今日は四日目。いよいよ最終日です。今日の日程は8時に行列が中染を出発して,10時に天下野にて祭事。そのあとは山道を歩いて出発地点であった西金砂神社に戻り,境内にて様々な祭事が執り行われます。ということで僕は朝食後に自転車に跨り,西金砂神社を目指して出発!標高が高いので,久しぶりにハーハーできるのも楽しみにしながら…。
ところが近くまで来て警備にあたっている消防団の人に聞いてみたら,クルマはもちろん駄目だし,自転車も遠慮してほしいとのこと。「押して歩けば良いんじゃないですか?」とも聞いたのですが,色良い返事無く,想定外のマイクロバスでの移動という展開になりました。
そんなこんなで境内に上がってみると,既に沢山の人が集まってます。みなさん送迎用のマイクロバスで来ているわけです。
僕は一旦山頂の本殿まで上がって参拝をしてから,適当なところに陣取って見物モードにo(^-^)o。すると,間もなく山中を歩いてきた行列が到着しました。最終日ということもあり,拍手が沸き起こります。本当に四日間お疲れ様でした。
さて,お次は地区ごとに花纏いの行列が場内を練り歩きます。子供達も鳴り物を叩いて一人前に働いてます。さらには御神馬がお披露目されると,続い本殿へ続く急階段を一気に駆け上がります。これはすごい大きな拍手が沸き起こりました。
そして再び行列の繰り込み神事に続いて田楽舞です。僕は昨日観たばかりですが今日もまた観てしまいました。
今日は夕方から雨が降る予報が出ているうえに,夕方になって気温も下がってきたので,見学客の数はだいぶ少なくなっていました。陽も傾きはじめ,舞台には照明が点されて,神事を行うに相応しい雰囲気になってきました。
僕はマイクを通して伝えられる四つの舞の意味をしっかりと聞きながら,ひとつひとつの舞を噛み締めるように見入りました。僕にとってはとっても幸福な時間でした。
全行程四日のうち,三日観に行きました。木曜は仕事を途中で放棄してでしたけど(*^^)v,自分としては満足です。次はまた七年後に…。火消し行列で参加したいな(^v^)。
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今日は小祭礼三日目。今日は和田の祭場で祭り一番の賑わいを見せる一日でもあります。行列の入場,並びに神事,そして舞台での田楽舞などが行われ,かなりの人手が予想されます。交通規制もかかるし…。
しかし自転車ならどこへでも入って行けちゃうのです。祭事が行われる1時間前に現着すると祭場は既にかなりの人。この近くの集落ごとに七台の山車が出て,笛や太鼓のお囃子をにぎやかに鳴らしています。
そうこうしているうちに行列が入場してきます。様々な装束を身に纏った人達が,歩いてやってきました。高齢の方も多いです。
続いて西金砂神社の神職によって神事が行われます。五穀豊饒と天下泰平が祈られ,司会のアナウンスに従って,僕たち見物客もも低頭します。お供えものには海のものと山のものが供されます。この祭事は元々日立市の水木浜と縁のあるものなので…。
そしていよいよ本日のメイン。田楽舞が舞台で披露されます。この地に1200年続く伝統の踊りです。「四方固め」から始まり,「獅子舞」,「種子蒔き」,「一本高足」と四つの踊りが順に行われます。始めの頃は少し遠いところから観ていたのですが,お仕舞いの頃は舞台の真下にかぶりついて観てしまいました。舞台からは縁起物の籾米が撒かれ,僕は親切なおじさんに分けて貰いました。
あとで撒いて育てようかな?朝の九時半から昼の一時半まで4時間にわたり見ることができて満足しました。楽しみにしていた町田の火消し行列がやり手不足で中止になったのが残念!
