そんなわけで昨夜は水戸市内の某ホテルでささやかな宴がありました。気の置けない仲間たちと楽しく食卓を囲み,気持もリフレッシュ。もちろん料理も美味しかったデス。この日のメニューは九州会席。
辛子蓮根と炙り明太から始まって,一文字のぐるぐる。紫芋豆腐。仲居さんが一品一品説明してくれるのですが,正直よくわからない食材も…。
玄界灘のお造り。有明産の海苔茶碗蒸し,博多地鶏の塩焼き,天草産才巻き海老等の天麩羅などなど。何といっても美味しかったのは熊本名物「馬刺し」でした。
赤身ももちろん美味でしたが,初めて食べた「タテガミ」の部位の白い脂身は,脂なんだけど脂っこくなくて,コリコリとした食感が格別でした。やっぱり良いホテルの料理はうまい!これ,シンプルな真理。接待じゃなくて自分のお金で食べたのですが,とにかく,ごちそうさまでした~~。
そんなわけで,本日は所用あってで結城市内へ行って参りました。古い町にせっかく来たので,夕方からとなりましたが,何か面白いものはないかと歩いてみると,あるある大辞典ですよ。
まずは,結城ですから何といっても紬です。「奥順」というお店の古い蔵は今でもお店として使われてます。「つむぎの館」というミュージアムやショップも見学。華美を排し,質素だけれども高級な結城紬の良さを味わうことができました。
おや??近くに銭湯らしき建物がありますよ。暖簾も下りてるし,煙突も立っている。。。もしや現役の銭湯?と行ってみると,やっぱり営業していました。この古びた看板を見てください。「草津温泉 喜与の場」。銭湯なのに,どうして草津温泉なんでしょう?
恐る恐る中へ入ってみると,「350円で入れますよ」とのこと。しかし,誰ひとりお客さんが居なかったので,腰が引けて入れませんでした。
お次は和菓子屋「富士峰」さんで,結城名物「ゆで饅頭」を買い求めます。いや~~,初めて食しましたが,これが実に美味い。自然な甘さの餡に,モチモチッとした外皮の食感が堪りません。一度に二個くらいは軽く行けちゃいます。今度行ったらまた買おう。
さて本日のメインは「手延べラーメン カーター」です。食べログで見つけた評判の店。注文を受けてから店主が麺を打ちはじめるのです。ドッスンドッスンと奥の方から聞こえてきたので覗いてみると,今まさに麺を延ばしているところでした。
ラーメンと餃子をいただきましたが,どちらも素晴らしく美味しかったです。モチモチ感のある麺は弾力があって,あっさりとした中に出汁が効いているスープとよく合います。あんまり美味しいからスープを飲み干したくなるくらいでした。
お値段も安いし,ここも是非また行きたいです。
3/19に行った「金砂郷の湯」では,食処「遊膳さくら」で,ご飯も食べてきました。そのときの写真がこれです。メニューとしては「海鮮丼」なんですけど,その内容が充実していたのにはビックリしましました。
あまり期待せずに注文したのですが,はっきり云って、海の傍にあるあまたの店より遥かに美味しかったです。ネタは…
マグロの赤身,脂の乗ったサーモン,ボリュームあるネギトロ,鮮度の良いホタテ,大振りなボタンエビ,肉厚なタコ,玉子焼きに加えて生姜もたっぷり。酢飯のシャリもかなりgood。これで1,000円ですから,かなり安いです。
注文するときに,「ご飯大盛りとかってお願いできるんですか?」とおばさんに聞いたら,「ご飯はお替わり自由ですから後でどうぞ」。僕は「うわぉ~~」,と喜んでしまいました。
まず普通盛りでバクバク食べ(ネタは半分くらい別皿に移しておく)てから,お替わりを頂きました。さすがにお替りは酢飯ではなく,普通のご飯でしたが…。
いやあ,美味しく食べてお腹もいっぱいになり,いたく満足しました。
最近常陸太田市内に手打ちのうどん店ができたと聞き,昨日行ってきました。駅から北に向かって税務署→大山外科病院を過ぎた辺りにあります。
着いてみると建物の壁に「山形製麺所」とあります。元々製麺所だった処が一般客向けのお店を開いた,と云うことなのでしょうか。店内に入ってみると,新しい装いで清潔感があります。
