羽田空港周辺で忘れ去られた歴史を

羽田空港からチャリオ🚲️で15分ほど

旧整備場から運河を挟んだ対岸に東京都森ケ崎水再生センターと その敷地を利用した森ケ崎公園がある

広い敷地にはサッカー場やテニスコート、

大人も楽しめそうな遊具が配置されてる

その奥には見晴らしの良い展望台が

午後３時を過ぎると、都内上空を通過してアプローチする南風運用の着陸方式にかわる🛬

この時間になると

飛行機の写真を撮る皆さんが集まりやす。

目の前の運河に沿って森ケ崎海岸公園が整備されて

首都高1号線とモノレールが並走するのが見える

平和島方面から羽田空港への

隠れたウォーキングコースになってやす。

労災病院の横を抜けると

お寺がある

御低頭して。

明治の時代、この地に森ケ崎鉱泉と呼ぶ温泉地があったんだ。

東京近郊の保養地として開発が進み、旅館や飲食店が建ち並び一大温泉地になり

某旅館の宿帳には

芥川龍之介や著名な文士の名が連なって

関東大震災後は

遊郭や連れ込み旅館が並び

隠れた歓楽街になり

戦争の足音が聞こえてくると

軍需施設の寮として接収され

静かに幕を下ろした。

その碑がココに。

その先の辻を曲がったところにあるこのお寺

御低頭して。

日本で初めて発生した民間航空機同士による空中衝突事故の慰霊碑がある。

昭和13年

羽田飛行場から飛びたった訓練飛行機同士が上空で衝突、

森ケ崎鉱泉の芸者置き屋と町工場に墜落。

乗員を助け出そうと大勢の人が救出に集まったところに

大量の燃料に引火し

数十人の犠牲者が出てしまった。

その霊を慰めるため建立された

慰霊碑がある。

絶対は無いんだ。

対岸に見える

海猿の特救基地

御安全に🍀