ものの見方検定

「最悪」は0.1秒で「最高」にできる！

私は基本的に物事を前向きにとらえる志向だが
この本は超越している。

逆転の発想といえば、それまでかもしれない。
が、その境地は・・失敗して、落ち込んで、挫折して、
それでも前を見て生きてきたものにしか表せないものなのだろう。

紹介されている21の物語。
ひとつひとつが珠玉のドラマだ。

人生は思い通りにならないからこそ「面白い」～福島正伸

・お金がないなかで、どうすればできるのか考えるのが面白い
・人がいないなかで、どうやってまわしていくのか考えるのが面白い
・不況にもかかわらず、どうすれば人を呼べるのか考えるのが面白い

なぜ、福島氏がそう思えるようになったのか！？
そのエピソードも面白い。

「おもしろき こともなき世を おもしろく」
有名な高杉晋作の言葉を借りるまでもなく
人生とは心の持ちようで変わるものなのだろう。

夏休みおすすめの一冊！

	ものの見方検定――「最悪」は0.1秒で「最高」にできる!
	クリエーター情報なし
	祥伝社