七年後は志願してやらせてもらおうかな?地元以外の人間でも出来るなら喜んでお手伝いしちゃいます。
【田楽舞について】
四方固め…天から降りてきた瓊々岐尊を猿田彦(天狗の面)が出迎える
獅子舞…笑いの面を被った大国主命が鈴を鳴らしながら,粗暴な神(獅子の面)たちを鎮め,思いのままに舞うことで,武力を用いず人徳をもって国を統治する様子を表した。
種子蒔き…蓮葉笠を被り,五穀豊穣を祈るため,蓮葉踊りとも呼ばれる。
一本高足…武甕槌命が大国主命らに対して行った国土返上の交渉を成立させた際の喜びや,冬の間地下に眠っていた霊気を呼び覚まして,農作物がよくできるように新しい生命力を蘇らせる様子を表した。 (常陸太田観光物産協会HPより)
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西金砂神社の小祭礼が始まりました。この祭りは平安時代に始まって今回が第199回目。1200年の歴史を持つ,大変に古い祭祀なのです。6年に一度,未年と丑年に当たる年に,天下泰平や五穀豊穣を願って開催されています。
この小祭礼や72年に一度,東西の金砂神社で行われる大祭礼が始まった平安時代初期は,まだ近畿地方に古代国家ができてから日が浅く,確固たる権力はありませんでした。そこで古代国家は,支配地域を東北地域まで広げようとしたことから,人々に天下泰平を願わせたものとされています。また,五穀豊穣の願いは,たびたび凶作が起きていたことからつながったものと考えられています。(常陸太田市の㏋より引用)
3月26 日は祭りの初日。旧金砂郷村の西金砂神社を出発した行列が,山道を歩いて旧水府村の天下野に到着します。様々な装束を着た氏子たちが行列を作って歩く様は,近くで見るとなかなか壮観です。天下野の山道に出たところで,行列を待ち受けていた天下野の役員たちと挨拶を交わします。僕は傍に寄って口上を述べるのも聞きました。
それが終わると,下の広場で祭事が行われます。立派な神輿の周りに四本の竹の木が立ち,そこを中心に西金砂神社の宮司さんたちが祝詞を述べたり,五穀豊穣・天下泰平の祈願をします。3人の宮司さんの後ろには筝の吹き手が並び,古式ゆかしい音色を響かせます。
そこをぐるりと囲むように沢山の見学の人たち。僕はその最前線に座って,写真や動画を撮りながら 今この瞬間の様子をしっかりと目に焼き付けようとしました。今日は午後から仕事を打っ遣ってやってきたわけですが,本当に来て良かった。天下野での祭祀を見ることができて本当に良かった。
川久保 賜紀(かわくぼ たまき)さんの演奏会が笠間であるというので,今日は仕事が終わった後にクルマで行ってきました。
川久保さんはアメリカ生まれで,現在はベルリンに在住し,おもにヨーロッパで演奏活動を行っているバイオリニスト。2002年のチャイコフスキーコンクールで最高位(優勝なしの第2位)を獲得しています。
この日の曲では,ラベルのツィガーヌが僕のお目当てでした。席が前のほうだったので,弦の息遣いまで聞こえてくるようで,聞き応えじゅうぶんでした。現代曲のガーシュインも良かったな。
【演奏曲】
クライスラー:前奏曲とアレグロ、美しきロスマリン、中国の太鼓
サラサーテ:アンダルシアのロマンス
ドビュッシー:レント、喜びの島
ガーシュイン:3つの前奏曲
バルトーク:6つのルーマニア民族舞曲
ラヴェル:ツィガーヌ
リスト:夢の中に、ハンガリー狂詩曲第10番「前奏曲」
モンティ:チャルダッシュ
そんなわけで本日は午後からクルマで外出した折に,弘道館に寄ってみました。水戸藩の藩校として建てられたこの弘道館。2011年の震災でだいぶ被害を受けて昨年の梅の時期も改修工事が行われていましたので,綺麗に修復されて梅の時期を迎えるのは4年ぶりとなるわけです。
着いてみるとナンバーのクルマも多く,遠方からもお客さんがお見えのようです。黄色いジャンパーを来た案内人の方々が館内の説明をしながら見学人を誘導してくれます。僕も後ろのほうに着いてその話しを聴いてみるとこれで結構な勉強になりました。
園内の梅園のほうも今が満開。品種によっては見頃を過ぎた木もありましたが,今日もまずまず良い梅見ができました。
水戸城のあったこの周辺は,普通の民家にも梅の木が多いのが特徴です。元は武家屋敷だったんでしょうか?
弘道館の隣は旧県庁舎。三の丸です。梅が終わればもうすぐ桜の季節。三の丸のお堀の桜はライトアップされた夜がとりわけ綺麗です。日程はまだ予定の段階らしいですが,今年もぜひ行きたいなあ。
今年の観梅は,見ごろの偕楽園を外して弘道館で締めるという形となりました。こんな年もあって良し。
日曜に始まった風邪がどうにも良くなりません。昨日の月曜はごまかしながら仕事していたのですが,今日起きてみたら熱っぽいし,咳もゲホゲホ出るし。何より起きて仕事にいける感じじゃないよなー,と職場に電話を入れてから朝一番で近くの医院を受診しました。
Dr.は「まあ普通の風邪ですね~。お薬出しますから,今日は水分を多めに取って休養することですね」。
ということで,再び職場に「すいません,今日は休みます」と電話をして帰宅。テキトーに朝食を摂ってクスリを飲んだらまた寝る。
そうしたら,いくらでも眠れるんですね。昼食をはさんで夕方まで眠ってしまいました。きっと体の疲れが溜まっていたんだと思います。
さて,たっぷり休養したから,これで良くなるかな
