大子町というのは,廃校(閉校)になった学校の校舎がたくさん残っている所です。しかも木造の古い校舎が…。行政や地域の人達が保存運動をしているんです。
土曜日に走りに行った茶処=左貫地区から程近い場所にあるのが,この初原小学校。
あいにく閉まっていて中には入れませんでしたが,窓ガラス越しに中の様子も撮ってみました。木造りの机や椅子がそのまんま残っています。
創立は明治6年。廃校となったのが平成7年です。
youtubeにも大子町が公式に映像をupしていますので,ぜひこちらでご覧になってみてください。
日本の茶の栽培地としては北限にあたる大子町のお茶は,深いコク(渋み)と甘味が特徴。特に手揉み茶のまろやかな風味は素晴らしいものがあります。そんな訳で昨日の朝は早めにスタートし,いつものように久慈川沿いを走ってR118へ。ユルイ南風が背中を押してくれるので楽チン。
大子駅前を通ってR461に乗り,西へ走ります。栃木県境の少し手前で県道159に入り,山あいの田野沢地区を上がって行きます(写真4枚目)。クルマも来ないし,辺りは静か~。目に鮮やかな緑の中を走るのってホント気持ちいいです。この日いちばん充足感を覚えた瞬間でした。
ピークを超えたらダウンヒル。県道沿いの佐貫地区にでました。僕は県道205号を左に曲がり,再び上り道をあがっていきます。周辺はどっちを向いてもお茶,お茶…。山の斜面に畝をなして広がる茶畑は見た目もキレイです。家族で手摘み作業をしている人達を見かけました。近くには製茶工場もあります。僕は再び栃木県境となるトンネルの手前まで上がってUターン。
「茶の里公園」の中にある食堂でご飯を食べて,お土産に新茶を買いました。毎年買う手揉み茶はまだ出来ておらず,替わりに今年の新茶,吉成茶園の深蒸し茶を買いました。まだ飲んでいないので,飲んだらレビューします。ひゃあ,楽しみ。
買い物をしたら後は帰るだけ。道も下りなので気持ち良く…と行きたいところでしたが,南風が強くなってきて復路は大変でした。
なにせ約60km,ずーっと向かい風ですから。それに大子町に居た時は暖かかったのに,平地に下りてきたら気温がグッと下がってるし…。帰ってきて気温を見たら,大子町の最高気温23℃にたいして,水戸は18℃。山に囲まれた大子町は冷たい海風が入って来なかったんですね。
(この項続きます)
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やっぱりこうなる。1/19の記事で「アベノミクスは危険」と書いていたけど…。
今日は東証市場で一挙に1,100円安。これまでの株高は,実需の拡大に裏付けられたものというより,いわば「思惑買い」による株高だった訳だから,こういう局面がいつ来てもおかしくなかった。
まあ,明日あたりは若干値を戻すのだろうけど…。しかし基本的には,総需要が増加⇒企業の利潤増⇒株価上昇というのが健全な市場原理なのであって,何か意図的に策を練って株価をコントロールしようというのは違うだろう。
仮にそれによって株価が上昇したとしても,実体経済の拡大を伴わないものは,つまるところ「バブル」だ。
加えて長期金利の上昇。そもそも大量に国債を発行し続ければ,「はたして返してもらえるのか?」という疑心暗鬼が大きくなっていくのは当然で,国家の財政に対する信認が低下=(国債金利の上昇)するのは当たり前だのクラッカーだ。国と地方合わせて1千兆円=GDPの2倍の借金を背負っているなんてあり得ない。中央銀行が政府の発行する国債の7割を買い続けるというのも,経済学の教科書では「禁じ手」じゃないか。
「アベノミクス」なるものが何故もてはやされているのか。まったく分からん。
仕事で疲れているので今夜はこの辺で打ち切ろう。
