渓流沿いの歩道を歩いてゆくと,モミジ以外にも様々な広葉樹の紅葉を見ることができました。雑木林の赤や黄色の色合いも自然で良いです。
歩道を抜けてR461の新道に出てみたら,駐車場の順番待ちのクルマで渋滞…。僕は車列のあいだに入ってノロノロ運転。やっと渋滞を抜けたら,今度は北西からの強烈な向かい風。上り調子の道が続くので,速度はかなり落ちました。
峠にたどり着いたら温度計は6℃。ウインドブレーカーを羽織って,ダウンヒル開始です。 下りはカーブの連続です。ミラーで後から来るクルマを確認しつつ,スピードを楽しんで走りました。
この峠は,ほとんど海抜0㍍地点から花貫川を上るので達成感があります。ピークが近づくにつれ水音がだんだん小さくなり,頂では聞こえなくなる。峠の向こう側では,新たに横川が流れ出す。自分の脚だけで分水嶺を跨ぐ実感の持てる峠です。
旧里見村の折橋まで一気に下ったら,追い風を受けながらR349をスイスイと走り,山間を抜けたら里川沿いを走って帰還。天気にも恵まれ,満足度の高い一日となりました。
Dst 105.3 Av21.7
そんな訳で昨日はお約束の花貫渓谷へ行って参りました。前日は夜までかなりの勢いで雨が降っていたのですが,朝起きてみたら快晴。ヤッホー。ちょっと遅目の7:50に出発し,R6を北上して高萩市でR461に入ったら山登り開始です。まずは,海の見える「花貫ダム」に到着。
北西風が強かったので,見晴らしが効いて青い海がハッキリ見えました。ダム湖も碧かった。お次は,花貫第一発電所に水を送っている通称「めがね橋」へ。大正7年から使われている水路橋なんですよ。僕は水路まで登って水の様子を見てしまいました。
お次は「名馬里が淵」へ。付近の路上はクルマでいっぱいで,パトカーがやってきて拡声器で注意し始める始末。しかし,そこは心を静かにして,土の地面と枯葉を踏みしめ,流れる清流の音に身を任せ,晩秋の風情を体いっぱい味わってきました。山の紅葉は赤から黄色,緑と,いろんな色合いが楽しめるのが良いです。
さらに上へと進んで,川沿いの旧道へ。紅葉まつり期間中なので,ここからは押し歩きです。まあ,元々がモミジ並木道なので,散策するにはもってこいの場所なのです。だから「汐見吊り橋」の周辺は人でいっぱい。前日の土曜が雨だったので,土日二日分の人出が今日に集中したのでしょう。
僕は橋の下の渓谷へ下りて,いつものように辺りを歩いてみたり写真を撮ってみたり。いやあ,天気が良いから今日は紅葉が空に映えますねー。もう,素晴らしいです。時間は昼どきになりましたが,補給食を摂りながら,さらに山道を上がって行きました。
(この項続く)
紅葉の季節なので,久方ぶりに1日年休を取って走りに出ました。11/10に行かずに残してきた「月待の滝」です。平日なので,なるべく旧道を走って行きました。最近はよく大子へ来るよなぁ~と思いつつペダルを廻しているうちに到着。まだ10時20分です。滝の上にあるリンゴ園は,今が盛りとばかりに熟したリンゴがたわわに実っていました。
道路に面したモミジは赤く染まっていましたが,滝のほうへ下りて行くとまだ青葉が多いですよ。ここは山の陰になって陽が当たりにくいから,紅葉が進まないんですねえ。あたり一面紅く染まったモミジを期待してたんですけど。ちょっぴり惜しい。
でも自然が相手ですからこれも仕方が無いし,青葉もまた良しです。そんなわけで僕はといえば,滝の裏側へ回って,水しぶきを浴びながら写真を撮影。足元はゴツゴツした岩場なので,気を付けないとスベリます。ちゅうか,靴が浸水します。
辺りをひと通り歩いたので,今日はこんなところでいいっかぁ,と滝を後にして再び町の中心部へ向かいました。駅前の玉屋旅館(温泉風呂もあり)で特製「しゃも弁当」でも食べようかと思ったのですが,何せ時間がまだ早いので,そのまま町をスルーして走り続けました。
復路80km地点で適当に昼ご飯を食べて休憩。あとは帰るだけです。そんなわけで14時15分には帰還してしまいました。昼前に80㎞走ると楽ですね~。午後の時間を有効に使えました。
Dst 111.5 Av22.4
そんなわけで,10日の土曜日は永源寺を見たあとに袋田の滝に寄りました。クルマも人出も多かったです。観曝台まではトンネルを歩いて行くのですが,1枚目の写真の通り,最近出来た「第二観曝台(滝の上のほうが見られる)」へのエレベーターには長蛇の列。
いったいどれ位待たされるか分からないので僕はパス。第一観曝台で充分。永源寺を後にする時はだいぶ曇り始めていたのですが,袋田へ来て見るとまた青空に。いやあ,今日はツイているなあ。山の岩肌に生える樹木が,程よく黄葉&紅葉していますね。色が一様じゃないのが良いです。
いい感じで山に陽が当たってくれたので,青空とのコントラストがgood。僕はいつものように吊り橋を渡って崖下の道を歩きました。茶店などもあるのですが,今ここで大地震が来たら,悪くすると崖崩れの下敷きですね。
