箱根で朝メシ食べた後 ハンバーガーどうでしょう

箱根旅翌日は

誰も居ない大浴場を独り占め

冬の景色を眺めながらサウナで隠れた水分を絞り出す。

朝メシはホテル自慢の和定食で

鰆の西京漬けに優しいお味の出汁巻き卵

野菜の炊いたんに6種の小鉢

白味噌のおみおつけ

オリーブ(女房殿)はホテル自慢のフレンチトースト。

一切れ食べたけんど、これだけ別注文出来ないのかなぁ

その後 おいら一人 クルマで仙石原にある

「CAFE DINING LUDELA」へ

店内に入ると薪火暖炉が迎えてくれる

炎の揺らぎを見ているだけで

こころがホッコリする。

そして待つこと20分くらいで

テーブルに運ばれてきた一皿に写真を撮っても？に どうぞっ！でカシャッ

毎度お馴染み手づかみで

足柄和牛をハンドチョップし厚めに整え

ウェルダン気味に焼いたパティは

赤身の匂いと純良な甘い脂が滴り

モッツァレラとチェダーチーズがその旨味を蓄え

特大マッシュルームフライから溢れ出る出汁と反応し隠れた肉の旨味を誘う

パティの下に敷いた白ワインベースのマッシュルームソースがジャブのように脇から攻め

その全てをカリフワッな特注バンズが包み込む

帰り際 お客様がいらっしゃらなかったので

少し話しができやした。

朝9時のオープンと同時にハンバーガーを食べに来るお客様は居ないらしい。

高さのある期間限定のゴールデンオカッパバーガーを崩すことなく綺麗に召し上がる人

初めて見たと。

その後ホテルに戻り

露天風呂に一直線

やはり誰も居ない

冷たい風を頭に受け少し熱めな湯船にジッと浸かる

片手で湯をすくい首スジにかけると

湯ノ花の波紋が咲く。

館内着で浴場の隣りにあるレストルーム

地下からくみあげた天然水の入る水盆へ滴り落ちる水を紙コップで受け止め飲めば

ほのかな甘味を感じる。

湯上り 家族でホテル庭園の先の小道を進む

敷地内に佇むコテージを見てオリーブと顔を見合わせる。

娘が生まれるずっと前

シーズンオフの箱根プリンスホテルのコテージに毎年宿泊してたんだ。

周りのコテージには誰も宿泊していないから

二人の時間を大事に過ごして。

その先を進むと落ち葉が堆積した小川がある

今回の一番の目的地。

去年 星の王子さまミュージアムで開催された撮影会に参加した娘が宿泊した宿が このホテルで

撮影会が終了しミュージアムとホテルを結ぶ秘密の小道を通って帰ってきたら

近道しようと娘が一歩ニ歩踏み入れると

落ち葉の下は沼地になっていて

底無し沼みたいになって、もがけばもがくほど太ももまで沈み誰も居ない場所で死を覚悟した因縁の場所になっちまった。

しかし生命力が強い娘、サバイバルのセオリー通り落ち着いて 持っていた撮影機材を駆使して生還。

下半身泥だらけでホテルに戻ると、

コンシェルジュの女性が着替え用のお部屋を用意してくれ

とても親切に対応してくれたと娘が喜んだ顔で話してくれたので

そのお礼もかねての旅

その節は

ps今朝の羽田空港

快晴

本日も御安全に🍀