さてこの日は前日からの雨が朝まで続き,どうなることや??と心配しましたが,9時近くになったら御覧のとおりの青空。空の濁りが取れて,いっそう緑と靑が綺麗に映えます。嬉しいなーーー。僕は朝イチで「敢湖台」という展望台へ。
クルマがほとんど通らない旧道ですから,もちろん人家も人影もありません。地元の人が「あそこはクマが出るからなあ」という場所なので,内心ビクビクしながら山道を登り続けると,視界がバーンと広がりました。いやあ,この眺望は最高です。リスクを冒して登ってきた甲斐がありましたよ。
紅葉の頃はきっと素晴らしい景色が望めるでしょうね。氷と雪の世界も素敵だと思います。青森っていいところです。
ひとしきり眺望を楽しんだら,山を下りて奥入瀬渓流へ移動です。雨が降ったばかりなので,水量が多くて見ごたえ十分です。
濃い緑に透ける光も実にいいですねえー。クルマなんかよりも自転車のほうがこの場所の空気感を感じながら移動できるし,ちょっとずつ移動しては渓流を歩くこともできるのです。本当に気持ちがヨカッタ
ここ奥入瀬は川の流れと道路とがすぐそばを並行して走るのです。その距離は10㎞以上。こんな場所は他にないです。
奥入瀬渓流を後にした僕は下り基調の道路を快調に飛ばして十和田市に入りました。ここで入ったのが有名なバラ焼きのお店です。牛のバラ肉と玉ねぎをリンゴベースの甘辛なタレでジュウジュウ焼いて食べるのです。それはもう,抜群の美味しさでした。
十和田市内を軽く見学したら,次の目的地である八戸へ向かうのでした
そんなわけでこれはもう説明無用ですね。青森といえば「ねぶた」。ねぶたといえば「青森」ですから…。ただしねぶた祭りは8月上旬に終わってしまうため、今回見学したのは歴代の「名人」たちが作成したねぶたのミュージアム。
これがまた予想外に良いんですよ。そりゃあ生の祭りの迫力も大いに結構だと思いますが,歴代の名人が作ったねぶたをまじかでジックリ鑑賞できる場所も唯一無二。迫力モノです。
意外だったのはドクロや犬猫など予想外のモチーフがあったこと。これがまたしっくりくるんです。「祭り=ハレ」が非日常,この世あらざるもの,デモーニッシュな行事であることを再認識しました。
そして至近の青森港に停泊しているのは,青函連絡船で運用されていた「八甲田丸」の実物展示。こういうの,僕はたまらなく好きなのです。ごらんのとおり,水面下の高さにある機関室(すごい迫力)や,鉄道車両を運んだ荷室なども見られるのです。
鉄製の階段をコツコツと登ったり下りたり,それは楽しい時間でした。デッキに出ていちばん高いところ(4F)まで上がると,そこは360度展望可能な煙突展望台。いやあ,良い眺めでした。
これ以外にも船内には様々な展示物が盛りだくさん。いやあ,満足しました
さて私こと,遅めの夏季休暇を執行して青森へ行ってきました。ヒャッホー(*^^)v。新幹線の旅はいいな。写真の赤い車両は秋田新幹線ですが,この後ろに新青森行きの東北新幹線が連結しています。
上野から青森は3時間ちょっとで着くんですよー。距離のわりに早いです。着いたらまずは海鮮モノで腹ごしらえ。駅ナカの食堂なので味は期待できず。さっそく三内丸山遺跡へ行ってみよー.
誰もが知る日本最大の縄文遺跡なわけですが,これだけ立派なモノとは思いませんでした。竪穴式住居や高床式住居は復元ですが,現在でも発掘進行中の遺跡のボリュームがすごい!!竪穴式住居って意外と中は広いんですね。入ってみるとちょっとびっくり。
展示品は国の重文だらけです。出土品は古いものでは5000年以上前のものですが,いずれも状態がとても良いのです。 これはちょっとの時間では鑑賞しきれません。私が特に興味を持ったのは4500年前のものと思われる木柱。それから宇宙人のような顔をした土偶。
4段目の最初の写真を見てください。これ全部本物の土器ですよ。下のほうが時代が古く,造りも質素。上のほうに行くと文様が多くなってきます。そばにいた綺麗な女性の職員さんに優しく説明してもらいました。
いやー。これは書ききれませんねー。とゆーことで,この項つづきます
さて仕事を終えた僕は『豊田産業技術記念館』に行ってみました。名古屋は3度目くらいですが,ここは初めて。
名古屋駅からのTAXIで運転手さんに,「名古屋は名古屋城くらいしか観る所がないですからねー」と言われましたが,僕にとってはこういう場所も垂涎モノなのです。
トヨタ自動車の前身である豊田織機の時代からの展示物が盛りだくさん。豊田佐吉が発明した手織り機のほか,実物展示が豊富なのが魅力。織機の進化の歴史もよくわかります。
もちろん自動車の歴史もです。当時のシボレーをモデルにしたできたのが写真のスタンダードセダンAA形。ハンドメイドの良さが感じられる高級車です。今でも古びた感じがしません。
2時間くらいの見学の最後は,ロボットによるバイオリン演奏。曲はエルガーの「威風堂々」。バイオリンって僕も弾くんですけど,微妙な指の加減とかがムズカシイんです。時にビブラートも利かせて演奏するロボット君はすごいですよ!!
いやー だいぶ新潟には長居しました。かれこれ3か月…
というのは嘘です。すみません(*ノωノ)。
もちろん新潟からは帰ってきたのですが,その後がなんとも忙しくって…。
でも自転車には乗っていますよー。
茨城北部を中心に走っていますが,つい先日は那須岳を登ってきました。
やっぱり夏は山だなー。
1000mを超えると空気感が違いますよ!!!
またボチボチとUPしていきますから,よろしくお願いします ^^) _旦~~