そんなわけで今日は午後から温泉行きたいよなー,と日立市にある温泉(鉱泉)川中子温泉へ行ってきました。いちおう宿泊もできるみたいですが,たぶんほとんどは近所の人たちが入りに来る温泉なんだと思います。料金も14時以降は600円(休日でも)とお安い
建物は古く,寂れた感ありありですが,そういう風情もまた良いものです。「二百メートル地下より湧出する不老長寿の温泉」と書いてある案内板の字体もステキです。
僕が来るのは二度目なのですが,この日は日曜の夕方だというのに,お風呂場にいたのはおひと方だけ。
お湯の温度も程良くて,長く入っていても大丈夫マイフレンド。湯花も浮いています。調べてみるとナトリウム系の炭酸水素・塩化物泉とのこと。しかしお湯の色は赤茶系で,鉄分も含んでいるのでは??と思ってしまいます。
広間での休憩をはさんで二回入りましたが,実に気分がよかったです。これからも来よう。
そんなわけで昨夜は水戸市内の某ホテルでささやかな宴がありました。気の置けない仲間たちと楽しく食卓を囲み,気持もリフレッシュ。もちろん料理も美味しかったデス。この日のメニューは九州会席。
辛子蓮根と炙り明太から始まって,一文字のぐるぐる。紫芋豆腐。仲居さんが一品一品説明してくれるのですが,正直よくわからない食材も…。
玄界灘のお造り。有明産の海苔茶碗蒸し,博多地鶏の塩焼き,天草産才巻き海老等の天麩羅などなど。何といっても美味しかったのは熊本名物「馬刺し」でした。
赤身ももちろん美味でしたが,初めて食べた「タテガミ」の部位の白い脂身は,脂なんだけど脂っこくなくて,コリコリとした食感が格別でした。やっぱり良いホテルの料理はうまい!これ,シンプルな真理。接待じゃなくて自分のお金で食べたのですが,とにかく,ごちそうさまでした~~。
という訳で,昨日は久慈浜のみなと寿司で海鮮バラちらしを食べた後,偕楽園まで行ってみました。ポツポツと冷たい雨が落ちていたので,いつでも帰還できるように自宅の近場を走りましょうという算段です。
着いてみると,こういう天気のせいか人出もいま一つ。先週と比べて開花もあまり進んでいません。ここのところ寒い日が続きましたからね。僕は今日も白梅を中心に撮影です。八重冬至や月影。上段2枚目が八重冬至で4枚目が月影です。月影は花もそうですが,蕾みはいっそう緑色です。薄いピンクの藤牡丹枝垂れも良いですね。
梅大使(昔は梅娘と呼んだ)のお姉さんたちがいらしたので,写真を撮らせていただきました。この際よく御覧置きを…。
30分ばかりで偕楽園を後にしたら,すでに降りそうな空ではなくなったので,距離を稼ごうと再び日立まで走りました。なんてことは無い,ただ走っているだけです。たまにはこういいうのもアリです。
そんなわけで,今日はスタートが11:30とかなり遅かったのですが,結局95km走れました。夕方から夜になっても気持ち良く走れたのがヨカッタです。そのうちまた夜ランを再開したいな~~。
今日は昨日の雨で汚れた自転車を,心行くまでキレイに掃除してました。楽しい時間でした。
今日は昼近くまで雨でしたが,雨が止むのを待って走りに出ました。久しぶりに久慈浜のみなと寿司へ行って,好物の「海鮮バラちらし」を食べてきました。ご飯大盛りも無料になり,ネタもこのボリューム。マグロ,サーモン,イクラ,シラス,ホタテ(?),アジなどの旨みが口の中で蕩けるように融合。
小さくバラになっていますが,ネタそのものはかなり良いものを使っているのが分かります。一日五食限定なので,いつでもあるという訳ではないのがなんですが,これで1,150円とはお安い。板長さんもいつもカウンター越しに声をかけてくれる気さくな方です。
画像をクリックするとさらに拡大します。本当に美味しそうなのが分かりますよ~~。
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土曜に走ったばかりですが,今日も走るのです。そう。仕事で人や社会に貢献できたなら,自分の人生も思い切り楽しむ(^O^)/。これがワタシの考え方。とゆーことで,今日は鹿島市にある新日鐵住金鹿嶋製鐵所の個人見学会に行くのです。
団体見学は通年で行っているのですが,個人のほうは冬と夏の二期限定。僕は事前申し込みをして今日の日を楽しみにしていました(^O^)。
R6⇒R51⇒R124と繋いで製鐵所に到着。行程は①担当者による事業所の説明②原料から製鉄の過程をビデオで視聴③バスの中から構内の施設を見学④熱延(圧延)工場内を見学,と言うものでした。
高炉から出てきたばかりのオレンジ色の銑鉄(1200℃)が,ローラーの上を移動しながら形が整えられ,水で冷やされ,最終的には厚さ数ミリの薄い鉄板になる。自動車の鉄板などに使われる高級材だそうです。それがロールに巻かれて行く様子を真近で見ることができました。
高温の鉄板(長さ10m位)は,そこから結構距離があるにもかかわらず,顔が熱くて熱くて,手で顔を覆わないとダメな位(^O)=3でした。真夏は工場内の温度が50度にもなるそうですf^_^;。働いている人はすごく大変だと思います。
惜しむらくは工場内の撮影がNGだったことですが,これは致し方ない(^_^)。それを割引いても大満足の一日でしたo(^-^)o。僕はこういう「施設見学」が大好きなのです。また明日から仕事頑張ろう!
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