昨日は一日じゅう出掛けていて帰宅も遅かったので,今朝は7:40までグーグーと眠ってしまいました。ご飯を食べて,挽きたてのコーヒーを飲んで(←これは毎朝),8:40にスタート。といっても今日の午後はマッタリしたいので,午前限定ライドです。辰ノ口親水公園の春バラがもう咲いているかな??と思って行ってみたのですが,まだほんの咲き始めじゃあないですか。あちゃ~。
何とか絵になりそうな花を見つけて写真を撮るですよ~。バラだけじゃなくてポピーや菖蒲とかも咲いてましたので。
美味しい蕎麦の店「しんすい庵」でざる蕎麦2枚行きたいところでしたが,開店が11時なので,まだ全然早いです。ちゅうことで,ここで折り返し決定。今日はサクッと走って上がる予定ですから…。
朝から南西の風が吹いていたので,復路は結構な向かい風。だいたい僕は走りに行くのが北方面なので,行きも帰りも向かい風ってことが多いです。その逆ってのはほとんど無いかな。特に午後からは海風が入るので東から吹いてくる。これもアゲインストですから…。
それはともかくとして,今日はショートバージョンで,また来週です。
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今日は仕事を打っ遣って自転車です。が,予報によれば午後からは急な雨または雷に注意とのこと。じゃあ,「しんすい庵」で美味しい蕎麦でも食べますか~,という腹積もりで走りに出たのですが,走っているうちにやっぱり山方面へ行きたくなって,旧水府村へとハンドルを向けてました。
久慈川→山田川沿いにある堰では,サケの幼魚が上がってくるのをパクつこうと,シラサギたちが待ち伏せしてました。そんな風景を見ながら,県道33号を北へ走って天下野→高倉。山藤がキレイに咲いてます。今日はとにかく止まらずに進もうと,持方入口。持方は「奥久慈の秘境」ともいわれる隠れ里のような12戸の集落。牛飼いやコンニャクづくりを生業とする農家が多く,山奥のために新聞は郵便で配達されるのです。
さらに進んで水府のいちばん奥の湯草地区へ。山の斜面を拓いて作られた小学校の分教場(現公民館)に着いてみると,ツツジが満開でした。ついでに云うと,菜の花もまだ綺麗に咲いてました。今年の3/30に桜前線をまたいだ時も,ここに来ています。ここまで来ると山田川の源流が近いので,川幅はせまく,水量もかなり少ないです。
目的を達成したので,雲行きがヤバくならないうちに帰りましょ。復路は下り基調なので気持ち良く走れるし,どんどん進んじゃいます。新しいホイール&タイヤも廻りが軽くて良いなあ。楽~に進みます。松平のJA直売所まで下ってきたら蕎麦屋でセットメニュー食べて,あとは帰るだけ。
交差点の赤信号で止まっているとき,後ろから来る車が濡れているので,あれ?と思って北の空を見たら鉛色の雨雲。あとは雲との競争でした。
なんとかギリギリ3桁走って家に着いたら,5分もしないうちに降ってきました。いやあ,ヨカッタヨカッタ。止まらずに走り続ければ(当たり前ですけど)時間の割に距離を稼げるもんですね。
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さて,5月はじめにホイールを新調した訳ですが,その使用感について書いてみたいと思います。
「同じMAVICのキシエリなんだから,そんな違わないんじゃ?」と思われる方もいらっしゃると思いますが,いやいやどうして。新型は進化していたのであります。
①ホイールの軽量化
リム内側の切削によって,従来品の1550gから1520gと軽くなりました。
②専用タイヤYksion Proを使用
ショップのメカ氏によればVittoriaのタイヤだそうで,1本190gとかなり軽い!サイドにかけて溝が彫ってあって,パターンの違いから前後別のタイヤを履くのです。
③従来からの平スポークは黒。リムも半分黒で,見た目にカッコイイ!