人混みの中はあまり居心地が良くないので,ひと廻りしたところで早々に帰って来ました。復路は追い風で楽チンモード。山の紅葉を目で楽しみ,久慈川のサケを何箇所かで止まって見ては帰って来ました。
今年は紅葉が早いです。朝の最低気温が低いからでしょう。今朝の大子町は3度まで下がりました。今日の天気予報は「晴れ」ですが,午後からにわか雨の可能性あり。こりゃなるべく早く行ったほうが良いな,と7:40に出発してほとんどノンストップで大子町まで走りました。
R118は他県ナンバーの車が多かったです。明らかに紅葉目当ての人達ですね。「永源寺」の手前まで行ってみると,案の定クルマが数珠つなぎ。こんな時,自転車は何処へでもスイスイと入って行けちゃうので本当に良いなあ。
山の斜面にあるこのお寺。自転車を適当な処へ置いて,上へ上へと歩いてゆきます。周囲は一面のもみじ,もみじ…。ふあぁ~,綺麗ですねえ。真っ赤に染まった葉っぱから,黄色→青葉までのグラデーションが実に見事。やっぱり山のモミジは透明感,というか鮮やかさが違います。
見に来ている人たちの口からは,「いや~,素晴らしい」。「しっかり目に焼き付けておこう」。「NHKは今日撮影に来なきゃ」という言葉が聞こえてきました。いやホントにそうですねえ。
紅葉って「見頃」と「休日」と「晴れ日」という三つの要素が重なる事はなかなか無いので,今日は幸運でした。昼頃からは雲が出てきて,夕方にはにわか雨が降ってきたし…。早い時間に現着できて良かった。
永源寺を後にする頃には雲が空を覆い始めましたが,せっかくなのでもう一箇所まわろうと,袋田の滝へ向かいました。のちほどUPいたします。観光地だから当然ですが人が多過ぎました。いちおう,この項つづくです。
Dst 107.8 Av22.6
今年も里川に鮭が戻って来ました。ハーフセンチュリー前日の11/3(土)。あまり脚を使わないようにと軽~く走りに行ったのですが,出てみるとこれが最高の天気。幸久橋の上から久慈川を見下ろしてみたら,なんと数百はいるであろう鮭の大群。
写真に撮ろうとしましたが,距離がありすぎてダメです。残念!気を取り直して,いつもの通り里川のさる橋の上に行ってみましたが,何故か数が少ない!どうしてだろう?そいじゃあ,ということで,川沿いに下流へ走りながら,幾つかのポイントに立ち寄ってみると,大当たりの場所がありました。
うひょー浅瀬に沢山泳いでいますよ~。水もキレイだし,広い川底が良ーく見えます。瀬音も実に心地良く,場所としては最高じゃないでしょうか。じっと眺めていると,鮭は時折体をよじらせて川底の砂利を掘っています。卵を産む場所を作るんですよね。
このポイントだけでこんなに居るんだから,里川や久慈川全体でいったいどれくらいの鮭が上がってきているんだろう?と思いながら,帰り道も何ヵ所かのポイントで鮭の様子を見ながら,所用のため昼前に帰還。一日じゅう自然の中を走り続けていたいなあ,と思うほど気持ちの良い日でした。
Dst 46.5 Av22.5
そんなわけで,今日は3年ぶりにハーフセンチュリーに出走です。実は昨日も自転車乗ったし,夕べは帰宅が遅くなったりで,いつもなら自走で会場入りする所ですが,クルマで行ってしまいました。
コースは,那珂総合運動公園をスタートして金砂郷→山方→御前山→城里という具合に山道を走る約80kmです。参加者は368名。例年よりも多かったみたいです。
受付→車検→開会式の後は,いつものように1分間隔で10名ずつスタートします。スタート前に,僕より後にスタートする「でかさん(←速い)」に,「久慈川の手前で抜いちゃってください」と話したら,本当に久慈川のすぐ手前で抜かされました。まるで測ったよう。
でも今年は(遅いですけど)自分も頑張るぞと心に決めていました。少し前にテレビで見た「激走 日本アルプス」に感化されました。あの人達から比べれば,ゴムのタイヤで80㎞走るくらい何でもないじゃないですか!
しかしそうは言っても,コースは山また山。そんなに甘くはありません。でも35㎞地点にCPがあって,そこで補給&10分の休憩を取ってからは,何だか調子が良くなってきて,自分より若いゼッケン番号の人(←スタートが早い)たちを結構抜かせるようになりました。おお~,イイ感じ。この大会でいちばんキツイ「こまねぎ峠」でも何人か抜きました。後半の長~いダウンヒルは気持ち良かったぁ。 高速の下りってイイですねー。
そんなこんなで,3時間25分でゴール。前回が3時間37分だったので,「やったー,記録更新だあ」とその時は喜んだのですが,帰宅して自分のブログを見たら,09年のコースより約4km距離が短くなっていた。でもまあ,ほぼ同じ記録だってことで良しとします。3歳年をとっても、ほぼ同タイムで走れたわけですから。
今回も,協会のスタッフやボランティアの方々には大変お世話になりました。厚く感謝いたします。ありがとうございました。
Dst 78.0 Av24.3