メニューは色々あるのですが,僕が食べたのは「冷やしうどんの生醤油がけ(大盛り)」。ナスの天ぷらとお稲荷さんも追加で頂きました。麺は程よく腰があり,幾分平麺ぽく打ってあるので,食べやすくて,且つ出汁にからみやすいです。薬味は大根おろし,ねぎ,生姜,,白の擦りゴマ,レモンです。これに専用の生醤油をかけて食べると,と~っても美味しいのです。特盛りでも良かった位。
ご主人も気の良さそうな方で,帰りしなに「美味しかったです」と云ったら,笑顔で「またお願いします」と。
ぜひまた行きたいです。ちなみに営業時間は昼のみで,麺が無くなり次第終了です。
日曜日に行ったドイツパンの店「エッセン」では,写真の通りベーグル2種類と,ライ麦30%のずっしり重いパンを買いました。
帰宅して食べてみたら・・・,ベーグルがすごくおいしかった◎◎。
というか,自分の場合ベーグルなるものを食べたのはたぶん初めて。
いやあ。小麦の香りがしっかりしてて,自然な甘みっていうんでしょうかねー。
これなら幾つでも食べられそう。ベーグルだけで満腹まで食べられそうです。
ライ麦30%の胡桃パンは,そのまま食べたせいなのか,正直言ってイマイチでした。
やっぱり,料理と一緒に食べたほうが美味しいのかな~~と思いました。
かなり前のことですが,モスクワ行きのアエロフロートの機内食で食べた黒パンを思い出しました。丸くて小さくてかなり固いのですが,料理と一緒に(特にソースをからめて)食べると,これがすごく美味しいんです。バターを塗ればなお美味しい。そういえば,このときはキャビアも出た。おいしかったなあ。白ワインも出たなあ。エコノミーでこんなに出るの?って感じでした。
話を戻して・・・,次はもっと固い黒パンを買って,パスタなんかと一緒に食べてみよう。
BS-TBSで放映されている「吉田類の酒場放浪記」は毎週楽しみに見ている番組ですが,その中でアレ?と思うことがひとつ。吉田さん,せっかく上等な刺身を食べているのに,醤油皿にワサビを溶いちゃってるんですよね~。毎回…。
ワサビは刺身の上に乗せるのがイチバン!!でもって大根のツマと一緒に醤油皿に付けて食べるのが旨いんですよ。ワサビが鼻にツーンと抜けるくらいでちょうど良い。マグロもそう。カンパチもそう。鯛もそうです。今の季節なら寒ブリなんか食したいですねー。いずれも良いワサビとたっぷりの大根は必須。
それにしてもこの番組はいい。年季の入った酒場の雰囲気が伝わってくる。自分も飲めるんだったら,行きたいよなーー,酒場に。でもって山海の美味に舌鼓を打ってみたいっす。
最近一番楽しみにして見ているテレビ番組がこれです。「酒場ライター」の吉田類がいろんな居酒屋や小料理屋を歩いて,酒や料理に舌鼓を打つという番組。週に一度,1時間の枠で放送されるのですが,過去放送分も合わせて3回分が放送されるので見応えもたっぷり。
それにしてもこの人が選ぶ酒場の雰囲気が大変によろしい。間違っても渋谷や新宿のような繁華街にある,煌煌とネオン輝く店には行かない。たとえば赤羽とか本郷とか木場とか,ちょっと外れた加減がまた結構。時には新潟,会津など地方遠征もあり。
まだ夕刻の明るい時分から吉田さんがそぞろ路地を歩き,街の人に声を掛けながらその街の雰囲気を紹介。で,程好い頃に路地裏の暖簾をくぐったような雰囲気の良い店を選んで本編開始です。
常連の多い店を選ぶので,吉田さんはカウンターに座って店主にお勧めを聞きなが酒肴を注文。周りのご常連さんにも敬意を払って、「乾杯などしていただいてよろしいでしょうか?」とご挨拶に回ります。
ここの辺りから真骨頂。出てくる肴がどれもおいしそう。季節の山菜や旬の魚などもあれば,その店オリジナルな品もあり。もーホント見ているだけで幸せな気分になります。三度のご飯食べてるだけではお目にかかれないような品がいっぱい出てくるので,「いいなー」「うまそうだなー」って,見ているだけでも幸せな気分になります。
酒もですねー,自分は飲まない…,というか正確には「飲めない」んですよね。。。ほんとうは嫌いじゃないんです。昔は結構飲んでました。居酒屋も行きました。でもすでに「自分の人生に酒は無い」って決めたので,「飲みたいなー」って思うことは(たまにはありますけど)ほとんど無いです。ちゅーか,吉田さんがおいしそうに飲んでいるのを見ているだけでもかなり満たされます。
土地土地の美味しい旬のものを食べるってのは人生の歓び。この番組,ずっと続いてほしいなー。