らかに音が良いんです。
あくまでも伴奏ですから,前に出ずに控えめに弾いているんですが,それでも音の鳴り…というか,膨らみや広がりが素晴らしい。
「このビアノだけで2時間くらいの演奏会を聴きたい」と強く思いました。
高級なスピーカーは小さな音でも色々な楽器の音がよーく聞こえるんですが,感覚としてはあれに似ていますね。
良く響くのだけれど,決してでしゃばらない,うるさくない上品な音。それはうっとりする程です。
席が近くだったので,ブラック塗装の鏡のような艶もよく見えました。
マホガニー塗装のモデルだと,最低でも1,000万円ですからねー。
弾き手も良かった。プログラムにお名前がありました。
松本和将さん。良かったです。
そんな訳で,今日は二部構成です。
昼の部は,日立シビックセンターで,バイオリニスト前橋汀子さんの演奏会に行ってきました。
演奏曲は,前半でバッハの無理伴奏バイオリン・パルティータ第一番ロ短調。
同じく第二番二短調よりシャコンヌ。
休憩を挟んだ後半は,日曜昼の演奏会にふさわしく,クライスラーやショパンの小品などを聴かせて,ラストはツィゴイネルワイゼン。
アンコールでは4曲も演奏してくれました(曲名不詳)。
いやー。やはりステージに現れた時からオーラがありました。
聴く者をグイグイと引き寄せるダイナミックな演奏も素晴らしく,途中で何度か弓の馬毛が切れるほど。
ホールの響きも良くて,一丁のバイオリンでも迫力十分。本当によく「鳴って」いました。
帰宅して改めてプロフィールを調べてビックリしたのは年齢。
まさかそんなお歳とは…。紫綬褒章も受賞されていたんですね!
実はここだけの話し,僕は学生時代からバイオリンが好きで,習っていたことあるんです。
久しぶりに聴いたらまた聴きたくなりました。良い演奏会があったら行きたいな