僕のはフレームも黒なので…。
さて,肝心の使用感ですが…
①漕ぎ出しが軽い
自転車屋さんでホイールを交換してもらったあと,数キロ走っただけで分かりました。リムとタイヤとで従来品より外周部がかなり軽くなったからだと思います。
②掛かりが良い。
踏んだ時のダイレクト感が高まりました。MAVICのサイトで見たら,独自のスポークの組み方で横のねじれに強くしているそうです。
③乗り心地はしっとり。
Yksion Proというタイヤのせいでしょう。ゴムがしなやかで,圧を高めに入れても路面を跳ねる感じが無く,しっとりとした乗り心地です。これは良い!。もうパナのタイヤには戻れないかも。
一緒にブレーキシューも新品にしましたので,ブレーキのタッチもかなり良くなりました。
とゆーことで,マイナーチェンジしたKsyrium Elite S。かなり気にいってます。
今日は朝のうちクルマで出掛けたために,帰宅して自転車に乗り出せたのは10時過ぎ。遅過ぎです。そいじゃあ近場を走りましょうか~,てことで笠間の鳳台院まで行ってみました。こちらのシャクナゲの見頃は,同じ笠間のツツジの1週間後と思って来てみたのですが,すでに色が褪せはじまっている花が多かったですね~。
これなら先週ツツジと一緒に観に来た方が良かったかも…,と思いましたが,しかしまあ,色の良い花を見つけて,なんとか形になりそうな写真を揃えました。
園内はすごく広いのですが,やっぱりあれですかねえ。手入れをして綺麗な花を咲かせるのも大変なんでしょうね~。
なんだか咲きが悪い木も結構あったので,そんなことを思いました。ていうか,ここの石楠花がすべて綺麗に咲いたとしたら,それこそ凄い光景になりそう…。ほんと,広いですから。。。
すり鉢状?の園内を歩いていると,気持ち良く暑かったです。お客さんは年配のご夫婦連れが多く,「どこから来たの?」と何度か聞かれたり…。
正午を過ぎたので適当な店で適当なものを食べました。午後からは急に曇って強い東風が吹き出したので,グッと気温も低下。走っていてもうすら寒くなってきたし,明日は月曜日だしで,今日は早めに上がることにしました。
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今の自転車Six‐13を購入してから6年間使ってきたKsyrium Eliteを交換しました。リムがかなり減って薄くなってきたからです。
新しいホイールは…おなじMAVICのKsyrium Elite S。Vittoria製の軽量タイヤも一緒に付いて定価94,500円でしたが,若干お安くしていただきました。使用感はいいです。後日書きたいと思います。
そんな訳で3連休&4連休のGWも今日でおしまい。今年は天気に恵まれましたね~。都合7日の休日のうち4日走ることができました。とゆーことで,今日は笠間のツツジまつりに行ってきました。午後はゆっくりしたいので,午前限定の見当で7時過ぎにスタート。
まあ距離的には近いので,補給なしで着いちゃいます。時刻は9:00を少し回ったところ。まだ人出は少ないだろうと思って上へあがってみると,早起きの人たちが結構来ています。傍で聞こえてくる会話によると,なかには朝6時に家を出てきた方もいるようです。
さて,開花の具合としては「ほぼ見頃」だと思います。山の頂付近のツツジが半分くらいしか咲いていなかったのがちょっと残念ですが,好天下でこれだけの花を鑑賞できれば充分。
どのツツジも陽光に映えて鮮やか。個人的には紫色のツツジが綺麗でしたね~。写真を撮りながら園内をぐるりと一周しました。
陽が高くなってきました。人出が多くなってくる前に退散しましょう。帰路は気温がだいぶ高くなって,アームカバーを外したいくらいでした。GWの始まった頃は自転車乗ってても肌寒かったですが,季節は進む。もはや初夏ですね~~。
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そんな訳で昨日は花貫越えをしてまいりました。朝8:00に出発していつものようにR6→R461とつないで登坂開始です。ここまで40㎞。この先20㎞以上は基本的に上り道です。
まずは日本でも数少ない「海が見えるダム」の花貫ダムへ。天気が良いので山のあいだから太平洋を望むことができました。
この辺りはまだ標高がそんなに高くないので,山の緑もかなり濃くなっています。山ツツジも鮮やかです。青モミジに囲まれた「名馬里ケ淵」へ行ってみると,水の色が綺麗です。澄んだエメラルドグリーンていうんでしょうか。こういう色は初めて見るかもしれません。
さらに進んで「汐見滝吊り橋」。あたり一面が新緑に包まれて,沢を流れる水音も心地良いです。橋の下の滝壺を見たら,こちらもエメラルドグリーン。さらに透明感があります。水に色がついてる訳じゃないのに,どうしてこんな色になるんでしょうね?
沢沿いに旧道を上がって行ったところで,いつものように自転車を入れて写真撮影。車が走る新道に出ると,さらに上りが続きます。でも周囲の景色を楽しみながら行きましょう。八重桜やヤマブキ…。そしてピンク色の山桜もまだ沢山咲いていたのにはビックリ。
ようやく峠まで来ました。ピーク手前1kmくらいの登りがキツイのです。登った後はカーブの続く長~い下り。後ろからオートバイがビュンビュンと抜いてゆくので,速度を抑え気味に降りました。途中,「横川の下滝」で休憩して写真&動画を撮影。
里美の観光リンゴ園に寄ってみたら,先週咲き始めていた林檎の花がまだ残っていました。調べたら,林檎の花って,咲いたら数日で凋んでしまうのですね。今日も綺麗な花を見つけられてヨカッタです。
帰り道はずっと向かい風でしたが,山の中が良かったので満足度の高いツーリングとなりました。
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